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いつもお世話になっております。

フローリングの床にカーペット(厚くて固めの防音・防振用カーペット)を敷いた環境にスピーカーをセッティングする場合の、スピーカー(ONKYO D-302E)とカーペットの間にはさむアクセサリー等についての質問です。

(1)カーペット⇒スピーカースタンド⇒インシュレーター⇒スピーカー
(2)カーペット⇒スピーカースタンド⇒大理石・御影石⇒インシュレーター⇒スピーカー
(3)カーペット⇒大理石・御影石⇒スピーカースタンド⇒インシュレーター⇒スピーカー
(4)カーペット⇒大理石・御影石を何枚か積み上げる⇒インシュレーター⇒スピーカー

以上の組み合わせではどれが一番最善でしょうか?
また、防音・防振用カーペットはやはり音質に悪影響なのでしょうか?
もしそうでしたら、それはどの程度なのでしょうか?(例えばブラインドテストではっきり分かる程度か、よく聞いて分かる程度か)

なかなか自分で実験できないので、どなたか詳しい方お手数ですが回答宜しくお願い致します。

A 回答 (10件)

セッティングは、ある意味でノウハウ的なところがありますが、音響も物理的・科学的な現象である以上、物理法則に則って行えば、ある程度の再現性を得ることができます。

物理法則を無視しても、経験と勘だけで最高のセッティングができることは確かですが(そういう人も知っていますが)、それは現場を見ての話です。現場を見てアドバイスできない以上、再現性の確かな、物理的・理論的な論拠に基づいた回答をすべきと考えます。

通常のカーペットや畳の場合は、もとより防音・防振を考慮していないので、音質優先でスパイクを貫通させることに意味があります。他方、わざわざ防音・防振のためにカーペットを敷いているのに、これをスパイクで貫通してしまっては、全く無意味になります。

防音・防振の必要がないなら貫通云々の前にカーペット自体を撤去すればよく(カーペットによる室内の吸音への影響は考慮しないとすれば)、他方、防音・防振の必要があるなら貫通させることはカーペットを敷くことと全く矛盾します。

高音は、慣性のエネルギーが小さいので、スタンドやエンクロージャーの質量だけでもおおよそ支えられます。いいかえれば、スタンドを伝って床に伝わるのは主に低音だけなので、スパイクで床まで貫通させれば高音だけが建物に伝わる、ということはありません(だからこそ、防音カーペットなるものが必要なのです。床に直置きして階下への騒音がなくなるなら、誰も苦労しません)。

そして、今問題になっているのは、ウーファーからツイーターまでを含めた1個のスピーカーシステムであって、サブウーファーなどとは勝手が違います。

すなわち、ツイーターの受け持つ帯域で、たとえば10kHzの音は、1波長の長さが約3.4mmです(音速は約340m/秒、10kHzとは1万サイクル/秒なので、340000/10000=3.4)。そうすると、ツイーターの位置が1mm前後するだけで、1/3波長もずれることになります。そして、高さ1mの位置で1mmずれるということは、スタンドの足下では0.06度の傾きに相当します(直径2000mmの円周=6240mmのうち、1mmは、円周長の1/6280に相当するので、360度を6280で割ると約0.06)。

したがって、スピーカーシステムの場合、わずか0.1度でも前後に揺さぶられるだけで、音質に影響することが分かります。

他方、サブウーファーの場合、再生される周波数の上限は200Hzくらいなので、そこでの波長は1700mmになります。したがって、高々1mmや2mmずれたくらいで、位相には影響しません。位相に影響しないということは、定在波にも関係ありません。

したがって、サブウーファーについての対策と、ふつうのブックシェルフスピーカーについてのそれとは、異なるところがあって当然です。つまり、サブウーファーなどで上手くいったからといって、ブックシェルフスピーカーでも同様にすれば良い、とはいえません。

スタンドとスピーカーの間にインシュレーターを挟むことの是非ですが、スタンドと強固に固定(たとえば専用スタンドでネジ止めできるなど)できないなら、インシュレーターを挟むべきでしょう。ベタッと置いても、多数の接点で不均一に接触しているだけなので、振動の伝播が不規則になります。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
数値的な面でとても参考になりました。

お礼日時:2008/11/14 23:07

はじめまして♪


 
スピーカーのセッティングは難しいですね。

方向性が両端ですが、最後はどこを固定するかって 事になります。

理想的には スピーカーの駆動系のヴォイスコイル以外は振動しない様に目指すか、スタンドやスピーカーボックスまでの振動を音色として受け入れるか、床や部屋全体も振動するのだから トータルでチューニングするべきか、、、

そこで、振動をどこで伝えて どこで遮断するかって事なのですが、完全に伝える事も 完全に遮断する事も 物理学的には不可能なのです。

そこで 両手法の組み合わせなのですが、理論的な解法と 聞いて心地よいのは イコールとならない場合が多々有りますので、ケースbyケースと 言われますね(苦笑)

(1)~(4)の どれにも インシュレーターなんて 多分不要だと思います。 
 もしかしたら
スピーカースタンドに乗せたスピーカーの上に大理石を乗せる なんて状況の方が 良かったりするかもしれません。

おおまかに 低音を締めるためには がっちり系 緩めるのにはソフト系、それでも 状況によっては逆効果の場合も有りますので、、、
 やはり 試してみる以外に 部屋の構造等の影響も有りますし、好みの問題でしょうか?

