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教えてください。ある患者様が飴を気管に詰めて倒れています。意識レベルは(3)-300です。患者さんを、逆さにして飴を取り除きましたが、まだ奥の方に詰まっています。このような場合、アンビューをして、飴がさらに奥に入りこんだりしないのでしょうか?あるいは、そのような場合でもアンビューの効果はあるのでしょうか?

A 回答 (1件)

異物の場所次第です。


ハイムリック法などで出せるものを出した後、まだ直視(喉頭鏡などで)下に異物が見えるというのであれば鉗子などで摘出して気道を確保してから送気するのが常識です。見えるけれど取れないなんて場合で緊急の時は異物が声門より上ということだから『気管切開』が正解です。切るのが怖ければ14Gくらいの針をさすだけでも十分です。

写真が撮れないような状況で、とりあえず直視でわかる範囲で異物が無ければ『アンビューを試す(まあそんなときはアンビューもないわなぁ)』つまり息を入れるしかないです。胸郭の移動を確認しまたチアノーゼが解消するのを見ればそのまま続ければ良いんです。それでもチアノーゼがなくならなければナムサン(気管レベルか主気管支両側でも完全閉塞??)…早く処置のできる施設への搬送を待つほかないです。これはもうどうしようもありません(場合によってはその場で気管切開してそこから鉗子を突っ込むこともするかな)。たとえ人工呼吸によって片方の気管支へ異物が押し込まれようと『酸素をはやく送り込むほうが大事』です。ちゃんとした施設へ移送されてからゆっくりと写真を撮って内視鏡を使ってとすればいい話です。とりあえずチアノーゼがひけばまぁ後はなんとでもなるでしょう。

以上から
まだ奥のほうに詰まってるなら、
『なんとしてでも取れ!』または『気管切開して別に気道を確保してください』…が答えだと思います。
救急の専門ではないので一般人として。
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