14歳の自分に衝撃の事実を告げてください

こんにちは。
先日、顕微授精をしました。採卵数7個、受精卵4個、移植時に分割していた卵2個です。
受精した翌日にもうすぐ4分割するというグレード4の卵を移植しました。フラグメントも見られました。
先ほど気になる文章を見つけて質問させていただきます。

グレードの低い卵の方が、障害児の確立が高い。
フラグメントが多いと障害児の確立が高い。

今年30歳なのですが、先生には「採卵できる数が少なくて卵子の質が悪い」と言われています。そうなると30歳でも染色体異常などや障害児ができる子の確立は普通より高くなるのでしょうか。

妊娠判定までまだまだなのですがとても気になってきました。
おわかりになるかた、またグレードが低くても健康児を出産されたかた、グレードが低く胎児になにか異常があったかた、どうかよろしくお願いいたします。

A 回答 (1件)

こんにちは。


ご質問に対し、色々と思うところはありましたが、ひとまず回答します。

染色体に何らかの以上がある胚は、ほとんどが途中で成長を止めてしまいます。
分割胚で移植した場合、お腹の中で桑実胚、胚盤胞と成長し、殻を破って子宮内膜に着床、という段階を経るわけですが・・・

まず、胚盤胞まで育つということが、大きな関門です。
生命力の弱い胚は、まず、胚盤胞まで育つことなく、息絶えます。

無事に胚盤胞になって、着床するところまで行ったとしても、そこから子宮内膜に根付くのがまた、大きな関門です。
染色体に異常がある場合、この時点で息絶えることが多いです。
わずかにhCGが出始めた状態で終わるので、この時期に成長を止めた場合は、いわゆる「化学的流産」ということになります。
統計はないけれど、化学的流産はかなりの確率で起こっていると言われています。

そして、無事に根付いて、赤ちゃんの袋(胎嚢)がお腹の中にできても、そこから赤ちゃんの芽ができるまでがまた、大きな関門です。
胎嚢が確認されたのに、心拍が確認されることなく、成長が止まってしまうことも、10~15%の確率で起こると言われています。

そしてさらに、心拍が確認されたとしても、何らかの染色体異常がある場合には、出産に至る以前に、流産や死産となってしまうことが多いのです。

このように、無事に出産に至るまでには、赤ちゃんは幾つもの大きな関門を乗り越えなくてはいけません。
出産まで生きられたということ自体が、その赤ちゃんが非常に生命力が強いという証でもあるのです。

障害を持って生まれてしまう子供もいることは、事実です。
しかし、それは、障害を持ってもなお、生まれ出るだけの強い生命力を持った子供である、ということでもあります。

質問者さまは、採卵数が少なく、質もあまりよくないと言われているとのこと。
まず、課題となるのは、卵巣の働きをもっとよくすることだと思います。
まだ30歳ということで、改善の余地がたくさんあると思いますので、もしエストロゲンやプロゲステロンなどのホルモン値が十分でなければ、ホルモン剤で補うようにしたり、体を積極的に動かして腰周りの血流を良くしたり、良質なたんぱく質やビタミン・カルシウムの多い食事をするように心がけたりすることで、随分と卵の質が良くなるのではないかと思います。

もし、今回はグレードが良くなくて結果が出なかったとしても、卵子の質は日々の生活の積み重ねですので、次にいい結果が出せるように、心がけて行かれたらいいのではないかと思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。残念ながら今回は着床できなさそうです。。
まずは卵の質を上げるようにがんばります。

お礼日時:2009/02/04 16:32

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