この人頭いいなと思ったエピソード

「友子は一時に家を出ると言っていたのだから、もう待ち合わせの喫茶店についてもよいはずだ。」
という文で、「言っていたのだから」の、「の」が何なのかわかりません。
この箇所を品詞分解したらどうなるか教えてください。

A 回答 (4件)

「だ」は断定の助動詞で、主に体言(名詞)の後につきます。



しかし、質問の例文の場合、「言っていた」という動詞や助動詞などの後に「だ」を付けるために、間に「の」を入れて「言っていたのだ」とします。

この「の」は体言と同じ役割を果たす助詞です。文法的に言うと「準体言を表す格助詞」です。

ちなみにこの文を品詞分解すると、

友子・・名詞
は・・助詞
一時・・名詞
に・・助詞
家・・名詞
を・・助詞
出る・・動詞
と・・助詞
言っ・・動詞(「言う」の連用形)
て・・助詞(補助の関係を表す接続助詞)
い・・動詞(「いる」の連用形)
た・・助動詞(過去を表す助動詞「た」の連体形)
の・・助詞(準体言を表す格助詞)
だ・・助動詞(断定を表す助動詞「だ」の終止形)
から・・助詞(順接を表す接続助詞)
もう・・副詞
待ち合わせ・・名詞(複合語は分けずに一つの単語と数えます。)
の・・助詞
喫茶店・・名詞
に・・助詞
つい・・動詞
ても・・助詞
よい・・形容詞
はず・・名詞
だ・・助動詞
    • good
    • 1
この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
とても丁寧でわかりやすかったです。

お礼日時:2008/09/14 20:51

この「の」は助詞です。


「言っていたのだから」を「言っていたの」「だから」に
分けます。そうすると、「言っていたの」の「の」は
これは「私のだ」の「私の」と同じ「の」だと分かります。
つまり、「~のもの、~のこと」を意味する節を形成します。
問題の例文に戻ると、
「言っていたのだから」は、「言っていたことなのだから」
と同じに言い換えられます。つまり言動の所属・動機・理由
を説明する「の」といわれる助詞です。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
いろんな解釈があり勉強になります。

お礼日時:2008/09/14 20:52

助詞です。


これは「静かなのだから風は無い」と同じつながりで、
用言の連体形に接合し「~である物あるいは状況」を示す
準体助詞です。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

お礼日時:2008/09/14 20:57

言っ(動詞・連用形)て(助詞)い(動詞・連用形)た(助動詞・連体形)の(助詞)だ(助動詞・終止形)から(助詞)



こんな風じゃないかと思います。
その「の」ですが、私の持っている辞書によると
------------------------------
〈格助詞〉[用言の連体形に付き、「だ」「です」などを伴って]
断定、説明の気持ちをあらわす
------------------------------
と、これじゃないかと考えたのですが、ただ・・・その前の「た」は助動詞で、用言には入りませんよね・・・。
でも、これでよいような気がするのですが・・・。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
早い回答で助かりました。

お礼日時:2008/09/14 20:50

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!

このQ&Aを見た人はこんなQ&Aも見ています


おすすめ情報