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先日ギブソンのES-335(現行DOT仕様)を購入したのですが、ピックアップを外してみたところボディの切り込みが歪んでいたり、中が笹くれだらけだったり、他にも全体的に見えないところで造りが雑な印象を受けました。普段は見えないところだし音に影響があるわけではないのでそこまで気には止めていませんが、この辺の作り込みにも当たり外れがあるんでしょうか?それともギブソンカスタムとはいえアメリカ製(アメリカ人気質?)だからということでしょうか?
ちなみに、上記ギターは2007年製のメンフィス生産で並行品です。(並行品というのも関係ありますか?)

A 回答 (3件)

はじめまして。


DOTの335を約15年前に新品で購入(同じく平行品、というか海外在住時に買ったもの)し、現在も愛用している者です。

現物を見ていませんし、「ボディの切り込みが歪んでいる」の状態がよくわからないのですが、ピックアップキャビティの内側の仕上げがささくれだっていたり、塗装の処理が荒っぽかったりするのは「そんなもの」だと思います。
ギブソンにしろ、フェンダーにしろ、現時点では量産のメーカーですので、直接目に見えず、音や演奏性に影響しないところはそれなりに割り切っていると思います(まだ生産数の少なかった初期のオールドや、現行品でもトップグレードの商品は違うかもしれませんが)。アメリカ人気質というのも確かにあると思います。
正直、細かい部分の仕上げにこだわるなら、日本のそれなりのメーカーや工房の物のほうが良かったりもします。一般論ですが、日本のユーザーは細かいところにこだわると言われます。塗装のムラ等とかちょっとしたことでクレームになるので、2006年までギブソンの輸入代理をしていた山野楽器ではそういった細かいところをチェックして選別していたと言う話も聞いたことがあります。(そういうところから、並行輸入品はどうのこうの、という議論が出てくるのでしょうね。)

では、あなたの購入された、ES-335の「良し悪し」はどうかというと、それはあなた自身が決めることだと思います。ピックアップキャビティの仕上げは気にしないでいいと思います。「歪んでいる」については、もしピックアップの取付け自体が歪んでいるような状態だったら問題ですが、そうでなければ気にしなくていい。楽器全体として見てどうでしょうか?欲しい音が出て、弾きやすいのだったらそれでいいと思います。あとは、あなた自身がその楽器とどう付き合うかです。

私事で恐縮ですが僕の335は当時今程知識もなく、楽器屋さんで試奏して気に入ったものですが、その後15年メインで弾き続けて、とてもラウドに鳴る楽器になりました。その間、もっと高価なものも含めて何本もギターを買いましたが、「トータルな楽器」として見たときに、この335に勝るものはありません(あくまで僕にとって)。楽器は「弾いてなんぼ」ですから、自分で気に入って弾き込んで育てた楽器というのは、何物にも代え難い価値がありますよ。
余談ですが、ご参考になれば。
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この回答へのお礼

詳しいご回答ありがとうございます。
ギブソンカスタムということで細部まで丁寧に作られていると勝手に思い込んでいましたが、結局は量産とういうことですね。音は大変気に入っていますので回答者さんのように末長く愛用していきたいと思います。

お礼日時:2008/08/16 09:09

山野に友人が居るのですが、


「Gibsonのアコギや箱物ギターはローを出す為にわざと雑に作ってある」

という話を聞いた事があります。
近年になってGibson Japanの知人にその話をしたところ、「そうみたいだよ。」という話があったので(ただ、私はビルダーじゃなので詳しくは分からないが、という前置き付きの話でしたが)
元々そんなものなんだと思います。

既出ですが、日本人はどうでも良い所に気が行き過ぎだというのは私も思います。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
わざととは意外でした。確証はないみたいですが、自分の中でそう納得させてもらいます。

お礼日時:2008/08/20 22:44

ども。



ギブソンのギターって、やっぱり購入するときには
 正直、大切な趣味とは言え物凄い大金を使うワケですから
 見えないところの処理も正直気になると思います。

さて。

私も質問者さんと同じような悩み(というか憂い?)を
 感じたことはあります。

某ギターリストのシグネチャーモデル(カスタムショップ製)
 を購入したのですが、ボディ裏のピックアップセレクトS/W
 の挿入部分のフタをとめるネジ孔(木部)がすこしに割れていました。

まぁ、フタはキッチリとまっているし、見えないところなので
 問題なしなのですが、発見した時のショックは大きかったですw


この話を楽器店に勤めるの友人にしたのですが、
 ギブソンのギターの作り自体は「日本人ビルダーの他社製品」
 なんかと比べると、細部の仕上げは繊細ではないみたいです。
 
ただ、楽器として必要部分の作りこみや検品はしっかりしている
 みたいなので、「楽器としての問題」は余程発生しないとのこと。

 私の楽器も、ライブで使い込んでいますがまったく問題ないです。

逆に、ヤマハやPRSなんかは物凄く仕上げが綺麗みたいですし
 アコースティックギターではギブソンより断然マーティンの
 方が仕上げが良いみたいですね。

ここは「量産だから」とか「アメリカ製だから」とかいう問題では
 なく、ギブソンの品質基準なのかもしれません。
 
そういう意味では、品質基準内での「アタリ」「ハズレ」っていうのは
 あるのかもしれませんね。


最後ですが、
 ザグリ加工部分(ピックアップ挿入部分)の中がササクレている
 のは大した問題にはならないと思いますが、
 ボディの切り込みの歪みってどんな感じなんでしょうかね?
 正直、文章では状態がよくわからいのですが、
 「歪み」って聞くとちょっと怖いものがあります。

私の経験も含め、参考までに。  
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
ギブソンのギターは「そういうもの」として割り切るしかなさそうですね。切り込み部の歪みというのもほんとに大したものではなく、楽器としての問題は確かにありませんし。

お礼日時:2008/08/20 22:35

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