アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

原発には加圧水型、沸騰水型、EPR(欧州型加圧水型)、ロシア型など方式がありますが、長所と短所を教えてください。

A 回答 (1件)

軽水炉は、改良型を含めPWR(加圧水型)とBWR(沸騰水型)に分けられます。

加圧水型は冷却水を1次系、2次系に分け、タービンを回す2次系には放射性物質が入らないので放射線管理区域がシンプルになるという利点があります。一方のBWRはタービンまで全て管理区域に入りますが、原子炉で直接蒸気を発生するのでPWRでは何かとトラブルの多い蒸気発生器が必要なく、全体の構成がシンプルです。
市場シェアはPWRが大きいですが、安全性や効率では特に優劣はありません。
なお、カナダはCANDUという独特のタイプを用いていて、これは加圧重水型です。燃料に濃縮ウランは必要なく、国内で豊富に産出する天然ウランがそのまま使えます。また、運転を止めずに燃料の入れ替えができるという利点もあります。
減速材に軽水や重水を用いないロシア型は、旧ソビエト連邦以外では採用される事はありません。
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!