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よくシグナルグラウンドとシャーシグラウンドは一緒にした方が良いという話とそうでないという話両方を聞くのですが、
これはどうやって使い分ければ良いのでしょうか?
一緒にすることのメリットは、グラウンドの電位を安定化させることだと思います。
一方で一緒にしないことのメリットは外部からの電磁ノイズの影響を受けなくするということなのでしょうか?
とすると具体的に何を基準にどちらにするか決めれば良いのでしょうか?


それとグラウンドをアースに落とした方がいい場合としない方が良いという場合があるという話も聞きますが
これもどうやって見極めれば良いのでしょうか?

単に周波数によって決めるべきなのか、回路の大きさ、つまり回路上でどれだけグラウンドを広くとれたかで決めるべきなのか
何なのでしょうか?

いろいろと調べてみても分かりませんでしたので教えて下さい。
何卒よろしくお願い致します。

A 回答 (2件)

グラウンド、アースは広義には同じ意味です。

なので、議論する場合は誤解を招かない様にする必要があります。

関係用語としては次がありますが、基本は「基準電位」といえます。
 電源入力側の0V、
 電源回路側の0V(アナログ用、ディジタル用)、
 シャーシ、フレーム(ともに金属筐体)、
 大地(地面)…いわゆる接地

これらの接続には、「一点アース」と「ベタアース」に分類できます。
ベタアースは高周波回路によく用いられます。遮蔽シャーシや放熱器を利用して、全ての基準電位にします。体積が大きいので電位差が生じずに好都合です。巨大放熱器は帯電すると危険なので「アース」共用が普通です。
それ以下ではそこまでお金をかけられないので、よく中途半端(一点アースとベタアースの混在)になり、基準電電位点(線、面)でありながら電流を流しすぎて電位差が生じ、これがノイズの原因となります。
電源入力である活線側電流より0V線側帰電流が少ないという事故は、わけのわからない共通電位線を通っている(いわゆる迷走電流)、という配線間違いです。

一点アースとは、たとえば、電源入力0Vの帰電流や誘雷電流を回路0V線に流さない、流れる経路を構成しない、ということが目的で、電源入力0V、回路側電源0Vなどを一点に集約する方式です。流れる経路が有ると、ノイズや破壊の原因になります。

どちらを採用するか(部分採用の混在でも良いが)は、扱う周波数領域のほか、回路の物理的大きさ、その集合構成方法、集合体である装置の大きさ、などにより、設計前に基本方針を固めることが重要です。
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> いろいろと調べてみても分かりませんでしたので教えて下さい。


どんな調べ方をしたんでしょうか?
シグナルグラウンドとシャーシグラウンドを,接続したり外したりして,出力のノイズを見て少ない方にすればOKです.
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