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空圧回路について初歩的な質問ですが教えてください。ルブリケータをつけたときに 必ずオイルミストセパレータをつけるようですが、回路上で つける順番は どちらが先でしょうか?また、ルブリケータは油を供給するのに対して オイルセパレータは 油を除去するにですが なぜ反対の役目をするものを 同一回路で使うのでしょうか?よろしくご教授下さい。

A 回答 (1件)

空気を圧縮する「コンプレッサ」は、食品を扱うものを除いてほとんどが、金属同士の接触や摺動により容積ほ変化させて圧縮しています。


そのとき、微小な隙間から空気の漏れを防ぐ目的と、金属同士の摩擦や磨耗を防ぐ目的で、「潤滑剤」、つまり「オイル」を使用しています。
このオイルが、コンプレッサの吐出側から微量ながら出て行きます。
この油分を少しでも取り除く目的で、「オイルミストセパレータ」を取り付けます。もっとも、コンプレッサ内のオイルが機器に対して問題にならないのなら、コストを考慮して「オイルミストセパレータ」を取り付けない場合もあります。

コンプレッサからのオイルとは別の目的、別の効果を狙って、エア回路に別のオイルを含ませたいときに、「ルブリケータ」を取り付けます。
たとえば、精密な制御をする「エアシリンダ」や、「エアモータ」など、エア駆動する機器にとって必要な「潤滑剤」をルブリケータの中に入れて、定量ずつエア回路のエアに含ませることで、シリンダやモータの潤滑をさせます。

つまりコンプレッサから出たエアには、少なくともコンプレッサに使われているオイルが含まれており、機器にとってそのオイルが悪影響を及ぼす場合は、オイルミストセパレータで取り除きます。(完全な除去はできません)
そしてそのエア回路に必要なオイルを、ルブリケータで補給するわけです。

よって順番は、コンプレッサ側から→オイルミストセパレータ→ルブリケータとなります。
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この回答へのお礼

大変わかりやすくありがとうございました。

お礼日時:2009/05/01 06:24

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