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【専門的な電気抵抗測定】専門的な電気抵抗測定の仕組みに疑問があります。

接地抵抗測定は絶縁抵抗値の測定時に電圧端子が測定機器側に近く、遠い方に電流端子を置きますが、接点抵抗測定は接点の中心に電流端子を置いて、外側に電圧端子を置きます。

なぜ接地抵抗と接地抵抗測定時に電圧端子と電流端子は真逆の配置になるのですか?

A 回答 (1件)

電気抵抗測定における電圧端子と電流端子の配置は、測定の対象や目的によって異なります。

接地抵抗測定と接点抵抗測定において電圧端子と電流端子が逆の配置になる理由は、それぞれの測定方法が異なる物理的な現象を測定するためです。

接地抵抗測定:
接地抵抗測定は、電気設備や地中の物体の絶縁状態を評価するために行われます。電流端子を接地(地面)に置き、電圧端子を測定対象に接続します。これにより、電流が地中を通り、地中から電流が戻ってくる経路を評価し、接地抵抗を測定します。この配置は、電流が地中を経由して流れることを模倣しています。

接点抵抗測定:
接点抵抗測定は、接点やコネクタの抵抗を評価するために行われます。接点抵抗は、通電中の接点やコネクタにおける微小な抵抗を測定することで、信号の品質や回路の性能を評価します。ここで電流端子を接点の中心に配置するのは、接点内部の抵抗を測定するためです。一方、電圧端子を外側に置くことで、接点の外部の電圧を測定します。

電気抵抗測定において、電流と電圧の方向や経路は測定対象や目的に応じて選択されます。測定の設計や配置は、測定対象の性質や測定の精度を考慮して行われます。これにより、適切な測定結果を得ることが可能となります。
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みんなありがとうございます

お礼日時:2023/08/16 23:33

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