ＡＤＳＬモデムのＩＰアドレスを変えたら

ユーザーで無線ＬＡＮ経由でＡＤＳＬモデム（ルータ機能付のものです）を使用していました。モデム自体のＩＰアドレスは初期値の192.168.0.1のままでした。
社内ネットワーク等との絡みでＩＰアドレスを192.168.10.して使用せねばならなくなり192.168.10.5と変更したところ、インターネットにつながらなくなってしまいました。パソコンのＩＰアドレスは192.168.10.50（固定）、デフォルトゲートウェイには192.168.10.5としていてだめでした。
悩んだあげくＤＮＳを使用するとし、ＤＮＳサーバのアドレスを相手先から付与されるアドレスを入れたところつながるようになりました。
ＡＤＳＬモデムのアドレスを変更すると、ＤＮＳの設定をしてあげないとならないのでしょうか？

No.4 ベストアンサー 回答者： MCP 回答日時： 2003/02/25 16:44

基本的にＷＡＮ側アドレスとＬＡＮ側アドレスは異なると思います。

ＩＰアドレスはクラスＡ～クラスＣに分かれており、小規模のＬＡＮでしたら、２５４台以下接続可能のクラスＣで設定しますが、プロバイダーでは、多数のクライアントの接続を可能にしなければいけないので、１６７７７２１４台接続可能な、クラスＡのＩＰアドレスを採用しているようです。
　コマンドプロンプトでＩＰＣＯＭＦＩＧ　／ＡＬＬと入力すれば分かりますが、その時のアドレスは２１１．２０１．１９３．５のように、２５４までの数字で構成されているはずですが。　
　従って、ＷＡＮ側（インターネット側）のアドレスはＤＨＣＰで設定するか、プロバイダーから与えられているクラスＡの固定ＩＰアドレスを入力することになります。しかし、それではハッカーにすぐ狙われる事が多いので、通常アクセスのつど違うアドレスが与えられるＤＨＣＰ設定にしてあるはずです。
　貴方の書き込みの中には、ＷＡＮ側のＩＰアドレス設定の値がありませんので、再度確認されたらいかがでしょうか？
　またＬＡＮ側のアドレスは、ＬＡＮでつながっているクライアントがＷＡＮと接続するときに信号を送る相手（ルーターかプライマリドメインコントローラー・いわゆるサーバー）のＩＰアドレスをデフォルトゲートウェイとして設定し、あとはルーターまたはサーバーの設定通り、ＤＨＣＰで自動割り振りとするか、固定ＩＰで１セグメント単位にあるクライアントに、ユーザーが割り振ることになります。（その時は、デフォルトゲートウェイをクラスＣなら１９２．１６８．２～２５４．２～２５４のようにワークグループの識別番号とホスト番号を割り振ることになり、その場合ルーターなどのデフォルトゲートウェイは192.168.2～254.１のように設定するのがルールとなっています。
　ですからＷＡＮ側の設定がどうなっているのか分かりませんが、それがプロバイダーの正確なアドレスになっていなかったとすれば、あまりこういう事は無いように感じますが、ＤＮＳアドレスそのものがプロバイダーを識別できいるような数値だったので、たまたま接続できたのではないでしょうか。
　ＤＮＳはネットワークアドレスを機械の理解できるようなＩＰの値のリストと照合するためのサーバーですので、基本的にパソコンどうしを接続するＩＰとは違います。
　プロバイダーがプロクシを採用していた場合、ＨＴＴＰサーバー、ＦＴＰサーバーを指定することになりますが、これはブラウザの設定ですので、基本的にＬＡＮアダプタのＩＰ設定とは違います。
　以上より、ＷＡＮ側設定をＩＰの自動取得とし、ＬＡＮ側のデフォルトゲートウェイを会社と同じにし、ＬＡＮ側クライアントのＩＰの設定範囲を指定してＤＨＣＰにするか、ＤＨＣＰ機能のチェックマークを外して、後はホストごとにＩＰを設定してやれば（ただし左から３番目はワークグループ識別用ＩＰですので、デフォルトゲートウェイと同じであるべきですが）、職場と自宅で設定変更なしに接続することができると思います。
　また、家庭でのＩＤ設定でワークグループ名を、各クライアントとも同じにしなければ、クライアントどうしでのファイルのやり取りやプリンター供給ができなくなります。


　