ただ、下地のカーペットが有りますので、さらにインシュレーター(ソフト系)は 無しだと、私は思いますよ。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
とても参考になりました。
インシュレーター無もありですか。
ありがとうございました。

お礼日時:2008/11/14 23:07

EDISON1207 さんに 一票



付け加えると、スタンドの足元の後ろが空いてますから、そこに重量物を置く。低音がシマって、ボリュームがでます。
安く上げるなら、鉛。見てくれ重視なら石やさんで 御影石を鏡面で仕上げてもらう。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
とても参考になりました。
鉛という手もあるのですね。

お礼日時:2008/11/14 23:08

スパイク貫通に1票です。


以前360L×6~70kgの自作ウーファーボックス(袴付き)を畳の上にじか置きで聞いた所、音が濁ってボン付くので24mm合板を10cm角にカットし、それに3本位5寸釘?を打ち込んでスパイクを8個作りました。それを各スピーカーの四隅の所の畳に底板まで打ち込み土台がしっかりなるようにしました。

さらにスピーカーのぐらつき防止とインシュレーター代わりにホームセンターで厚ゴムを手に入れ、やはり10cm角位ににカットしてスピーカーとの間にそれを噛ませて設置したことがあります。結果はボン付きが無くなりビッグマウスも収まり定位良くなった経験があります。
音がボン付くと言う事は音が濁り定在波が増幅し、床なども振動が増大するので二階で聞く場合、階下で騒音がヒドイと考えます。←素人考えです。

質問者さん宅の環境の場合、防音・防振用カーペットの下に両面テープで15~24mmの適当な広さの合板をしっかり貼り付け(フローリング保護を兼ねて)、これに自作なり、既製なりのスパイクを刺さるように設置すればよいと思います。
この方法でスピーカースタンド込みで設置する場合、間にぐらつき防止を兼ねてブチルゴムなどを噛ませると良いかも知れません。

>ちなみに防音・防振カーペットは階下への騒音除去のために敷くのですが、スパイクで貫通させた場合カーペットの効果が無くなるということにはならないのでしょうか?

階下への騒音は主に低域の、リスニングルームの空気振動ですから床(天井)全体から発します。ので防音・防振カーペットは大変有効だと思います。
貫通スパイクからの振動は骨振動?で、主に高域の音になるので減衰が早く階下ではそんなに気にならないと考えます。←素人理論です。
以上、リーズナブルな方法です。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
とても参考になりました。

お礼日時:2008/11/14 23:06

No.5です。

階下への防音、防振をお考えでしたらカーペット上に
オーディオ・ボードを敷いて、その上にスタンドを立てると良い
でしょう。オーディオ・ボードは各社から出ていますが
TAOCあたりが、価格(25,000円位/台)、音質も
良いと思います。できるだけ面積が広いほうが良いのですが
バランスもありますので50cm×50cm位で充分です。
どうぞ、良い音で楽しんで下さい!
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
具体的に説明して頂き、とても参考になりました。
ありがとうございました。

お礼日時:2008/11/13 20:32

No.1の方の意見に半分は賛成です。



40数年オーディオを趣味にやってきているものです。
自分で色々やってみて、最良の方法を見つけるといのがベストですが
経験者の意見を聞いて、出来ればその中から自分で実現できそうな
方法を選ぶ。これでも良いではないでしょうか?

マニアは自分はこうやった、といった経験をお持ちでしょうから
説得力のある方の、意見を取り入れるのも、労なくして
最良の結果?を得られるのでは、と思います。

そこで私の考えですが、
ONKYOには312E用としてAS-1E(B)というスタンドが
用意されています。(31,500円/1台)
結構高いものですが、これにはかなり長いスパイクが台座の部分に
ついています。このスパイクをフローリングまで当るように
設置すれば(カーペットを貫通させる)、OKです。

重量もあるし、S字型の反射板が付いているので
音が前にドーンと出てくるように設計されています。
スタンドとスピーカーの間には、インシュレーターを挟めば
良いでしょう。硬いもの、柔らかいもの、試して下さい!

御影石はトールボーイ型のスピーカーなどでは良いかも知れませんが
D-302Eには不釣合いです。
純正のスタンドが使えない場合でも、同様にスパイクを床に達する
ように設置すればOKです。床に多少傷はつきますが、
たいしたことはありません。とにかく、ぐらつきのないように
設置することです。

スタンド、インシュレーター、どれもスピーカーの周りに
あるものは、振動したり、反射したりして、音を発しています。
オーディオというのは、トータルで考えないと
進歩しません。やってみて下さい!
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
なるほどスパイク貫通という手がありましたか。
ちなみに防音・防振カーペットは階下への騒音除去のために敷くのですが、スパイクで貫通させた場合カーペットの効果が無くなるということにはならないのでしょうか?

