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明日、着物を着て出かけなければならなくなりました。
場所は東京で観劇です。明日の最高気温は31℃だそうです。

暑そうなので夏塩沢に帯は薄手の袷帯、
帯揚げや帯締めは盛夏用ではないものにしようかと思うのですが、
時期的におかしいでしょうか?

着物は単衣の本塩沢にすべきでしょうか?
本塩沢は汗で伸びると聞いたことがあり、まだ一度も袖を通していない
この本塩沢を着るのは少しためらわれるのです。

着物に詳しい方、教えてください。

A 回答 (2件)

ちょうど9月の中日。

迷われる気持ちはわかるのですが、やはり薄物は上旬まで、としたいところですね。
何を着ようと別に誰かに文句を言われることもないでしょうけど、着物通は先取りに敏感で、9月半ばに透けるものを着ているのは決してオシャレとは思われません。
そんなこと関係ない。見栄えより実をとる!というお考えで、わかってて着るぶんには一向にかまいません。
しかし気温が高くても空気は秋です。湿度もだいぶ抑えられていますし、本塩沢をお持ちならそれで問題ないと思いますよ。
日射しをよける日傘はまだ持ちましょう。

本塩沢が汗でのびる。ですか。
はて、私は聞いたことがありません。実際に持っていますが、着物までぐっしょり濡れるような汗をかく事もまれですし。
だいたい正絹ものは濡れるとのびるのではなく縮みます。本塩沢ならなおさらです。
http://www.ykya.co.jp/yokuarusitumon/1-10/4/ys.htm
このブログにあるように最近は防縮加工したものや、撥水加工したものが多いですし、さほど気にするほどでないと思います。
だいいち、9月に着られない本塩沢なら意味がありません。
シャリッとした清涼感ある地風の本塩沢だからこそ単衣の代名詞のような着物なのです。
8月や10月には着られない本塩沢に、今こそ袖を通す時季だと思いますよ。
帯揚げは絽ちりめんが最適ですがなければ袷用のものから薄手のものを。
帯締めはレース等の盛夏用でなければいいと思います。
暑ければ中のもので調節しましょう。襦袢はまだ盛夏用のもので結構です。
紗や麻などが適していますね。絽はいかにも盛夏の名残ではありますが、まあ中のものくらい大目に見られるでしょう。

それと、長襦袢と着物に、伊達締めを2本もつけているとそれだけで暑いですね。
そこで長襦袢の伊達締めを抜いてしまうと楽です。
長襦袢を着付ける時に伊達締めをしっかり結ばないですぐにほどけるようにして付けておきます。
そして着物を着て伊達締めをつけたら、身八つ口から長襦袢をおさえている伊達締めをするすると抜いてしまいます。
単衣ものは軽くで着崩れしにくいですから、上から帯を締めてしまえば大丈夫なんですよ。
これだけでずいぶんと帯下の暑さが軽減されますので、よかったらお試しください。
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この回答へのお礼

詳しく教えていただいてありがとうございます。
本塩沢は、湿気を吸うと伸びると聞いたのですが、誤解なのですね。
ありがとうございます。

お礼日時:2008/10/03 21:09

私は本塩沢の単衣を、おすすめしたいです。


9月(5月)・・その着物が一番重宝するものだからです。
それと多分・・夏塩沢は長襦袢が透けるでしょう?
基本的に何を着ても暑い時期は暑いと感じます。
9月中旬に透けものは、野暮。
季節遅れの物を着るより、やはり、季節に先んじてこそ、美しさも映えるかと。

帯ですが、かがりの8寸が重宝する時ですね。

本塩沢は礼装にはなりません。
お出かけ着として重宝するものですが、
高価だったものは、回数着てこそ、
元が取れると感じます。

汗で伸びる・・劇場は冷房が利いていますし、
  炎天下での行動ばかりでないのでしたら
  大丈夫かと思います。

ぜひこの機会にお召になって下さい。
私も来週ですが、それで出掛けるつもりでいます。
  
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