
勿論、どの程度に掘り下げて行くか、によって違うとは思うのですが、「腹にズシンと響くような低音を聞きたい」という程度のレベルで(これも曖昧な表現ですが)、お尋ねします。(-_-;)
ピアノの最低音が27.5Hzです。
しかし、ここらあたりになると、もはや「楽音」とは言えない、ひどい音色です。
パイプオルガンの最低音は16Hzだそうです。
しかし、(レコードコンサート会場ならともかく)一般家庭で、これだけの低音を出さなければならないような環境は先ずないのではないかと思います。
わたしの感覚としては、70-80Hzが再生できれば、十分「低音の魅力」は味わえるのではないかと思うのですが如何でしょうか?
まったく、自分基準の発言となっていることをお許しください。
オーディオオーソリティーのご意見賜りたく・・・
No.6ベストアンサー
- 回答日時:
オーディオマニアに火をつけるような話題ですね。
音楽を基準に考えると重低音(電源周波数以下)の再生が必要かということだと思います。それはどのような音楽を聴くか、どのように音楽を聴くかによるでしょう。フルートソロであればもちろん不要です。しかし重低音以下の音階を持つ楽器も多いですし、重低音を含む音色でできている楽器(例えば打楽器)をそれらしく聴きたいのであれば必要ということになります。もっとも人間は音を脳で聴くといわれていますので、事実、倍音成分を聴いて基音が出ていると判断することもできます。
一般に日本人は楽音のように幅広い音域を客観的に聴く習慣が西洋人に比べ少ないと云われています。西洋人は協会音楽が身近なのか、この辺りはよく分かりませんが再生音楽の低音には非常にこだわりを持っています。虫の声も日本人には心地よく聞こえるのが西洋人にとってはノイズとしか聞こえないこととも無関係ではない気がします。
そういうことなので重低音が必要のない音楽を中心に聴かれるとか、いわゆる低音を聴いて重低音を想像できるというのであれば70Hzまでフラットに再生できれば十分だと思います(下で書いておられるように70Hzまでフラットに再生できればもっと下まで再生できますが・・・)。一度、アンセルメ指揮のサーンサーンス交響曲第3番を重低音が出るシステムでお聴きになることをお勧めします。パイプオルガンの足鍵盤の音階を聴くことができます。
>オーディオマニアに火をつけるような話題ですね。
投稿するときはあまり意識しませんでしたが、言われてみるとまさにその通りですね。
こういうところに投稿するような話題ではありませんでしたね。
一歩引いた冷静なご回答誠に有難うございました。
混乱を避けるため、そろそろ締め切ることにいたします。
No.8
- 回答日時:
様々な聴き方があります。
ユニットから少し離れて一般的なリスニングをしていた時代、最近では演奏活動の資料的な聴き方等の為、ユニット直近で聴きます、レベルは低くても楽音以外?バスドラスキンの震える音等も効果的です。
聴き方、目的、楽しみ方、認識、価値観により変わります。
私は、ほぼ鼓膜+α(骨格、音色判断知能)でしか聴きませんので深夜でもチェックします(比較的小レベルで)(静寂なので効果的)
一般的な耳当りの良さで、昔から繰り返される小型ユニットのヒット現象は仰っていることによるもので、それはそれで良いのです。
No.5
- 回答日時:
ご回答有難うございました。
「低域は100ヘルツくらいから落ち始めてもダラさがりで延びていればそれはそれでよい」
これです!
今、正にわたしは、こう思っています。
評論家が、そういうことを言っていた時代もあったのですね。
自分の考えに自信を持ちました。
No.4
- 回答日時:
こんにちは
素人演奏者として、私の周りには低音を出す楽器(BassTuba,ContraBass,BassDrum, etc.)が集中していて低音過多状態です。で、録音されたものをヘッドフォンやモニタースピーカーで聴きますがステージの上で感じる低音楽器の音とはまるで違い、スケールの小さな臨場感の乏しいものになってます。
もし、楽音を聴くだけではなく臨場感をも共有したいという熱意があればムダではないと思います。
是非、生楽器の音をそばで聴いて比べて下さい。
この回答への補足
>もし、楽音を聴くだけではなく臨場感をも共有したいという熱意があればムダではないと思います。
勿論、その熱意のある者ですが・・・
ただ、その雰囲気は30Hz以下の再生能力とはあまり関係ないのではないかと思うのですが如何でしょうか?
