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「なぜそうなりますか?」と「なぜそうなるのですか?」の違いは何ですか?
「の」の使い分けはどうしても理解できないです(できないのです!?)。
「あの案は実現できると思いますか?」と「・・・と思うのですか?」のどっちが正しいですか(正しいのですか!?)?
「作りましたか?」と「作ったのですか?」の違いは何ですか?
「難しいですね」と「難しいのですね」の違いは何ですか?

いつ語尾に「の」を付けないといけないですか?(のですか!?)。

質問者からの補足コメント

  • んー、まだよく分からないです。
    じゃ、「難しいです」と「難しいのです」は意味として同じですが、ニュアンスだけが違う?そのニュアンスって具体的に何ですか?
    「なぜ東京に行きたいですか?」と「なぜ東京に行きたいのですか」は質問として同じですが、具体的に何を知りたいのかというニュアンスが違う?
    混乱しました。。
    いつ「なぜ東京に行きたいですか?」と言った方が正しいですか?
    いつ「なぜ東京に行きたいのですか」と言った方が正しいですか?
    もっと分かりやすい説明をお願いします。。

    No.6の回答に寄せられた補足コメントです。 補足日時:2019/02/14 20:56

A 回答 (9件)

改めて質問を読むと、


>「なぜそうなりますか?」と「なぜそうなるのですか?」
「そうなりますか」 「なる」には、「ます」は直接付くことができるのは、当然です。「なるのますか」となることは絶対にありません。同じように、「なるですか」も絶対にありません。
 「ます」と「です」とを混同しています。
問題は「なるですか」ではなく、「なるのですか」のように、「です」につながるためには「の」を入れなければ、つながらないということです。
「東京に行きたいです」
「東京に行きたいのです」
のどちらも言えると言うことは、「たい」という形容詞型の活用をする助動詞は、「です」「のです」のどちらにもつながるということで、「美しいです」「美しいのです」となるのも同様です。
動詞+です(だ)  ×   形容詞+です(だ)〇
動詞+のです(だ) 〇   形容詞+のです(だ)〇
(形容動詞には本来の形に「きれいだ」「きれいです」のように「だ」や「です」が含まれているから問題になりません。)
 「動詞」だけが、「の」を入れないとつながらないという特徴がある<の>です。
「あるです:あるだ」×「なるです:なるだ」×
このように、「だ」「です」の接続の問題なのです。これだけ分かっておけばいいのです。
(「いいです」もokです)
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#6です。




たしかに、わかりづらい説明でしたね。
申しわけない。
もうひとつお詫びしなければなりません。

3.事態・事柄を強調的に説明する意図。

という用法については、「のでした」という形で使うとお考え下さい。

(例)彼はどうしても東京に行きたかったのでした。

それ以外の形は、
1.理由や根拠を強調的に尋ねる意図。
という用法と同じと考えていただくほうが良いと思います。
ややこしくして申し訳ないです。


以下、具体的な文脈の中で考えると分かりやすくなるかもしれません。
(ア)
客:このリンゴ100円は高いですね。80円にまけてもらえませんか?
店主:.先日の台風で仕入れ値が高騰してしまって。

a.80円にまけるのは難しいです。⇒「80円にまけるのは難しい」という単純な否定。

b.80円にまけるのは難しいのです。⇒80円にまけるのが難しい理由は、仕入れ値が高騰してしまったからです。
と理由を強調したいニュアンス。

(イ)
「なぜ東京に行きたいですか?」
⇒単純疑問文。

「なぜ東京に行きたいのですか?」
この文は2通りの解釈があります。

1.理由や根拠を強調的に尋ねる意図。

「理由を知りたいという意図」を強調的に表わしている。

2.要求・詰問の意図。

社長:大阪に転勤してください。
社員:大阪は嫌です。東京に行きたいです。
社長:それは無理。もう決まったことなので大阪に行ってください。
社員:大阪は嫌です。どうしても東京に行きたいです!
社長:わたしがこれほど言っているのに、なぜ東京に行きたいのですか?
おかしいでしょう?
絶対、大阪に行ってもらいます!

