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 最近、スペインリーグを観ていて感じることがあります。それは『レアル・マドリードのサッカーは、今より昔の方が面白かったのではないか?』というものです。
 
 確かに現在のレアルには、ラウール、ジダンなど各国を代表するスタープレイヤーが多数在籍しているし、彼らによって創造性豊かなサッカーが繰り広げられていることも間違いないと思います。実際にレアルの強さを示すだけの結果も十二分に出していますし。

 しかし、スペインリーグの魅力は『スピード』と『チーム全体での美しい崩し』にあると思っています。その観点から観ると、レアルのサッカーは大きく外れるように思うのです。というのは、ジダンやフィーゴがボールを持つとチーム全体としてのスピードが落ちるし、個人のスキルに頼った打開が目立ち、チーム全体で崩すような攻撃が観られないからというのが、その理由です。ですので、スーパースターはいないけれど、チームとして共通意識があり、全体で崩すサッカーが見られるレアル・ソシエダードやセルタといったチームのサッカーが、僕には魅力的に映ります。

 ここで述べたことは全て個人的な意見ですし、リーグの特徴に合っていないから魅力がないと思っているわけでもありません。ただ、今のレアルより数年前のレアル(フィーゴが来る前辺り)の方が、速くて美しいサッカーをしていたような気がしてならないのです。その分、違う見所が出来たのも事実ですが…例えるならば、昔のレアルがリーガの代名詞でもある『速くて美しいサッカー』であったならば、現在のレアルはボール保持率の高い『ゆっくりとした強いサッカー』という感じでしょうか。

 時に、世界選抜と称されるレアル・マドリードですが、私には昔のレアルあるいは、その他の中堅のスペインリーグのチームの方が魅力的に感じます。サッカー好きの皆さん、ご意見を頂ければ幸いです。よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

Rマドリーのサッカーは見ていてすげ~と思うプレーを見せてくれますが、なにか緊張感に欠けてるような気がします。

回りがスーパースターばっかだから回りに任せている、皆が皆譲り合いをしてるような感じがします。

それに比べてソシエダは緊張感が伝わり、一瞬も目が離せません。全員が鍵になっている選手でモチベーションの高さが見えてきます。この前のビルバオ戦はめっちゃおもしろかったです。エチェべリアの一瞬の隙をついた一点目や、コバチェビッチと22番をつけたDFとのしばき合い。ああゆうサッカーを見せてくれるチームが好きです。泥んこまみれになってひたすら勝ちをめざすサッカー。今のソシエダはその状態にあります。今節負けるとどうなるかわかりませんが。

昔のレアルマドリーは雑誌とかでしか知りませんが今、一番面白いサッカーをしてるのはソシエダ、セルタとかだと俺も思います。
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この回答へのお礼

ご意見ありがとうございます。僕もソシエダ対ビルバオのバスク・ダービーは観ました。確かに、めちゃくちゃ面白かったですね。コバチェビッチは22番の選手をグーで殴る始末でしたし…レアルの選手には出来ない、勝ちに対する執着心が生み出したプレーだと思います。そのプレー自体の良し悪しは置いておいて、と付け加えておきますが。

正直、僕も詳しく昔のレアル・マドリードを知っているわけではないんです。ただ、以前のレアルでドリブラーとして活躍していたサビオは、同じドリブラーのフィーゴと違って、チームのスピードを殺さないドリブルをしていたように感じました。それは、ドリブルで勝負するところと、簡単にパスをはたくところにメリハリを付けていたからだと思います。

もちろん今のレアルも、時折チームとして美しい崩しをするサッカーを見せてくれます。おそらくは、スーパースター達のイマジネーションががっちりかみ合った瞬間なのでしょう。しかし彼らは、それがかみ合わなくても仕事が出来ます。個人の、あるいは二人だけのイマジネーションや技術で局面を打開出来ます。チームとして共通意識を持たなくても点が取れてしまうのです。とても効率的ですよね。しかしながら、ソシエダを含めたリーガの中堅チームはそうはいきません。チームとして、あるいは複数人のイマジネーションがかみ合わなければ、なかなか点を取る事が出来ないからです。そのために、3人目の選手の動きにチームとして強い共通意識を持たせるのだと思います。3人目の動きにあわせて、4人目、5人目と上手く連動しているのが、今のソシエダであり、セルタではないでしょうか?個人の閃きを多く見せてくれるレアル・マドリードのサッカーも魅力的ですが、僕は後者のサッカーの方が好きです。

そして、その極みが4年ほど前に受験の為に滞在していたホテルで初めて見たセルタのサッカーでした。あれは本当に美しいサッカーで、今でもインパクトが残っています。出来ればもう一度観てみたいですね。

と、まあこんな事を日々考えているのですが、長々と語ってしまってすみませんでした。同じ意見を持っている方がいらっしゃって嬉しかったのもので。あと、レアルファンの皆さんにも謝ります。横着なことばかり述べてゴメンナサイ。僕も基本的にはレアルが好きです。今さらで申し訳ないのですが…

お礼日時:2003/02/13 02:18

僕はあなたと全く同意見です。


バレンシアやベティスが好きですね。
要するに「個」と「組織」のサッカー、どっちを嗜好するかではないでしょうか?
レアルはロナウドの加入でさらに魅力を失ったと思いますね。
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この回答へのお礼

ご意見ありがとうございます。スター集団のレアルについて、このように批評することは非常に勇気が必要だったのですが、同じ意見の方がいらっしゃってホッとしています。

確かに『個』と『組織』ですよね。すごく解ります。今のレアルは『個』が強すぎて、『組織』の魅力を失ってしまったように感じます。
その点、バレンシアやべティスは個と組織が上手くかみ合っていますよね。組織的なサッカーの中においても、アタッキングエリアでは、ルフェテやホアキンがどんどん勝負していきますし。これぞリーガ・エスパニョーラのサッカーだと、個人的には思ってまいす。

スペインリーグも折り返し地点を過ぎ、ソシエダに初黒星が付きましたが、全員サッカーがどこまで踏ん張りを見せるか、興味があるところです。

最後になりましたが、僕もバレンシアとベティスは大好きです。
ご意見ありがとうございました。

お礼日時:2003/02/11 15:17

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