お礼日時:2008/11/13 17:44

今晩は。


カーペットの上に置く事、スタンドとインシュレーターの併用が根本的
に間違っています。
後、余り高くしない事。
カーペットを外し、フローリング保護の板などを敷き、その上にインシ
ュレーターかスタンドのどちらかを使って下さい。
要は、土台をしっかりさせる事です。(カーペット、畳はふわふわします)
高さは、耳の高さがベストですが、椅子などで聞く場合はブロックなど
で斜めに前を上げても良いですよ。
(2WAY以上のときは、ウーファーとトゥイーターの間を基準にします)
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
スタンドとインシュレーターの併用は間違っているのですか!?
初めて知りました。

カーペットに置くことも間違っているとのことですが、カーペットあり・なしではどのくらいの差があるのでしょうか?
ブラインドテストは例えが悪かったようなので、どうにか例えて差の程度が知りたいです。(自分で視聴比較できたら良いのですが、予算も時間もありませんので...)もし良い例えが見つかったらで結構ですので、回答宜しくお願い致します。

お礼日時:2008/11/13 17:40

(1)カーペット⇒スピーカースタンド⇒インシュレーター⇒スピーカー



これ最強。
これ以外考えられない。
実験なんて無意味だ。
この感動を揺さぶる音を聴いたら、ほかのテストなんてばかばかしくやる気起きない。
それぐらい、これ最強。
これっきゃない。
これが最善!!
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
すごい自信ですね^^
(1)も優先的に検討していこうと思います。

お礼日時:2008/11/13 17:27

まず、スピーカーの設置は、その部屋の特性に応じて行うべきものなので、「こすれば、誰が、どんな部屋でやっても最良の結果になる」というような設置方法はありません。



また、全く同じ条件でブラインドテストをするというのは、スピーカーの場合はほぼ不可能なので(隣り合わせに並べるとしても、スピーカーの位置が10cm変われば明らかに音が変わるので、同一条件とはいえない。同じ場所に置こうとすると、入れ換え時に分かってしまう)、これを断言できる人はほぼ皆無でしょう。

その上で、

(1)は、カーペットのコンプライアンスを押さえ込むだけの重量、固さがないので、音質的には余り良くないと想像されます。

(2)は、それに加えて重心が高くなるので、さらに悪いでしょう。

(3)(4)は、ほぼ同等で、要するにコンプライアンスを押さえ込めるだけの重量を確保できれば、それ以上に石を積み上げても意味はないでしょう。かえって、表面積が増えて中高音の反射が増え、音像が乱れたり、高音が耳障りになったりする可能性が増えるでしょう。

しかし、いずれにせよ、防音カーペットは、ふつう、振動を熱エネルギーに変換することで振動の伝達を遮断するものなので、スピーカーを強固に固定するには向きません。そうする必要がないのであれば、取り去った方が話が早いでしょう。

なお、大理石や御影石は、重量はありますが、振動を伝達したり、吸収したりするものではありません。つまり、スピーカースタンドから伝わってきた振動は、石の表面で跳ね返され、スタンドを伝ってスピーカーに逆戻りすることになります。したがって、固くて耳障りな音になります。(と、理解しています。科学的に証明できるほど詳しくないので、間違っているかも知れません。が、石を使うと間違いなく耳障りな音になるというのが、これまでの経験です。教会などの特殊な環境は別にして、ステージまで石造りのコンサートホールというのは、ほとんどないでしょう)

個人的には、木材(桜集成材など)のボードを使うか、フローリングに直に置くか、どうしても防振カーペットなどを使う必要があるときは大理石などの上に木材のボードを重ねるか、の方が良いと思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
各設置方法の特徴がわかりました。

ブラインドテストが例では比較不可でしたか...
ではカーペットありとなしではどのくらい音質に差があるのか分かりませんね。妥協できる範囲でしたら良いですけど。
当方、マニアではないのでもしかしたら皆様の仰る程の違いは気にならないかもしれません。悩みます。。。

階下への騒音の問題で防音カーペットはま逃れないと思うので、とりあえず今のところは「大理石の上に木材のボード」を検討してみたいと思います。

お礼日時:2008/11/13 17:25

>なかなか自分で実験できないので、



何故ですか??

経験が知識を生むものです。
まずはあなた自身の感性を磨き経験を積めばこの程度のことならば
人に聞かず、自分で答えは見つかるはず。

オーディオマニアをしている人たちほとんどが
自分で試行錯誤をして自分なりの最善の方法を見つけ作り出しています。
中には人に話したがりの人もいますが
試しもしないで最初から答えを聞こうとする姿勢には疑問を感じます。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
>何故ですか??
予算が足りないからです。また、私はマニアではありませんので試行錯誤する為の予算をそんなに揃えようという気もありません。ですから、一回の購入で最善を尽くすためには、試行錯誤された方々の意見を取り入れるのも一つの手段だと考え投稿致しました。

お礼日時:2008/11/13 16:47

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