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昨今は身体拘束ゼロの取り組みが中心で、身体拘束の必要性についてあまり論議されていません。現在の日本の医療現場では、特に急性期な現場では必要不可欠だと思います。人権的な問題があるかもしれませんが、積極的とまではいきませんが身体拘束をすることに消極的になるのもいかがかと思います。身体拘束をして訴えられ、しなきゃ転倒したり、大事な管を抜いたり命に関わることなら訴えられるのも結局は現場の医療者です。何か身体拘束の必要性の資料や意見があれば教えてください。

A 回答 (2件)

 「客観的に」ということであれば、ガイドラインなどを参考にするのが良いでしょう。

Googleで「身体抑制 ガイドライン」などで検索すればそれらしきものがhitするようです。

 以下のURL内での左側の「抑制帯」の部分をクリックすると、ガイドラインに関連した記載を見ることができるようです。

 これらをもとに検討されるのが良いでしょう。

参考URL:http://www.medicpro.co.jp/
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。参考にしてみます。

お礼日時:2008/10/23 04:39

 脳神経外科医です。



 脳卒中や外傷性脳疾患の急性期患者さんに身体拘束は不可欠だと思います。入院時に拘束の必要性を家族にきちんとお話しし、承諾書を貰って行っています(以前に勤務していた国立大学附属病院でも、大規模総合病院でもそうでした)。私が経験した何れの病院でも、脳外科患者さんの身体抑制について人権問題云々で議論になったことは一度もありません。きちんと医師が抑制の必要性をご家族にお話しすれば、理解して貰えることがほとんどだと思います。

 以前、私の勤務していた病院で、神経内科に入院中の認知症を伴う脳卒中患者さんの家族が身体拘束を拒否したことがありました。やむなく身体拘束無しで様子をみていたようですが、入院後2,3日目頃、準夜帯で看護師がほんの1,2分その患者さんから目を離した隙に、患者さんが車いすから立ち上がってしまい転倒して頭部を打撲、急性硬膜下血腫になってしまいました。私達が緊急で開頭血腫除去術を行いましたが、意識は戻らず植物状態となり転院されていきました。

 このときは院内でも大きな問題となり、病室の床を柔らかいものにしたらどうだとか色々と再発防止案が出たようですが、きちんと家族に理解をして貰って身体拘束させてもらうことが一番の再発防止案だと我々脳外科医は思いましたよ。
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この回答へのお礼

返答ありがとうございます。おっしゃる通り家族にきちんと説明する医師は多いと思います。しかしどうしても医師が必要と判断した場合のみという曖昧な内容で身体拘束の同意書が記入されており、何かそれを客観的にアセスメントするものがあればと考えています。

お礼日時:2008/10/02 23:28

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