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AIG:米政府が救済、最大9兆円融資 株79%取得権、公的管理下に
http://mainichi.jp/select/biz/news/20080917dde00 …

このニュースですが、経営危機やFRBがAIG救済の融資をするのは分かるのですが、「米政府がAIG株式の79.9%を取得する権利を確保」の部分がわかりません。
AIGは上場企業です。株式は市場で取引されます。その株式の約8割を取得する権利って何ですか?
どうやって取得するんですか?
まさか既存株主から買い取るわけはないでしょうし、8割の第三者割当増資?だったら融資ではないのでは?
ちょいと腑に落ちません。
どなたかご教示ください。

A 回答 (2件)

 普通に考えて、自己株式か新規発行でしょう…。

(確認はしていませんが)
    http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%87%AA%E5%B7%B1% …

 自己株式とは、ようは会社(今回はAIG)が持っている自社の株なので、株価が低迷している時に、市場の既存株主から買取り、債権者(今回だとFRB)の株式への転換要求に備えるという経営方法を実行する例も稀にですが有ります。(私が株主だった会社で、インボイスという会社が転換価格修正条項付転換社債[MSCB]絡みで実施した事があります。)

 なので、

  既存株主から買い取る  ← 稀にだが有る(ただし、AIGの様な経営に問題のある会社だと、自社株買う金が有るんならもっと他に使う所があるだろと非難を受けるでしょうね…。)

  第三者割当増資 ← 通常は、FRBを割り当て人とする新株発行でしょうね。ただし、FRBが融資した金額(AIGから見ると負債)と新規発行に伴うAIGに対する振込み額を相殺する事で、金銭の移動無く新株を発行する事になると思います。

 あと、おそらく融資に対して新株予約権と言うのが付加されると思います。
 新株予約権とは、例えば「融資額1ドル」に対して「新株1株」を引き換える権利です。(この条件が適時変更されるものも有ります。)

 融資されたお金を元に、会社を立て直せば株価が上がり、一株あたり2ドルに成った場合に、FRBが全融資額を株式転換し市場で上手く売りぬけば、FRBは融資額が2倍になって戻ってくる訳ですし、AIGも負債が全額株式という返金しなくても良い物に成るので両者両得です。

 もし株価が上がらなかった場合、AIGはFRBの融資に対し定められた期間内に現金で返済する事になります。(ただし、この種の債権は利息を殆ど付けないのが一般的…。)

 勿論、何らかの事情でFRBがAIGの経営権を握らなければ成らなくなった場合には、損得無視で株式への転換が行われる事に成るとは思いますが…。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
新たな報道によりますと、米国財務省のために設定される信託に対し、新たに「転換権付参加型優先株式」を発行・・・ということのようです。

よくわかりませんねえ。

お礼日時:2008/09/25 12:44

>>期間は2年。

融資と引き換えに、米政府がAIG株式の79・9%を取得する権利を確保し
「引き換え」が答えです。
即ち、返済できない様なら株式に交換する条件を付けた。
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この回答へのお礼

さっそくありがとうございます。
引き換えですか。
では返済できない場合、引き換えに渡される株式は誰の株?

そういう質問です。

お礼日時:2008/09/17 23:48

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