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最近読んでいた本に

『ゲーテの小説に、若くして死んだ少女を悼んだ恋人が、少女の遺体に防腐措置を施してガラスケースに入れ、身近に置くシーンがある………』

という一節を見たのですが、読んでみたいのでこのゲーテの小説のタイトルが知りたいです。

検索してみたのですが分かりませんでした。
ご存知の方がいましたらお願いします。

A 回答 (1件)

 


ゲーテに『ヴィルヘルム・マイステル』という長編小説があり、その一部は、「ヴィルヘルム・マイスターの修業時代」(全3巻)として岩波文庫から出ているはずです(昔出ていました)。

この話で、イタリア生まれの薄倖の少女ミニヨンが死にます。防腐処置をしたかどうか記憶にありませんが、主人公は、寝台に静かに横たえられたミニヨンの遺体の傍らに立って、少女を見、泣くというような情景があったはずです。

岩波の本が在庫切れ、品切れでなければ、店頭で、ミニヨンの死と、その後の主人公が少女の遺体と対面する場面あたりを、読んでみると、確認できると思います。

ゲーテには、『ミニヨンの歌』という詩があり、これは、ミニヨンがうたう歌として出てくるはずです。「君知るや、南の国、シトロン(オレンジ)の花は咲き……」と続く、非常に甘美な詩です。
 
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この回答へのお礼

ご丁寧にありがとうございます。
立ち読みで確認したところ、「ヴィルヘルム・マイスターの修業時代」(下巻)に防腐処置も含めて仰っているような記述がありました。
今度じっくり読んでみようと思います。
どうもありがとうございました。

お礼日時:2003/03/05 01:02

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