中音域だけでもマイクとそのアレンジさえ良ければ再現できる・・・と思うのですが・・・
No.3
- 回答日時:
結論から言うと、ケースバイケースです。
ソースに入ってない音はスピーカーは再生できません。
まず、日本人ならどうしても耳にしてしまう、いわゆる「J-POP」ですが、音としては最悪です。ラジカセとかウォークマンが流行だったころに育った人たちが音づくりをしていて、いわゆる「軽い音」が好まれる傾向があるため、低域をカットしてマスタリングしているため、安いスピーカーで再生するほどいい音に聞こえる、というとんでもない音になっています。
次に最悪なのが、テレビの音。
デジタル化されて、テレビの内蔵スピーカーや内蔵アンプとは無関係になっているはずなのですが、これまた「低域カット」をしてあり、映画なども含めて「軽めの音」に再エンコードされています。5.1ch AAC などで放送されているものも増えてきていますが、音の話であれば、昔の 14インチブラウン管のころからほとんどよくなっていません。(デジタルテレビであれば、「送り」の音が確実に視聴者に届いているはずだが、テレビからデジタル伝送してちゃんとしたシステムで聞いても、「14インチブラウン管時代の音」になってしまう、という意味)
> 腹にズシンと響くような低音を聞きたい
> ピアノの最低音が27.5Hzです。
> パイプオルガンの最低音は16Hzだそうです。
こういう話が出てくるあたり、まだまだ「音」のことがわかってないんでしょうね、質問者の方は。そもそも「ピアノやパイプオルガンの音」が「腹にズシンと響く」などということがあると思ってるのでしょうか?文章としておかしいことに、常識の範囲で気が付きそうなものですが。
基音に関して言えば、このあたりの周波数を聞きとるには少し「訓練」が必要です。逆にいえば、基音だけを聞きとれる人は「超低域」の音を語る資格あり、とも言えます。たいていの人は倍音の部分を聞いて基音を「聞いた気」になっています。安いスピーカーは「ボリューム感」を出すために「低域」を増強していることがよくありますが、ここでいう「低域」とは 200Hz-500Hz くらいの、オーディオ的には「中域」に当たる周波数帯です。この周波数帯は素人の人でも容易に聞くことができるので、この周波数帯を強調して、ほんのわずかに100Hz あたりを盛り上げると、「めちゃめちゃ低音が出ている」と素人絶賛のスピーカーになります。裕福でないオーディオマニアの人たちが、予算の都合で選ぶセットもだいたいこのあたりをいじくって、店頭受けするようにしてあります。
では、実際のところ、40Hz 以下の低域は「再生」に関係あるのかどうか。
あります。
アカペラのボーカルのみの CD でも、ちゃんと録音されたものであれば 40Hz 以下が入っているかどうかは、はっきりと聞き取れます。が、これはあくまでも「訓練された耳」ならば、です。普通の人はまず聞き取れませんから、この周波数帯をカットして聞かせても「さっきと変らない」という評価をします。安いスピーカーに耳が慣れていると、低域を聞きとれなくても「低域がある気分になれる」ので、本来ある能力が衰えてしまうのでしょう。
シンセサイザーなどを使って実験するとわかりますが、20Hz 以下の音になるとすでに「聞こえません」。が、これも慣れてくれば「聞こえる」ようになります。ほとんど「感じる」という領域で、耳で聞いている感覚とはかなり異なってきます。
実は、この帯域の音はほとんどの人が「聞こえなくても感じる」ことができます。
高速道路などの「超低音振動による公害」が問題になったこともあると思いますが、この音はほとんどが 10Hz 程度の音で、被害にあっている住民の大半は「聞きとることができない」状態でした。が、「ストレスを感じる」とか「落ち着かない」、「鼻血が出る」などのさまざまの症状が出たため、あらためて調べたところ、超低域の音が原因であるとわかったわけです。防音サッシや吸音材で解決できないのがこの周波数帯のやっかいなところです。