※この2の用法は、「のですか?」という形に限定してお考え下さい。
腑に落ちない点は、さらに補足なさってみてください。
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これはちゃんと説明しようとすると相当むずかしくなります(と思います)。


 当方も完全にわかっている自信はないので、、以降はすべての文末に(と思います)がついているとお考えください。
 要点だけを、できるだけわかりやすく書きます。おそらく専門的に見れば穴だらけの説明になりますが、お許しください。不明点があったら、追加でコメントをどうぞ。上に「追記」の形で書くとコメントと離れて読みにくいことがあるので、できればコメントのすぐ下の「お礼」欄にお願します。

「です」(「だ」も同様です)は動詞に直接はつきません。
「×思うです」
 昔は形容詞にも直接はつかない、とされていました。
「×難しいです」「×高いです」 
 ただし、「難しいでしょう」はOKでした。このほか、「か」「ね」「よ」などをつけると、ほぼOKでした。
「◯難しいですか」「◯難しいですね」「◯難しいですよ」
 現代では「難しいです」も許容されています。このあたりは専門家の意見も分かれているようです(詳しくは↓)。
「〜たい」は、形容詞とほぼ同様です。
「◯なぜ東京に行きたいですか?」
「◯なぜ東京に行きたいのですか」

 さて、直接はつかない「動詞」と「です」の接着剤の役目をするのが「の」です。これは文法的に考えると諸説ありますが、「準体助詞」などと呼ばれるようです。
===========引用開始
デジタル大辞泉の解説

【五】[準体助]
2 (活用語に付いて)その語を名詞と同じ資格にすることを表す。「読むのが速い」「彼を行かせるのはまずい」「こんなのが欲しい」→のだ →のだろう →のです
「あんまり夫婦仲のいい―もこまったものだ」〈滑・浮世床・初〉
===========引用終了

 辞書の説明ってどうしてこうわかりにくいんでしょうね。
 要は、「です」は動詞(「思う」など)にはつかないので、「の」をつけることで動詞を名詞のようなものにしています。
 まとめると……
「動詞」と「です」をつなぐときには間に「の」が必要です。
「形容詞」(「〜たい」も同様)と「です」をつなぐときには、昔は間に「の」が必要でしたが、現代では使わない形も許容されています。

 注意したほうがいいのは、「の」には「強調」などの働きがあることです。使いすぎると妙に力んだ感じになることがあります。
 たとえば↑の文を下記のように書きかえます。
 注意したほうがいいのは、「の」には「強調」などの働きがあることなのです。使いすぎると妙に力んだ感じになることがあるのです。
 にすると、妙に力んでいる感じがしませんか。

 もう少し詳しい話は下記をご参照ください。
【伝言板【板外編7】デス・マス体が書きにくいワケ1】
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-277.h …
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A.


「なぜそうなりますか?」
「あの案は実現できると思いますか?」
「作りましたか?」
「難しいですね?」
「どっちが正しいですか?」
『いつ語尾に「の」を付けないといけないですか?』
以上、単純疑問文。

『「の」の使い分けはどうしても理解できないです。』
平叙文。

B.
この「の」は確信的な断定・推定を表わす準体助詞で、結果として下記のような用法がある。
1.理由や根拠を強調的に尋ねる意図。
2.要求・詰問の意図。
3.事態・事柄を強調的に説明する意図。
これらの用法に沿って下記で説明します。

(ア)
「なぜそうなるのですか?」
「あの案は実現できると思うのですか?」
「作ったのですか?」
「難しいのですね?」
1.そのように考える(そのように行動する)理由・根拠がどうしてもわからない・・・というニュアンス。
2.それはおかしい、そんなはずはないだろう!・・・というニュアンス。
3.漠然と尋ねているのではなく、そのことについてきちんと説明してほしい・・・というニュアンス。

(イ)
「どっちが正しいのですか?」
2.それはおかしい、どっちなのかはっきりしろ!・・・というニュアンス。
3.漠然と尋ねているのではなく、そのことについてきちんと説明してほしい・・・というニュアンス。

(ウ)
『「の」の使い分けはどうしても理解できないのです。』
1.そのように思うという理由で質問しました・・・というニュアンス。
2.それはおかしい、そんなはずはないだろう!・・・というニュアンス。
3.漠然と質問したのではなく、そのことについてきちんと説明してほしい・・・というニュアンス。

(エ)
『いつ語尾に「の」を付けないといけないのですか!?』
1.そのように思うという理由で質問しました・・・というニュアンス。
2.それはおかしい、そんなはずはないだろう!(=「の」を付けなくても良いだろう)・・・というニュアンス。
3.漠然と質問したのではなく、そのことについてきちんと説明してほしい・・・というニュアンス。
この回答への補足あり
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なお、No.14に補足します。



