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ガスクロ測定の際、気化しない成分があるとカラムが駄目になりますか?キャピラリーGCだと、カラム内には入らないですか?

A 回答 (2件)

>気化しない成分があると…


通常キャピラリカラムの手前に「スプリッタ」があり、その上部に気化室(気化部)が存在しますのでそこで「落ちます」。
スプリッタや導入部分はよく洗いましょう。アセトン、超音波洗浄、硝酸、熱濃硫酸などの組み合わせで洗うのが普通です。
しかし、問題なのは「少しだけ蒸気圧のあるもの」や「飛沫」で、キャピラリカラムの入口付近に溜まります。
分解能が下がりますし、場合によっては「詰まります」。
仕方がないので、キャピラリカラムの入口付近5cm程度を定期的に切り落として使用します。
切り落としが1mに達したら、新品と交換します。
特に問題なのはワイドボアのスプリットレス分析の場合で、この場合は気化器洗浄とともに切り詰めを頻繁にする必要が起きます。
スプリットレスの場合は通常「定量性」を追求する場合が多いので、希釈しない反応液を入れたりしますから、メンテナンスには十分注意が必要です。
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No1さんの回答の通りですが、常に気化しない成分がある場合は、イン


 ジェクション温度の検討を行ってみて下さい(高温側にシフト)。
 それでも駄目な場合はスプリット比の検討や前処理で気化しない成分を
 除く方法を検討するしかありません。
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