No.1ベストアンサー
- 回答日時:
これは初めてイエスなしで使徒が伝道をするときの注意事項の一つです。
サマリアなど異邦人には「まだ」するな、ということです。ほかに、服装、準備するもの、心得などいろいろ注意事項を言っています。
実際、イエスといっしょなら使徒達は異邦人の地への伝道には行っています。自分たちだけではまだだということです。
イエスによっての派遣ということは、イエスの権威の代理人であり、能力、権利を得ますが責任も伴います。まだ、彼らはイエスの責任や自己犠牲などまだ理解していないことがたくさんあったので、より困難なサマリア、異邦人の地はまだ時期尚早なわけです。使徒達だけの本格的サマリア伝道はイエス昇天後です。
メシア復活を伝道しますが、それは当然メシア(イエス)が復活したあとです。イエスのこの指示のときは、「神の国が近づいた」というのを知らせる伝道です。異なっています。そういうことも踏まえたうえでサマリア伝道は、当時は時期尚早という判断をされたわけです。
No.2
- 回答日時:
うーん 聖書開くのめんどくさいので、記憶を辿ると、確か理由を言っていたと思うんです。
「自分の身近な人をまず救え」みたいな。
仕方ない、ネットで検索してきます。
あったーー。
『異邦人の道に行ってはならない。また、サマリア人の町に入ってはならない。むしろ、イスラエルの家の失われた羊のところへ行きなさい」(マタイ10・5-6)』
マタイはヘブライ語から直訳されているので、ヘブライ語だとどういうイデオムになるかわからないと、本来の意味がわかりようがないのですが、、、
サマリア、イスラエル王国の首都の名前だった。
サ・マリア ってくらいだから、母なる土地みたいな意味?
イスラエル人って12+1支族。
宗教と政治が同じで、聖職者がリーダーになり12支族を導いていたのですが、外敵に対抗するため、政治的リーダーを擁立した方がいい となり、王国が誕生したんです。
エルサレム王国。
で、最終的に首都になったのがサ・マリア。
ところが、やがてユダ族とベニアミン族は、イスラエル王国から分離して、別の王と別の宗教的指導者を擁立し、独立したんです。
要するにルターの宗教改革みたいな現象が起ったわけです。
派閥があって、我々はソロモンの後継者にこの人であるべきだ とかお互い譲らなかったってことですね。
ダライ・ラマの抗争とも同じ。
派閥が「次のダライ・ラマはこの人」ってそれぞれ別の人をダライ・ラマとして擁立して、争っているわけですが、あれと同じ現象が起ってたってことです。
で、イスラエル王国がアッシリアに侵略されると、「ほれみたことかー お前らが間違えていたから神が罰を与えたんだ」ってことになった。
後にバビロンにユダ王国も攻め込まれ陥落してイスラエル王国と同じ目に合うんですけどね。
で、アッシリアは10支族を連れていって(どれくらい連れていかれたのかはわかりません。)イスラエル王国の地に自分たちの民族を移住させたわけです。
ユダ族からすると、アッシリアに汚された土地とサマリアを見ることになるわけです。
で、ユダ王国もバビロンによって陥落させられ、王など上流階級3000人くらい??がバビロンに連れていかれた。
もともとアブラハムはこっちの出身ですから、故郷・源に戻ったってわけですね。
で、捕囚された上流階級の人々は、バビロンで優遇されて、上層階級にいたらしいです。
ですが、中には故郷をイスラエルだと捉える人が出て、ユダヤ教を作ったってわけです。
だから創世記の話はバビロンに捕囚された頃作られたってことになったんじゃないかと。
だって創世記の内容はバビロン地方に伝わる神話だから。
で、別の国がユダヤ人を解放したのですが、在日の人と同じで、ほとんど国に帰らなかった。
王族出身の人は、自分が支配者でいたいので、帰ったらしいです。
各地からの移住でいろんな人々が住んでいる元ユダ王国の土地に。
そしてヘロデ大王の父親か祖父だったか忘れましたが、ローマ帝国が窮地に立ったとき派兵して助けたことから、ローマ帝国はヘロデに王位を与えた と。
ヘロデはイスラエル人ではないので(イスラエルのお兄さんがヘロデの祖先)、イスラエル人ではないものがユダヤの王になっていることに不満だったのですが、ヘロデは神殿を建設するなどして、ユダヤ人に取り入ることに成功し、神殿の祭祀や議員たちの中に自分の血を入れていった。(政略結婚によって)
自分に従わない聖職者は殺していた。
殺されそうになった聖職者は神殿を後にして荒れ野に拠点を移している。
だから、当事のエルサレム神殿にいた聖職者、政治家、律法学者たちは、イスラエル人ではないヘロデの血がまざっているってことです。
ヘロデ一族に都合がいいような政治になっていた。
パウロもそう、ヘロデ一族。
このぐちゃぐちゃしている時代の後に書かれたものが、新約聖書。
