アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

日立で外装が金属製の古い100Vの電動ドリルがあります。
ケーブルが朽ちたので使わなくなった電気ドラムのケーブルに裸圧着端子を付けて交換しました。
そして、ケーブルを取り付けてにテスターで抵抗を測った所全て抵抗値は無限大でした。

しかし、コンセントに指した状態でコンセントの片方と本体の電圧を測定すると94.0V、もう一方は1.1Vでした。ちなみに、コンセントの電圧は102.7Vでした。

ただ、電圧が他の機器でも出るかと考え、電子レンジやトースターなどでも試すと20Vとか微妙な電圧が検出されました。これを考えると、漏電とも呼べない気がして気になっています。

なぜ、電圧が検出されたのでしょうか?(コンデンサーみたいになった?)
また、ドリルを動かしてみたところ問題なく動きましたがこのドリルは漏電していますか?それとも使うことができますか?

コンセント側ではないので電工資格は不要と思いますが、一応ペーパーですが二種電工は持っています。

A 回答 (8件)

抵抗を測定するためには....所定の直流電源を用意し、そこから抵抗に電流を流して幾らの電流が流れるかを測って抵抗値を割り出します。



テスターでは内臓電池を直流電源としており、内臓電池はたいていは1.5Vの乾電池(1つか2つ)か、モノによっては9Vの積層乾電池を使っています。

ですが、10MΩのような高抵抗では1.5Vや3V程度の電圧では極めて僅かな電流しか流れず、それでは電流値(言い換えれば抵抗値)がテスターではほとんど測れません。

それでは困るので、10MΩとか100MΩとかそれ以上の高い絶縁抵抗値を測ろうとすると、内臓する直流電源の電圧を思いっ切り上げないといけないわけ。

メガーではたとえば500Vのような高い電圧を出して測れるようになっています。もし500Vだと1.5Vの約300倍もの高い抵抗値までが測れることになります。

ただし、これだけの高い電圧をかけると、相手の回路や機器を絶縁破壊させる可能性も出てきますから、何に対しても500Vで測ればよいことにはなりません。

私が持っているテスターも抵抗測定では×10kまでの測定レンジがあります。いちおう抵抗目盛りは2kまではありますので20MΩまでは分かるはずですが、こんなところで測った測定値は超いい加減ですから、単なる参考にしかなりません。

メガーがない場合に高い絶縁抵抗を測定しようと思えば、DC500Vくらいの高い直流電源電圧を用意しないといけません。
そちらのほうが大変です。また下手をすると500Vで感電しますから、よほどの(安全)知識と経験と技術がないとやるべきではありません(極めて危険です)。

絶縁抵抗に懸念があると、電動ドリル本体を接地(アース)して使うべきです。ですがそんな厄介なことをしたくなければ、(決してお勧めはしませんが)両手にビニール手袋を被せて電動ドリルを扱うことですね(足には絶縁性のよいゴム靴を履きます)。

電動ドリル本体を(確実に)接地(アース)して使えばビニール手袋はいりません。でも絶縁抵抗に問題があって漏えい電流が多く流れれば、漏電ブレーカが作動します。
    • good
    • 0

質問を基に略図を書きましたので添付します。

参考にして下さい。
次の順序で図を見て下さい。
1)電源の赤線をみます。
2)この赤線から垂直に下がるとブレーカーがあり更にコンセントが
 あります。
3)コンセントにはドリルのプラグが挿入されています。
 (図が複雑になるので矢印で示しています。)
4)プラグからドリル内部のモーターに接続されています。
5)モーターは鉄心に巻線が多数回巻いてあります。
6)鉄心と巻線の間には極く容量が少ないコンデンサー容量があります。
 「対地静電容量」と称します。
7)テスター棒はドリルの鉄製のフレームに接触させています。
8)反対側のテスター棒はコンセントの中性線側(*)の電極に挿し込んで
 あります。
9)この経路を考えますとテスター(電圧計)は対地静電容量を経由して
 電源電圧を測定していることになります。

10)対地静電容量は極容量が少ないのですが。デジタルテスターの内部
 抵抗が非常に高い抵抗値となるため、わずかな洩れ電流でも高い電圧
 を示すことになります。
11)ドリルを絶縁抵抗計で測定して高い絶縁抵抗値を示していれば、
 異常なく使用可能と考えて良いでしょう。
注)
・電源側には漏電遮断器は設置してあることを確認しておく必要があり
 ます。

(*)電力会社の変圧器の中性線に接続されていています。更にこの中性線
 は安全のために接地されています。
「ドリルについて漏電していますか?調べるに」の回答画像7
    • good
    • 0

>アルミシャーシに導線を巻いてアース棒にくくりつけて、ゴム手袋…



何でそんなむつかしいことを考えるの?