「の」を準体助詞と助詞とするのは誤った品詞分類です。
このため、<<わけが分からないのが、この「のだ」「のです」>>ということになります。

「のだ」「ので」「のです」を終助詞や接続助詞とするのも、この誤った品詞分類に由来する誤りです。
「だ」「で」「です」は判断の助動詞です。

また、「の」に名詞化する【機能】があるわけでもありません。話者による実体的な捉え直しの表現というのがその本質です。

これらは、言語を表現とし、その過程的構造を捉えることができない、形式主義・機能主義的な現在の誤った言語論の限界を露呈するものです。■
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この「の」は形式(抽象)名詞で、抽象的な実体認識を表します。


「の」には所有・所属の認識を表す格助詞の「の」もあり、これは話者の関係認識を直接に表現する語です。

これに対し、形式(抽象)名詞の「の」は対象を抽象的な実体として捉え表現した語です。
店先のリンゴを指して、「その赤い大きい【の】を下さい。」と言う場合の「の」は対象であるリンゴを抽象的な実体として捉えた表現です。

しかし、「なぜそうなる【の】ですか?」の「の」は「なぜそうなる」を媒介的に抽象的な実体として捉え直した表現で、直接対応する実体が存在するわけではありません。この点で、「リンゴ」の「の」とは異なりますが、形式(抽象)名詞として「の」の使用法はこのような媒介的な捉え直しに使う用法が主要な用法です。

「あの案は実現できると思う【の】ですが?」などの「の」も同じで、「あの案は実現できると思う」を媒介的に実体として捉え直し表現したもので、「のです」の「です」は判断辞「だ」の丁寧形です。したがって、「のです」は媒介的に実体として捉えた「の」を「です」と肯定判断するもので、自分の判断を相手に対し明確に押し出し強調するものです。

「あの案は実現できると思いますか?」というのは、対象的事実の直接的な把握の表現ですが、その自分の判断を聞き手に対し、明確に押し出したい、強調したいと思う場合は、その内容を「の」で実体的に捉え直し、「だ」「です」で判断を表現し強調することになります。

これが、「の」「のだ」「ので」「のです」の用法で、「のに」「のも」「のは」なども同じ、形式(抽象)名詞「の」の使用法です。■
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「の」が格助詞の場合は難しさはそれほどではない。

(古い時代には問題があった)「終助詞」も辞書の説明でなんとか分かる。分からないのが、「のだ」「のです」の場合。
この助詞「の」は「準体助詞」などと呼ばれるが、「体言」(名詞」の代わりをしているのはまだいい。わけが分からないのが、この「のだ」「のです」。「日本語文法」では「のだ文」というのが出てきたりします。「彼は喜んでいるのだ」「彼は喜んでいるのです」ここに「の」を入れないと、「喜んでいるだ」(これは変ですね)「学校へ行くだ」
このように、後ろへつなぐためだけに必要な「の」があります。
 とはいっても、質問文にもあるように、「難しいですね」「難しいのですね」のように、あっても、なくてもいい場合もあります。
 「日本国語大辞典」には、「だ」という助動詞に2種類あると書いてあります。(これには驚きました)活用語に直接付かない「だ」。「行くだ」「美しいだ」これらは「の」を入れることで「行くのだ」「美しいのだ」となる。ところが、「行くだろう」「美しいだろう」と直接付く場合もある。(このことは「です」に付いても言えます。)
 最終的には「だ」「です」の問題なのですが。
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「の」はその前の内容を名詞化すると言われます。


「作った」を名詞として扱う→名詞として理解する必要
「作りましたか」→単純な疑問、作った?、いまだ作っていない?、の疑問にも使用できます。
「作ったの」→名詞ととらえると、作った事実を固定、いまだ作っていないはあり得ないので、作った事実に対する疑問。
※名詞で表現される以上、他に変化はあり得ない、腐っても鯛ですね、壊れても椅子は椅子ですね、この感覚が必要です。
となると、なぜ作った?、自然にできた、ではなく本当に作った?、・・・他人ではなくあなたが(前後の内容によっては)もあり得ます。
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「の」を含む文は、全てそこで言い切ることもできます。


なぜそうなるの、できないの、と思うの、作ったの、難しいの、・・・

これらは丁寧語「です」を伴って丁寧に表現されることが多く、その場合口語では撥音便を起こして「ん」となりやすい。また疑問の助詞「か」や疑問符を付けるとそのまま疑問文としても使えます。

「の」の機能ですが、上記からさらに「の」を取ってみると分かると思います。
なぜそうなる、できない、と思う、作った、難しい、・・・

疑問・念押し(確認)などの気持ちを遠回しに添えています。特に「の」を加える必要はありませんが、加えると言い回しが優しく柔らかく聞こえます。また「の」で言い切ると女性特有のことばとされることもありました。
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