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こんにちは。よろしくお願い致します。

レミングという鼠が大量に発生すると、みなで海に自殺すると
聞いたのですが、なぜ生きる事を本能として持つ生物が
そんなことをするのでしょう。
種を存続させるためと聞きましたが、本当ですか?
本当ならどうやって示し合わせるのですか?
バッタや人間(精神異常者が増える)にもあると聞きましたが
本当なのでしょうか?

素人ですので平易な言葉でご説明頂けるとたすかります。

A 回答 (4件)

>>利他的行動で種を存続させるために自分を犠牲にするというのも


とても興味深いです。

いえいえ、利他行動で、間接的に種ではなく、自分(あるいは自分の血縁)の子孫を存続させるのです。

>>カマキリだったと思うのですが、雌と交尾した後に雄は雌に産後の
栄養補給のため食べられてしまうと聞きました。

あれは半分事故みたいなもので、ほとんどの場合は無事に交尾を終えて、オスはさっさと逃げてしまうのですが、たまに雌の食欲回避に失敗して食べられちゃうのです。クモの中には雄は一生に2回しか交尾できないからだの構造で、2回目の交尾が終わった瞬間に絶命して雌が卵を産むための餌になってしまうという種もありますが・・・

>>バッタもレミング同様、集団移動の途中で個体数が(結果的に)
激減するのでしょうか。

バッタはそんなに減らずに通りすがりの農作物を食い尽くしてすさまじい猛威を振るいます。今でも時々アフリカでこの現象が起きて、大きな被害を出しています。

>>また人間の場合は精神異常者や
>>それとは違う要するに子孫を残そうと積極的に考えない、
>>性欲の少ない人達や語弊があるかもしれませんが同姓愛者に
>>その行動がとってかわるのでしょうか?

いや、これらは高密度になったときなどとはあまり関係ないと思います。要するに、数を減らそうとする、種を存続させるために間引きのスイッチが入るのではなく、自分は脱出して生き延びようとあがくスイッチが入るわけです。そうすると、運がよければピンチを切り抜けられる可能性が高くなるわけですね。
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この回答へのお礼

素人に親切に教えて下さってありがとうございます!

今まで全く興味のない分野なので新鮮です。
不思議って楽しいですね!

ありがとうございます!

お礼日時:2008/09/14 06:12

ちょっと、書き忘れていたので、バッタや人間のことに関しても補足します。



トノサマバッタやサバクトビバッタのような一部のバッタは、幼虫のときに密度が高すぎると成虫になったときに長距離飛行できるような特別な体になってしまいます。これを相転移現象というのですが、やはりこれで新天地に群れで移動していくのですね。

また、人間の場合には危機的な状態に追い詰められると、論理的に打開策を考える脳の回路を遮断して、いわば「体が覚えている」、以前に経験したことのある体の動きを自動的に繰り出すような脳の回路を優先させるように脳が自動的に切り替わってしまうそうです。なぜなら、論理的に考える脳は、処理に時間がかかり、命にかかわる危機に対応が間に合わないことが多いからです。そういうときに頼りになるのは、かつて反復練習した内容を記憶している「自然に体が動いてしまう」脳の回路なのです。

ただ、これも不適切な経験しかしていないと、場違いな行動を思わずとってしまって、かえって危険を高めてしまうわけですね。
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この回答へのお礼

先程お礼の欄に御礼もせず、さらに質問してしまって
すみません。 単純なのですぐにワクワクしちゃうんです(笑)

バッタもレミング同様、集団移動の途中で個体数が(結果的に)
激減するのでしょうか。また人間の場合は精神異常者や
それとは違う要するに子孫を残そうと積極的に考えない、
性欲の少ない人達や語弊があるかもしれませんが同姓愛者に
その行動がとってかわるのでしょうか?

結局質問になってしまいました(汗)もしまたご覧になってお時間
ありましたら、お答え頂きたいです。

ありがとうございました。

お礼日時:2008/09/12 19:56

「自殺」というのは、人間が勝手にそう意味づけしただけであって、本当に自殺しているわけではありません。

ある地域で増えすぎて密度が高くなりすぎたときに、集団で移動して、そのときに誤って(事故のようなものですが)フィヨルドに転落して溺れ死んでしまう群れもあるのを自殺なんだろうと解釈していた時代があったのです。急いで移住しないと生き延びられない非常事態だから、ある意味パニックになっていて、事故にあってしまう群れも出てきてしまうようなのですね。

ちなみに、ちょっと正確な資料が手元になく、うろ覚えの話なのですが、こういう集団移動現象は北欧のレミングでは時々起こるのに、北米のレミングでは起きないらしいのですね。ところが、ディズニーのドキュメンタリーフィルムで、やらせで「北米のレミングの集団自殺」をやらせで作ってしまった。しかも、たくさん捕まえて北レミングを、海に追い込んでだいぶ殺しちゃったらしい。1980年代になって、ドキュメンタリーのやらせに対する目が厳しくなってから、この古いフィルムもだいぶ俎上にあげられて非難されていたのを目にしたことがあります。

ちなみに、現在の生物学では「種を存続させるために○○の本能がある」という考えはされなくなっています。そりゃそうです。自分の子孫を残せないような利他的な行動を引き起こす遺伝子は、消滅してしまいますからね。

今ではあくまでも「自分の子孫、あるいは自分と同じ遺伝子を持つ親族の子孫が残るような行動が、進化のプロセスで定着していく」と考えられています。動物にも利他行動はありますが、結果として自分自身の子孫か、親族を迂回しての自分の遺伝子が残るような、つまり利己と利他が背中合わせでくっついているような形で利他行動が進化すると考えられているわけです。

ほら、日本のことわざでも言っているでしょ。「情けは人のためならず」って。人に情けをかけることは、めぐりめぐって自分の得になってくるんだよ、だから自分が得をすることを考えるんだったら人のためになることをしなさいってことわざです。
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この回答へのお礼

ヂィズニーの話はひどいですね。可哀想です。

利他的行動で種を存続させるために自分を犠牲にするというのも
とても興味深いです。
カマキリだったと思うのですが、雌と交尾した後に雄は雌に産後の
栄養補給のため食べられてしまうと聞きました。
雄がエサを捕りにいくじゃダメなのか?!と驚きました。
それとも交尾にクタクタで逃げれないのでしょうか?

自己生存本能が一番強い筈なのになぜ?痛くないの?死の恐怖は?

まだまだ不思議でいっぱいです。

「情けは人のためならず」・・何だかおもしろいです。

お礼日時:2008/09/12 19:06

バッタや人間のことはよくわかりませんが、


レミングは自殺してるわけじゃないらしいです。

参考URL:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AC%E3%83%9F% …
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この回答へのお礼

集団移動の際に個体数が激減するということは
自殺でないが調節しているといえませんでしょうか?

ありがとうございます。

お礼日時:2008/09/12 17:58

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