No.3 回答者： noname#11476 回答日時： 2003/02/25 11:02

>なおかつDHCPサーバ機能を無効にしました。

これはルータのDHCPサーバ機能を無効にしたわけですよね。

DHCPは次のような役割を担っています。
　・個別のIP address を与える
　・ネットマスクを与える
　・デフォルトゲートウェイを指定する。
　・DNSサーバアドレスを与える。

つまりDHCPをOFFとする場合は、上記全部を手動で設定してあげないといけません。

さて、DNSサーバアドレスですか、与え方は２つあります。
一つは直接プロバイダのDNSサーバを指定する方法です。（今回はこちらの方法を取りましたね？）
もう一つはルータのアドレス、つまりデフォルトゲートウェイと同一ＩＰアドレスを指定する方法です。
この後者は、大抵のルータがDNS代理機能を備えており、ルータがプロバイダよりDHCPでアドレスを取得したときにプロバイダのDNSアドレスも取得しています。
そして各パソコンから来るDNS接続の要求をプロバイダのDNSに中継ぎするわけです。

結局、今回ＡＤＳＬモデムルータのIPを変更したこと自体は特に問題はなく、DHCP機能を外したからDNSが自動で設定瀬差なくなったというのがご質問者の直面した現象です。

では。

No.2 回答者： MCP 回答日時： 2003/02/24 23:25

元々、そのプロバイダーは固定ＩＰを付与しているのでしょうか？セキュリティー面で問題がありますので、多くの場合接続のたびにＩＰを変えるＤＨＣＰ接続が一般的なのですが。

　また、ルーターの場合（私は純粋なルーターをケーブルモデムに接続していますので、外しているかも知れませんが）、ＷＡＮ側（プロバイダ側）でＤＨＣＰを有効とし、ＬＡＮ側でも有効に設定、そしてＩＰアドレス設定はルーター側の親ＩＰを１９２．１６８．＊．１とし、接続するＰＣに付与するアドレスを１９２．１６８．＊．２～１９２．１６８．＊．２５０のように設定するはずなのですが？
　ＤＮＳはドメインネームシステムで、http://ｗｗｗ．＊＊．＊＊．ｎｅ．ｊｐのうようなドメインネームをＴＣＰ／ＩＰアドレスに変換する役割のはずです。普通はプロバイダのサーバーから国内でＤＮＳのサーバーにアクセスして、ＩＰアドレスを取得しますので、ユーザー側で設定することは無いはずです。
　もう一度モデムの取り扱い説明書か、ＣＤ－ＲＯＭに収録されている説明書を参照されれば、分かると思いますよ。
　また、職場で固定ＩＰを使う場合、自宅と勤務先で使うイーサネットアダプタを変えるか、移動の度にアドレスを変更することになると思います。

No.1 回答者： pompomkuma 回答日時： 2003/02/24 20:10

こんばんわ。

＞ADSLモデムのアドレスを変更すると、DNSの設定をしてあげないとならないのでしょうか？
しなくても、つながると思いますが。
以下の点が気になります。

＞デフォルトゲートウェイには192.168.10.5としていてだめでした。
このデフォルトゲートウェイは、何ですか？ サーバとかでは？
もしそうなら、モデムのIPを 192.168.10.5にしたら、IPが重複しますからつながらなくなります。

＞DNSサーバのアドレスを相手先から付与されるアドレス．．．
DNSの設定をしたのは、どこでしょうか？
DNSサーバのアドレスでは、なくてIPアドレスの自動取得ではないですか？

補足をお待ちしてます。
では。

この回答への補足

回答ありがとうございます。
ＩＰアドレスを変更する前の状態は、ＡＤＳＬモデムのアドレスは192.168.0.1でDHCPサーバは有効にする、としていました。PC(WIN98)側は、IPアドレスを自動取得、デフォルトゲートウェイを192.168.0.1と設定していました。
それをADSLモデムのアドレスを192.168.10.5と変更し、なおかつDHCPサーバ機能を無効にしました。PC側はIPアドレスを192.168.10.50に固定とし、デフォルトゲートウェイを192.168.10.5と変更したのですがインターネットにつながらず、DNSのところに相手先から付与されているアドレスを入れたところつながった、という次第です。
現環境では固定IPをもらっているわけではないのですが、ADSLモデムの電源はつけっぱなし状態です。一般的にはADSLモデムではIPアドレスは変えず、DHCPサーバ機能も有効とさせ、PC側ではIPアドレスを自動取得にしておけば接続できる、ということはわかってはいるつもりなのですが、私のように環境を変えてしまった場合どうなのかを知っておきたいと思いまして。
よろしくお願いいたします。

補足日時：2003/02/25 08:54