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自然数m,n(m<n)の間にあって、7を分母とする既約分数の和は?

教えてください。

A 回答 (3件)

● #1,#2です。

Σが使えないとちょっと説明に困つたけれど、次の公式はわかるだろうか?それがわかれば、理解できると思うのですが・・・
  1からmまでの自然数の和の公式
  1+2+3+・・・・・+(m-1)+m=(1/2)・m(m+1)

●区間[m,m+1](mは自然数)の中に有る分母が7の既約分数を考えて見ます。
m+(0/7)=m       : mは自然数は既約分数でないから省く。

m+(1/7)=(7m+1)/7 : 7m+1は7で割り切れないから既約分数。
m+(2/7)=(7m+2)/7 : 7m+2は7で割り切れないから既約分数。
m+(3/7)=(7m+3)/7 : 7m+3は7で割り切れないから既約分数。
m+(4/7)=(7m+4)/7 : 7m+4は7で割り切れないから既約分数。
m+(5/7)=(7m+5)/7 : 7m+5は7で割り切れないから既約分数。
m+(6/7)=(7m+6)/7 : 7m+6は7で割り切れないから既約分数。

m+(7/7)=m+1     : これは自然数だから省いてよい。

 だから、[m,m+1]の間には、7の既約分数は上に書いた間の6個の分数しかないことがわかります。

 問題では、和を求めるので、ここでこの6個の和を求めておきます。
 7mが6個あるから、
 {7m×6+(1+2+3+4+5+6)}/7=6m+3
 
 これが#2で答えたことです。

●次に0からmまでの区間[0,m]を考えて、それを次のようにm個に区切って,それぞれの区間の既約分数の和がどうなるかを上の結果(6m+3)を使ってを考えます。mは区間の始まりの数だったので、

[0,1]・・・・・・・6×0    +3
[1,2]・・・・・・・6×1    +3
[2,3]・・・・・・・6×2    +3
[3,4]・・・・・・・6×3    +3
・・・・・・・・・
・・・・・・・・・
[m-1,m]・・・6×(m-1)+3
            ↑
 これを上から下まで足して区間[0,m+1]の間に有る7の既約分数の和を求めておきます。 
 {6×0+3}+{6×1+3}+{6×2+3}+・・・・・+{6×(m-1)+3}
を求めますが、このとき、次のように分けて足していきます。

● 1) 6の掛け算の項の和
 {6×0+6×1+6×2+6×3+・・・+6×(m-1)}
 =6×{0+1+2+3+・・・+(m-1)}
 ここで、最後の{  }の部分に上の和の公式を使います。
 最後がmまででなく(m-1)までの和なので、計算しなおしておきます。(公式でmをm-1とすればよい。)
 {0+1+2+3+・・・+(m-1)}=(1/2)(m-1){(m-1)+1}
 =(1/2)(m-1)m
これを使うと、
 {6×0+6×1+6×2+6×3+・・・+6×(m-1)}
 =6×(1/2)(m-1)m
 =3(m-1)m
が得られます。

● 2) 次に『+3』ですが、これは何個あるか?わかりますね。
 ”区間のあとの数字”とそれまでの『+3』の個数が同じになっているこに気が付くと楽ですね。最後がmなのでm個です。
 だから『+3』の項の和は3がm個あるので 3×m=3m です。

● 1)と2)を足せば、区間[0,m]に有る7の既約分数の和が求められます。これを S(m) と書いておきます。
 S(m)=3(m-1)m+3m=3m^2-3m+3m=3m^2
 実にきれいになってしまいました。 
 S(m)=3m^2  です。

● 次にmからnの間に有る既約分数を求めるには・・・
 『0からnの間に有る7の既約分数の和』=S(n)から『0からmまでの7の既約分数の和』=S(m)を引けば求められます。区間の両端のm,nは既約分数では無いので、境目については考えなくてよくそのまま引けばいいですね。それで
 S=S(n)-S(m)=3n^2 - 3m^2
となることがわかります。
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この回答へのお礼

わかりますっ!!
ほんとに、ありがとうございました。

お礼日時:2009/04/21 06:40

● #1です。

 
 なぜか整数値になる・・・良く考えたら当たり前だった。
 すぐにひらめかないのが自分らしい・・・!!

  mとm+1の間の7の既約分数は
  m<m+1/7<m+2/7<・・・・<m+6/7<m+1
の関係にあるから、その和をとると、
 (m+1/7)+(m+2/7)+・・・・+(m+6/7)
 =6m+{(1/7)+(2/7)+・・・・+(6/7)}
 =6m+21/7=6m+3
 だから、いつも整数になるわけだ。
 これを使ってnまでの和とmまでの和の差をとっても簡単に解けると思う。
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● 7を分母とする既約分数をK/7 (K∈N)とすると,


 m<K/7<n ∴ 7m<K<7n (m,n∈N)
 K/7が『m,nの間に有る7の既約分数』ならば,Kは7m<K<7nの中にあって、7の倍数で無ければよい。だから,7を分母とする既約分数の和は7m+1,7m+2,・・・,7n-1の和を7で割ったものから,そのうちの7の倍数になるものの和を7で割ったものを引けばよい。
 S=Σ(k=7m+1→7n-1)k/7-Σ(k=m+1→n-1)7k/7
ここで,   
Σ(k=7m+1→7n-1)k/7
 =(1/7){Σ(k=1→7n-1)k-Σ(k=1→7m)k
  ;後ろのΣ・・・7m+1からあとを残すので7mまでの項を引くことに注意。
 =(1/7){(7n-1){(7n-1)+1}/2-(1/7)・7m(7m+1)/2
 =(1/14){7n(7n-1)-7m(7m+1)}
 =(1/2){n(7n-1)-m(7m+1)}
Σ(k=m+1→n-1)7k/7
 =Σ(k=m+1→n-1)k
 =Σ(k=1→n-1)k-Σ(k=1→m)k
  ;上と同様m項までを引くことに注意
 =(1/2)(n-1){(n-1)+1}-(1/2)m(m+1)
 =(1/2){n(n-1)-m(m+1)}
これから,
S=(1/2){n(7n-1)-m(7m+1)}-(1/2){n(n-1)-m(m+1)}
 =3{n^2-m^2}
 なぜか常に整数値になりますね。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
出来れば、Σを使わずに教えて頂ければ...(まだ高2のはじめなので)
ありがたいです、。

お礼日時:2009/04/20 10:14

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