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本日のトヨタの減益要因の記事で為替変動(急激な円高)で6900億円の減益とありますが、この様な大きな海外ビジネスをしている企業が為替リスクを予防する為替予約等の処置をしていないとは考えられず、
為替リスク予防処置をした上でまだ6900億円の減益と云うことでしょうか?

A 回答 (4件)

トヨタの業績見通し減収の内訳は、


  為替円高の影響 2800億円
  販売面の見直し 5100億円
  (販売台数減少で3000億円、金融事業の減益1000億円)
  資源高騰分が   600億円
  諸経費が     500億円

 円高の影響もさる事ながら、一番大きいのはアメリカなどの景気減退による販売不振の様です。

 あと、企業の為替予約は3ヶ月程度の期間を見込んで行われるので、予知能力でもないと、8月から続く急激な円高をカバーしきれません。
 (一般的に輸出企業が、為替予約を3ヶ月程度にするのは、半年や1年先などの長期の売り上げを正確に見積もるのが困難な為です。)

 あと、企業がやるような大規模な為替予約は、スワップと言うデリバティブ取引が成立していないと、実施できませんから、トヨタのような大企業だと売り上げの全部を対象にするのは、なかなか困難だと思います。(コストもかかりますし…。)
 成立する為には、トヨタの売上と同規模の輸入企業(一社でなくても良いのですが)がスワップ取引に応じなければいけません…。
 (金融機関はあくまで、円高に成ると困る会社と円安になると困る会社の仲介をするだけです。当たり前ですが、金融機関は慈善団体ではありまえんから、トヨタのような大企業の為替損益を、為替予約と言う方法で補填する事は、自社の倒産と同義ですから実施できません。)

 ちなみに、トヨタの今期の連結営業利益を6000億円(従来予想1兆6000億円)と見積もっています。前期比「73.6%」減です。
    http://www.business-i.jp/news/flash-page/news/20 …

参考URL:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081106-00000 …
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この回答へのお礼

ご回答有難うございました。
円高の影響は2800億と6900億と情報が2本あって何故かなと思いますが、為替予約の件は勉強になりました。

お礼日時:2008/11/08 06:45

何も調べていないし、単なる推測ですが。



トヨタの利益の多くは金融部門で確か本業を上回っていたかそれに近い状態であったと記憶しています(1年ぐらい前にそんな話をテレビで聞きました)。今回、同じく金融部門のウェイトが大きいSonyも大幅な下方修正をしました。
たぶん金融で大きな損出を出したという事なのではないでしょうか。
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この回答へのお礼

ご回答有難うございました。お礼が遅くなってすみませんでした。
なるほどそういう事かもしれませんね。それにしても赤字にならないのは大したものと云うべきでしょうか。。

お礼日時:2008/11/13 17:21

 No.2ですが、円高損益が2種類有るのは単純に、四半期実績(3か月で6900億円の損害を出した)と年度予想(通年では損害は、2800億円に抑えるよう努力する)では?



 あと、私的にはもう遠い過去のような気がしてしまいますが、今年の8月までは結構な円安で、為替益を出していたので年度換算では為替損が、ある程度相殺されるのでは?
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この回答へのお礼

ご回答有難うございました。
なるほどそういう事かも知れませんね。
それにしてもマスコミはマイナスの時は大きな字で報道し、プラスの時は殆ど報道しないのは何故でしょうね、これでは景気の気は良くならないでしょう。円安介入はありえませんか?ドル安原油高(140$)はあっても円安原油高は無いのでは?ドル円110円位なら物価も一年前位のレベルで済むのでは?

お礼日時:2008/11/09 22:08

金額ではなく、パーセンテージで判断した方が良いと思います。


トヨタは、年間売り上げ30兆円、純利益3兆円の企業です。
その、3兆円のうちの0.69兆円の減益ですから、
23パーセントの減益です。

そんなに驚く数字ではないと思います。
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この回答へのお礼

なるほどそうですね。良くわかりました。有難う御座いました。

お礼日時:2008/11/07 19:56

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