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今日の柱上変圧器では,なぜV結線の変圧器が使われるのでしょうか?

その利点についてお聞きしたいです。
よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

省スペースと、負荷容量の変化に随時対応できるからです。



単相変圧器 3台を△結線すれば確かに変圧器の利用率は上がりますが、細い電柱に 3台もの変圧器は装柱できません。

「単相変圧器 + 三相変圧器」なら装柱は可能ですが、初期費用は高くなりますし、負荷容量が変わったときに高価な三相変圧器を上げ下げしなければならなくなります。

例えば、1本の電柱にかかる負荷が「電灯 20kW、動力 5kW」だったとして、工場でもできて「電灯 20kW、動力 30kW」に増えたとき、片側の単相変圧器だけを取り替えればよいのです。
「電灯 40kW、動力 5kW」などというときは反対側の 1台だけを取り替えるのです。
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この回答へのお礼

早速の返答ありがとうございました。

とてもわかりやすく勉強になりました。

お礼日時:2009/01/12 18:05

スターだと3台必要ですよね。


その分容量も増やせるんですけどね。

三相四線がどうしても必要な場合や、容量が間に合わない場合は3台使う様ですが、レアケースですね。

V結線ならば2台で済んでしまうし、家庭用電源が主なのでそれほど急激な負荷変動も無いでしょう(たかがしれてますからね)
それに電柱のスペースや構造計算にも関係してくるので、台数は減らせるのなら減らしたい所です。(コスト削減)

それと、普通の家庭では大概単相三線の200Vまでしか使わないので、トランスは1台しか必要無いのですが、三相三線が必要な場合にはトランスが最低2台必要になります。
その場合にV結線をするのです。

なので
・三相交流が必要(中性線無し)
・そこまで容量が必要じゃない(2台で十分)
上記の様な場合にV結線にするようです。
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この回答へのお礼

早速の返答ありがとうございます。
とても分かりやすくて勉強になりました。

お礼日時:2009/01/12 18:10

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