そうか。
電気工事試験に、漏電ブレーカーの仕組みや特性など出ないから無理ないね。

まあとにかく、本当にそのドリルが漏電していたら、畳の上であろうが机の上であろうが、漏電ブレーカーは落ちます。

>たしか大きな電圧をかけるため基本的に電気機器は取り外して、VVFの完成検査に使うもの…

通常の使用状態における電路の絶縁抵抗を測るのであって、機器を取り外して測ったのでは意味ありません。

昭和中期までは低圧電路であっも 500V メガを主に使っていましたが、近年の電子機器は過電圧に弱いことからメガは 250V が主流に、ときには 125V まで落とせるメガもあります。

メガ測定のために機器を取り外すようなことはしないのです。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ややこしいことを考えているのは、感電防止と、畳の上ではそもそも漏電ブレーカー動作に必要な十分な電流が流れないのではないかと思ったのです。そのため、動作試験をするなら、感電防止にゴム手袋、その上でアースを作って試験する必要があるかと思ったわけです。

メガーについてはテスト勉強ではそう覚えた気がしたのですが、最近はそうなのですか。変わってきているのですね。

お礼日時:2023/03/20 14:22

回路内に高電圧に対しての抑制回路があるので、そこの漏れ電流に反応したのだと思います。

    • good
    • 0

絶縁抵抗が良好であれば、誘導を受けたときの電圧はフラフラと不安定になり、94Vあたりで安定したりはしません。



もし94Vあたりで固定的な電圧になっていると、(電動ドリルが電気的に浮いているのではなく、電気回路が構成されていると見られるので)絶縁抵抗が不十分である可能性が高くなります。

二種電工の資格を持っていれば分かっていると思いますが、テスターでは十分な絶縁抵抗は測れません(10MΩ以上あることが確認できますか?)。メガーで測定してください。

絶縁抵抗が不十分な疑いがあるときは、先に説明したように、使用時には電動ドリル本体を接地(アース)しておくことです。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

テスターでは一応20Mオームまでは測れるようですが、VVF回路の絶縁を調べるときにはメガーが必要だと習った記憶があります。ただ、なぜ高電圧が必要だったかまでは詳しく理解できていません。

メガーがない場合にはどのようにテストすればいいでしょうか?

漏電ブレーカーのある状態でビニール手袋を使い、本体に一時的にアースを付けて動作。これでブレーカーが動作しなければアース無しで使っても良いものでしょうか?

また、ドリル本体へのアースですが、こちらは祖父が使っているものなのですが50年アースなしで使っていたためアースの接続を嫌がります。また、コンセントにもアースが無く利用箇所全てで工事が必要なのも実用上問題になりそうです。

お礼日時:2023/03/20 14:40

絶縁抵抗を測るには、テスターでは無理です。

意味ありません。
絶縁抵抗は絶縁抵抗計、通称・メガで測ります。
メガで測って 0.1MΩ 以上あれば良いのです。

とはいえ、本職の電気工事人ではないのなら、メガなど買うのはもったいないです。

少々荒っぽいですが、そのままコンセントに挿して回してみたとき、漏電ブレーカーが落ちなったらそれで良いのです。

古いドリルでアルミシャーシーなら、万が一漏電していたら感電してしまいますから、ゴム手袋をはめてやってみることです。

>また、ドリルを動かしてみたところ問題なく動きました…

あ~、なんだ。
それならそれで良しとすれば良いのです。

というかその前に、家に漏電ブレーカーは付いていますよね。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

回答いただきありがとうございます。
メガは持っていませんが、たしか大きな電圧をかけるため基本的に電気機器は取り外して、VVFの完成検査に使うものだった気がします。

家には漏電ブレーカーも付いていますが畳の上で試したので仮に漏電していても落ちないかと・・・。

アルミシャーシに導線を巻いてアース棒にくくりつけて、ゴム手袋を付けて実験ですかね・・・
正直、あまり使ってほしくはないのですが、祖父に頼まれてどうしても直して欲しいと・・・圧着ペンチ無し手よりでやっていたので流石にと思って手伝った感じです。
ただ、修理していて思ったのですが周りがアルミシャーシだとうっかり断線したら100Vがシャーシに触れるわけですが、業務用機器ってこんなに危険な構造なのかと驚いています。

お礼日時:2023/03/19 21:21

文字列だけでは質問内容が理解しづらいので、説明図を添えてください。

    • good
    • 0
この回答へのお礼

わかりにくい説明ですみません。マウスで絵を描くのが苦手なもので・・・

お礼日時:2023/03/19 21:27

文章でゴチャゴチャ書かれると感覚的に分かりにくい…。

図示してくれたら一目瞭然なのに。

電動ドリルを100V電源(ホット側でもコールド側でも)と電動ドリル本体との絶縁抵抗をテスターで測定し、無限大(少なくとも10MΩ以上)であれば問題ありません。

電動ドリルを100V電源につなぎ、100V電源(ホット側でもコールド側でも)と電動ドリル本体との間の電圧を測ると、(電動ドリル本体は100V電源と絶縁状態になっているため、電動ドリル本体は電気的に浮いている状態になり)周りからの誘導を受けてフワフワとした不定の電圧を拾います(なので、この測定は意味をなしません)。

電子レンジやトースターでも、それが良好な絶縁状態になっていれば、同様の結果となります。
気になるのであれば、使用時に電動ドリル本体を接地(アース)すれば宜しい。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

回答いただきありがとうございます。

わかりにくい説明ですみません。マウスで絵を描くのが苦手なもので・・・

工学的な話ですがなぜ94Vになったのか分かりますでしょうか?
不定というよりもこの値で結構固定となり気になっています。

なお、このドリルは大昔に祖父が職人さんから貰ったらしく、アースがあったっぽいのですが、その線が切断されているようなのです。ケーブルも長いものに付け替えられていたそうです。周りが金属のドリルをそもそもアース無しで使って良いのかという気もしています・・・

ただ、家のコンセントは全て漏電ブレーカーがついているため仮に感電してもブレーカーが落ちてくれるのではないかと想像しています。

お礼日時:2023/03/19 21:27

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!