高速道路については最近では対策されるようになったようですが、あいかわらず問題になっているのが高圧電線で、高圧電線が風でゆれるときに超低域の音が出る、ということです。最近、新たな問題になっているのが、エコと言われている「発電用巨大風車」です。国内でも風車が回転するときの超低音で近所の人たちが健康被害を訴えていますが、現在のところ日本では規制がありません。すでに海外では陸地に風車を立てることが禁止されている国もあり、風車の建設は海上で行なうのが主流になってきています。
このように、超低音はほとんどの人にとって「聞こえないけど身体はちゃんと感じている」という音なのです。まったく感じ取れないのであれば、健康被害が発生する理由が説明できません。
これを逆に応用したのが DVD などの低音チャンネルです。爆発などの迫力をあげるため、過剰に「超低音」が演出されていて、これがまた安いスーパーウーハーとの相性抜群です。この音を「スーパーウーハーの音」と勘違いしてしまうと、音楽などに含まれている「超低音」を聞きとることができなくなります。過激な超低音に慣れてしまって、繊細な違いがわからなくなるのでしょう。
まとめ:
自然界の音は 20Hz 以下の超低域が「普通に」含まれている。ピアノやパイプオルガンの「最低音」が何ヘルツであるとか、人間は 20Hz までしか聞こえない、とか「理屈をこねる人」はいるが、録音された生音には必ず超低域が含まれているため、「わかる人にはわかる」が、「わからない人にはわからない」。
「わからない人」はたぶん永遠に「わからない」ので、理屈をこねたあげく「70-80Hzが再生できれば、十分低音の魅力は味わえる」と思い込んでいればよいだろう。もしくは、J-POP や DVD で「低音の魅力」を楽しむのが分相応である。
この回答への補足
充実した中身のあるご回答、誠に有難うございます。
>「わからない人」はたぶん永遠に「わからない」ので、理屈をこねたあげく「70-80Hzが再生できれば、十分低音の魅力は味わえる」と思い込んでいればよいだろう。もしくは、J-POP や DVD で「低音の魅力」を楽しむのが分相応である。
これです、これです!
まさにその通り・・・です。
最初の部分でもご指摘いただいておりますが、「腹にズシンと響く」あたりで妥協しようかな、と考えている者です。
それ以下の低音の伝わり方については、縷々お書き頂いた通りなのでしょうが、そんな音(音と言えるかどうか・・・少なくとも楽音とは程遠い!)を聞いてもしょーがない、と思っている者です。
的確な表現に感謝します。
有難うございました。
No.2
- 回答日時:
一つは特に大型スピーカの場合、耳以外の身体(皮膚など)で感じる音もあります。
そっちはかなり低い周波数も関係します。
あとスピーカーの再生能力として、70Hzの音が「十分」再生できるとします。
となるとおそらく60Hzの音は「そこそこ」再生できるでしょう。
30Hzの音は「なんとか計測できる程度に」再生できるんではないでしょうか。
何らかの計測規格があるとは思いますが、上記のスピーカなら30Hz~○○Hzのような表記をされるでしょう。
もし70Hzが「なんとか計測できる程度」であれば、その時の再生音質は、魅力を味わうのには不十分である可能性が高いでしょう。
こんな風に一定度の余力が必要になるんだと思います。
No.1
- 回答日時:
音楽は、耳で聞いているだけではありません。
人間は、皮膚や毛髪で、耳で感じられない音を感じています。フルオーケストラのコンサート会場で、音が身体の側を通り過ぎる感じがするはずです。これが臨場感を形作っているのだと思っています。人間の耳は50ヘルツから2万ヘルツぐらいしか聞こえないことになっていますが、聞こえるというのと感じるというのを加えると、もっと広範囲に聞こえているのだと思います。楽器が出している音を全て感じることで、楽曲が成り立っています。雑音も調香と同じで、悪臭を混ぜないと、香りが引き立たないことと同じで、音を際だたせる効果を出しているのだと思います。お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!
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