プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

よろしくお願いします。
自力で調べてみたのですが、ハングルが出来ないためたどりつけず、こちらで質問させていただきます。

韓国時代劇を見ていると、王の正妻を「中殿媽媽」と呼び、ほか「大妃」、「大王大妃」と呼んでいるように見えます(字幕では異同があって上記のような語彙から「王妃」「皇后」などまでありますが・・)。そこで、本などで調べると、だいたい王の正妻はみんな「~王后」と表記されていて、ドラマの呼び名と違い頭が混乱しています。

もちろん、正式な名前と人からの呼ばれ方は違うのでしょうが、下記のような理解で合っていますでしょうか?ちなみに見ているのは「王の女」、「王と私」、「宮廷女官 キム尚書」、「チャングムの誓い」、「張禧嬪」です。

・中殿(媽媽)→ 現在の王の正室の呼び名。
・大妃    → 先代の王の正室、現在の王の母の呼び名。
・大王大妃  → 先々代の王の正室、現在の王の祖母の呼び名。
・~王后   → 上記3種のような王の正妻たちに送られる諡号
         もしくは廟号。

大妃と大王大妃については、生母と嫡母の違いはあるかもしれませんが、大体こんな感じかなと把握しているのですが・・。ご存知の方、ぜひご教示くだされば幸いです。どうぞよろしくお願いします。

A 回答 (1件)

 王后(ワンフ)というのは、王のきさき、王妃(ワンビ)のことです。

まだ死んでなくても、王妃のことを正式に表す時は王后を使います。正式な会話の中でとか、正式な文書で使います。王后ママ(ワンフママ)と呼び掛ける場面もありますよ。ママは位の高い人に使う敬称です。
 中殿(チュンジョン)は中宮殿(チュングンジョン)を省略したものです。中宮殿は王妃が暮らす建物ですから、転じて王妃自身を指すことばにもなったんですね。韓国の時代劇に東宮(トングン)ということばが時々出ることがありますが、これも東宮、つまり次の王、お世継ぎ、世子(せいし、セジャ)が暮らす建物、そしてその人を指します。日本の皇太子と雅子様も東宮御所に暮らして、皇太子様のことを東宮様、東宮殿下などと言いますよね。昨年たまたま中国の時代劇を見たら、唐時代の時代劇でも皇帝の長男のことを東宮と言ってるのが出てきました。中国から来たんでしょうね。
 大妃(テビ)と大王大妃(テワンデビ)はたぶん合ってらっしゃると思います。細かいところは存じ上げないのですが。
 時代劇も人気みたいですね。御覧のドラマが全部李氏朝鮮時代を時代設定にしたドラマですね。もしよろしければ、『朝鮮王朝実録』のダイジェスト日本語版なども出版されているようなのでそういう本もちょっとめくって見られるとおもしろいかもしれません。これは脚本家が勝手に作った話だろう、と思うようなことが本当にあった出来事で、エ~!だったり。諸説あって不明というのが定説になってるらしい事がドラマの中では確定的に描かれてて、脚本家がその説を採用しましたか、フ~ン、だったり。ドラマだけでも十分おもしろいのですが、ドラマがより立体的になるかもしれません。 
    • good
    • 5
この回答へのお礼

ご丁寧な回答をありがとうございました!
疑問が解消されました。呼び名、尊称/正式名称の違いだったんですね。これから気をつけてみてみたいです。ご指摘どおり、李氏朝鮮時代のドラマが好きなので、

>『朝鮮王朝実録』のダイジェスト日本語版

ぜひ読んでみます!教えていただいて大変助かりました。
そうえいば中国ウィキペディアで李氏朝鮮の王妃妃嬪について調べた
ときも、この本が出典に出てました。これを読んでみればさらに劇が
楽しめそうです。本当に、ありがとうございました!

お礼日時:2009/02/15 07:04

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!