で、ユダヤ人(ユダ族とベニアミン族)はアッシリアに滅ぼされた国の子孫であるサマリア人を軽蔑していたのは、宗教的解釈の違い(偶像崇拝など)や、アッシリア人の血が混ざった人々とサマリア人を捕らえたからではないか と。
不浄の人々だと捉えたようです。
ですが、もともとは同じ神を崇拝しているので、話せばペンテコステ状態。
ペンテコステの始まりのペトロでしたっけ? の異言のあたりに、ズラズラと都市名がでてきますが、全部ローマ人が制圧している土地。
ローマ人の町なわけです。
ローマ帝国はそれらの都市に兵士を駐留させていた。
エルサレムで集会があり、ローマ人の土地からそれぞれユダヤ人が集まってきた。
話す言語は違えど、同じ神を崇めている、集まっている人全員自分と同じ血が流れているイスラエル人だ~とペトロが感無量になるってエピソードですね。
そういう歴史を知った上で、改めて読んでみましょう。
<異邦人の道に行ってはならない。また、サマリア人の町に入ってはならない。むしろ、イスラエルの家の失われた羊のところへ行きなさい。>
イスラエル人の中でもまず身近なイスラエルの聖職者を救えってことですね。
ユダ族とベニアミン族にいる聖職者。
後にユダヤ教の派閥との一触即発を避けるために、迂回し、ローマ兵士が常駐しているサマリア人が暮らす町に行く事になったらしいです。
そこにも聖職者はおり、イエスは話をして「おお」と感動している。
イスラエル王国の子孫の聖職者って設定じゃないか と。
そして、作家はヘロデから殺されそうになって神殿を後にした聖職者じゃないか と。
これで失われた家の意味、お分かりになったのではないかと。
これは一般人向けの話ではなくて、聖職者向けの話だと思うんです。
イエスの設定はレビ人なんじゃないかと思います。
レビ人は土地を持たず、12支族を宗教的に導く役割を担っている。
ところが、政治的なことで、宗教者より政治家(王)の方が権力を持ったり、聖職者同士で権力争いをしたりして、信仰が分裂して散らされたわけでしょ?
ヘロデ一族の律法学者などが出てきて、もともと安息日は奴隷を休ませるためだったのに(この民族はエジプトで奴隷だった)、働いてはならない日だと解釈を捻じ曲げ、元の安息日の存在意義を喪失させてしまっていた状態、などなど。
ゴンゴン失わされてしまったわけです。
失われたイスラエルの家で、失われたイスラエルの家の羊状態だったので、失われた信仰を取り戻すため、聖職者よ ガンバ! ってことじゃないかと。
ヘロデ一族は、自分たちに都合がいいような政権をとっていたわけですが、ヤコブって人が熱狂的に市民から支持されていたんですね。
イエスの実弟という説もあることから、ヤコブがイエスのモデルとなったのかも。
で、ヘロデアンの一人パウロに権限を与え、原始キリスト教を殺害させていた。
パウロはヤコブを神殿の階段から突き落とし、殺害を謀った。
「ここは俺たちの島だ。とっとと荒れ野にかえりやがれ」ってな感じでしょうか。
ヤコブ 両足骨折するも、命助かる。
すると大祭司を動かして、神を愚弄したとして処刑させた。
残念ながら、イエスのように復活しませんでした。
ですが、この一連の事件がきっかけとなり、神殿の祭祀に強い不信感を市民は持ち、言うことをきかなくなった。
ヤコブ殺しのパウロの命が危なくなったので、牢獄に一旦入れて安全確保。
ところが暗殺計画があると知り、直訴したのか、ローマはものすごい警備をつけて、パウロをエルサレムから脱出させた。
あとは、ローマ兵が常駐しているローマ帝国各地を豪遊、失礼宣教。
だってローマ兵に守られているのだから。
だって、ヘロデはローマと手を組んだイスラエル人ではないヘロデ一族の一員なのだから。
で、ヤコブは殺されたが、ヤコブの思想をイエス物語として残そうとして、作品が作られたのではないか と。
山上の教訓とかありますが、大勢いるようで、12人じゃないかと。
ユダヤ教で大衆者と言うときは、ヒエラルキーのトップ12人の聖職者を指していたので。
宗教的リーダーの教育が急務だったってわけで、失われてしまった家を復活させようって活動だったと思えます。
ですが、結局ヘロデアンの勝ち。
もはや市民が言うことを聞かなくなったと神殿の祭祀はローマに報告。
ローマの皇帝はパウロの意見を聞いた。
パウロの意見により、ローマの行動が決定し、エルサレムは炎に包まれることになったわけです。
そして、パウロ勝ちで、パウロの思想がキリスト教として、広まったってわけですね。
西方教会であって、東方とは違いますが、現在西方教会の方が圧倒的に優勢で、キリスト教といえばパウロの思想のことを指しますよね?
イエス いえ ヤコブ殺しをして乗っ取ったパウロの思想であって、イエスのモデルのヤコブの思想では無い。
ああ、結局 散らされて復活ならず orz。
イエスを殺したのは誰か?
2千年近くユダヤ人だって言われてきましたけど、もう真犯人は誰かおわかりですね。
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