プロが教えるわが家の防犯対策術!

プランターに土と生ゴミ・米ぬかを入れ、時々切り返しすること3ヶ月。半月前から白カビが繁殖、その後発酵が進み(熱持ってました)、今はふっくらした黒い土が出来ました。これでもう「自家製堆肥の完成」と思ってよいのでしょうか?
まだ早い場合は、あとどのくらい寝かせたらいいでしょうか。
また完成した生ゴミ堆肥の土は、いきなり鉢やプランターに入れて使い始めていいのでしょうか。ダメな場合は、植物の植える前に必要な作業をお教えください。

A 回答 (5件)

はじめまして。


「森の香りがしたら完成」などとネットで見ますが、
いきなり触ったり嗅いだりするのは、
レジオネラ菌(ネット検索されると良いでしょう)などの問題が有ります。

ご家庭で生ゴミ堆肥を作られる場合は、
40度弱くらいにしか温度上昇しない事が多く、
施用する場合は、ビニル袋に入れてレンジで殺菌とか、
真夏なら黒いビニル袋に入れて天日で1~2週間高温殺菌(裏表入れ替え)するのが良いです。

ただし、熱で窒素等は飛んでしまってますので、
発酵鶏糞など、窒素分が豊富で安価な肥料を
少し混ぜるのが良いでしょう。
最近では、百円ショップでもク溶性肥料
(クエン酸・根酸で溶ける)
が出回っています。

>> 半月前から白カビが繁殖・・・
白カビについてですが、
こうじ菌や乳酸菌などの放線菌類による、一次発酵が済んだ段階です。
次の段階として枯れ草菌などの菌により、さらに堆肥内部に菌糸が入り込んで、
菌体内にミネラルや栄養素、有効成分が取り込まれ、ようやく植物に有用な堆肥となります。

生ゴミのEMバケツは、この乳酸菌などの一次発酵が済んだ段階で、
庭土に埋めるなどする方式です。
この段階の堆肥は、まだ未熟成分が多く、
植物が直接栄養を取り込める程には分解しておらず、
生ゴミに付着した他の菌類が、植物の生長に悪影響を与えてしまいます。

また、第二段階の枯れ草菌等が充分に繁殖すると、
高い場合で60-70度の高温になります。
ここまで完熟すれば、コガネ虫やアブラ虫ナメクジなどが、
未熟な匂いを嗅ぎ付けて寄ってくる事が無くなります。
植物の成長にも害が無いです。

これらの枯れ草菌などの有用菌は土の表層15cm以内に生息する好気性菌なので、
浅く埋めて、紫外線から菌を守るのが良いです。

また、未熟成分が多いと、植物の成長によろしく無いので、
堆肥にコマツ菜の種子をまいて、普通の土と発芽試験を比較するのが、よく行われます。

また、堆肥や肥料は根が進む先に埋めるのが有効な事もあり、
すこし根から外れた地点に、埋めるのが有効かつ安全です。

ご存知の事も多かったやに思いますが、ご参考までにwww
    • good
    • 0
この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
やはりまだ完熟とは言いがたい状態なのですね。
季節柄まだ天日による高温消毒?(レンジは無理です)ができないし、植物の植え付け・植え替え等は3月に入ってからにするつもりなので、現在はまだプランターに入れたままにしている+(もう何を植えるか決めている分は)赤玉土等を配合したものに混ぜて寝かせています。

先日、堆肥と用土を混ぜて植え替えしたらみるみるしおれてきてしまい、それでこちらに質問した次第です。こちらで教えていただかなければ、いきなり混ぜて花や野菜を全滅させるところでした。
ありがとうございました。

お礼日時:2009/02/22 11:54

完熟堆肥を作るには、撹拌で空気を混ぜ、発熱を伴う「好気的醗酵」が約3ヶ月間、静置して窒素の還元と気化を促す「嫌気的醗酵」が1ヶ月程度が必要です。

この過程には含水率、CN比と季節(外気温)そして切り返しの頻度が影響します。今の時期は外気温が低いため、自作の堆肥は好気的醗酵の中途から終わりごろと推察します。理想的にはまだ1月程度の処理が必要です。カビの発生もあったことから、よく努力されました。
堆肥の完熟の判定は、かき混ぜて1週後に温度が上がらない、いやな臭いがない、触っていやな感じがない、この3点で判断してはどうでしょうか。
早めに利用したいのであれば、次の方法があります。
(1)ポリ袋に移し替え、日が当たる暖かい場所で開封したまま1週間静置する。(2)利用する用土に肥料、石灰そして出来上がった堆肥を1~2割混ぜ、すこし散水、1週間後に播種。あるいは鉢の表面に散布。これで硝酸などの有害ガスで発芽や生育の障害が起きることが防げ、清潔な家庭菜園ができます。
手間をかけて大変かもしれませんが、安価な半面、市販の素性のわからぬものよりも良質な堆肥が入手できます。これからの暖かい季節では、短期間で生ごみ堆肥ができますので、作り置きも頑張って!

参考URL:http://www.geocities.co.jp/NatureLand/1004/taihi …
    • good
    • 0
この回答へのお礼

回答ありがとうございました。

完熟の詳しい解説はとても助かります。冬のためか、あまりの遅さにハラハラもしましたが、白カビを見た時は一山越えた安心感がありました。生ゴミ堆肥作り、慣れれば楽しいですね。

それと、やはりいきなり使わず、少し寝かせることも勉強になりました。あとはこれを使っての成長具合が楽しみです。

お礼日時:2009/02/18 16:57

植えるときに触れていなければいいと思いますよ。


植えるところだけ他の土を入れてはどうですか。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

参考にします。ありがとうございました

お礼日時:2009/02/18 16:52

根が直接触れなければ問題無いと思います。


私は多少物が残っていても埋めてしまいます。
私は一度も枯れた事はないです。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

根が直接触れないように、とは、
(1)根よりだいぶ下になるように入れる(結構深い鉢を使う場合でしょうか)
(2)表面に近い部分に入れる
(3)プランターのような大きな容器だと、株や苗に直接触れない程度に離れたところに入れる
ということでしょうか?
今後、この堆肥を赤玉土などと混ぜて花や野菜作りに使うつもりですが、鉢主体なので、根に直接触れないようにするには注意が必要そうですね。

お礼日時:2009/02/17 20:58

土がどのくらい混ぜてあるかによりますね。


少量づつ、赤玉土などと混ぜて使うのがいいと思います。
私は畑では生ゴミを直に入れてしまいます、
根がすぐに接触しなければ少しくらい未完でもいいでしょう。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
庭や畑があれば生ゴミ直接投入もできますね

お礼日時:2009/02/17 20:51

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!