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 すみません。
 法律のような、歴史のような質問を、国語のカテゴリーに質問させていただきます。

 「取締役」の語源または起源はどこにあるのでしょうか?
 また、今日のように株式会社の機関の1つとして「取締役」という言葉を用いるのは、日本に存在する言葉の中でもっとも適する言葉でもって外国語を訳した結果なのでしょうか?

 なお、春日局は初代の大奥総取締役だと聞きます。この頃にはすでに「取締役」という言葉が存在したのだということは分かっても、これが語源または起源なのかどうかということまでが分からず、気持ち悪いのです。

A 回答 (1件)

回答が少ないようなので、自信はありませんが、たたき台として回答させていただきます。



辞書で「取締役」を引くと、株式会社の取締役会の構成員のことしか書いていません。
これには驚きました。
もっと一般的な意味の、「人や物を管理、監視する役目の人」というのがあると思っていました。

春日局に「大奥総取締役」という肩書きがあったとは知りませんでしたが、「取締役」という言葉自体は、明治以前からあったことは確実です。

下は、島崎藤村の夜明け前の一節です。時代は幕末です。
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 東山道贄川宿、外(ほか)十か宿総代
     ★組合宿々取締役
      右贄川宿庄屋
        遠山平助
       福島宿庄屋
        堤幸兵衛
       馬籠宿庄屋本陣問屋
        青山半蔵
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「組合宿々取締役」という肩書きが見えます。
十か宿で組合を組織していて、「取締役」がいるわけです。

組合宿というのは、この↓URLにも出てきます。
http://www.geocities.jp/shimizuke1955/1600fujika …

大相撲(財団法人)の役員は、現在、株式会社の取締役に相当する「理事」という名称になっていますが、昔は「取締」という名前の大親方がいました(昭和20年代頃)。
相撲なんてのは歴史が古いですから、江戸時代から「取締」という大親方がいたんじゃないでしょうか。

以上のようなことから「取締役」という言葉は、少なくとも江戸時代には存在していたわけですので、会社の取締役と言う役職名も、造語することもなく、スムースに決まったのではと想像します。

取締役ではなく「親方」でもよかったと思いますが、人足の親方のように思われるから、嫌がったのかも知れません(これは冗談)。
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この回答へのお礼

 お礼を申し上げるのが遅くなりすみません。
 貼っていただいたURLをチェックする余裕がなかなか得られなかったことと、「人足の親方」の冗談が理解できずそれを調べる余裕もなかなか得られなかったためです。

 けっきょく、取締役の起源は推測するしかないようですね。

お礼日時:2008/10/01 22:42

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