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上杉謙信の有名な「敵に塩を送る」という精神は、私達の現代でも通用すると思いますか?

A 回答 (8件)

 通用するというか、ビジネス界では、いくらでもある話です。


品不足のところに、すばやく売り込み販路拡大・・・
元来、越後から甲斐に、塩を売りに行っていたわけですが^_^;
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この回答へのお礼

ビジネス界ではいくらでもある話なんですね^^;
大変参考になりました。ありがとうございます。

お礼日時:2009/04/25 19:15

「敵に塩を送る」の反対の意味の「宋襄の仁」という格言があります。


ビジネスや外交や戦争の場面では、やはり「宋襄の仁」に陥ってはならないと考えるべきでしょう。

日本の竹島や尖閣諸島や靖国神社を巡る隣接国への度を越した「遠慮」の姿勢は「宋襄の仁」であるように思えます。

30年前には中国は人口ばかり多い核兵器を持つ貧しい国に過ぎなかったのですが、今では莫大な貧困人口を抱えるものの次第に「大国」の実体を備えるようになって来ており、既に外交上は「日本など相手にしない」という態度をとるようになって来ております。中国がそういえるだけの経済力を蓄えるために膨大な支援を行ったのは日本です。

中国という厄介な国と隣接する日本が「敵に塩を送る」または「味方と勘違いした敵に塩を送る」ことを日中国交正常化以来40年間続けた結果と言えるのではないでしょうか。その結果、日本の隣に「怪物国家」が出現してしまい、世界から資源をかき集め、周囲に公害と軍事圧力を撒き散らしているわけです。

なお、
「上杉謙信が駿河の今川氏・相模の北条氏から塩の供給を絶たれた武田氏に塩を送った」
という逸話は後世の創作とされております。
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この回答へのお礼

反対の格言があるんですね!早速調べてみました。

「宋襄の仁」→〔宋と楚との戦いの際、宋の公子目夷が楚の布陣しないうちに攻撃しようと進言したが、襄公は君子は人の困っているときに苦しめてはいけないといって攻めず、楚に敗れたという「左氏伝(僖公二十二年)」の故事による〕不必要な哀れみを施してひどい目にあうこと。無益の情け。事宜を得ない哀れみ。

御回答の内容も納得できました。ありがとうございました。

お礼日時:2009/04/25 19:21

「敵に塩を送る」の意味は、 「苦境にある者は敵でも助ける」ということです。


「宋襄の仁」は「 無益のなさけ。事宜を得ていない憐れみ」という意味ですが、
これは解釈が違うだけで、宋の襄公と上杉謙信がやったことは
基本的に同じです。
故事としては日中で同じようなことを行ったのに日の見る目が違うというのが
この二つのことの違いです。、
中国の故事でも襄公を評価する考えもあるので、注意したほうがいいです。

これは要する王道か覇道かという儒家・法家の論争そのものであり、
どっちがいいかは結論の出ない人生訓であるでしょう。
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この回答へのお礼

2人が行った事は、基本的には同じ意味になるんですね。襄公を評価する考え方もあるんですね。良い悪いは結論の出ない人生訓ですね。大変参考になりました。御回答ありがとうございます。

お礼日時:2009/04/25 19:28

辞書によると…


敵に塩を送るとは敵対関係にある相手方が苦しんでいる場合、つけ込まずに援助することを指します。
テレビでもたまに聞きますし、通用しているんじゃないですかね。
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この回答へのお礼

通用していそうですね!御回答ありがとうございました。

お礼日時:2009/04/25 19:29

 通用します。

これをネグレクトしては汚いといわれます。
 仁義なき闘いの場面もきたなくては味方も応援者も居なく為ります。
 闘いで窮状ではないことですので、人間同士の生まれたままの対応です。
 将兵のその困り方は、身につまされます。
 昔でもないが、足の怪我をおして、決勝かに進んだ山下泰裕(選手)の怪我の足を庇った、相手の選手が居ましたね。
 これは単なる美談ではないと存じます。
 必要なことであり、その選手は金メダル以上のメダルで世界中から表彰されています。
 おの試合は、相対する敵同士が同時に優勝した試合でした。
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この回答へのお礼

これはネグレクトすると汚くなってしまうんですね。足を怪我した選手の話は初めて知りました。アドバイスありがとうございます。

お礼日時:2009/04/25 19:33

 美談としては通用すると思いますが…。



 なお、山下泰裕選手とモハメド・ラシュワン選手の戦いでは、ラシュワン選手は山下選手の怪我した足を狙っています。
 (と言うか、怪我した足を狙った攻撃を華麗に捌いた事が勝利を決めた一本に繋がります。)
   http://www.nikkansports.com/sydney/rensai/yamash …

 マスコミが美談として祭り上げただけですから…。

 ラシュワン選手が手加減せずに全力を尽くして戦ったからこそ、あの感動的な表彰台のシーンが誕生したのだと思います。
 (表彰台の中央に上ろうとする山下に、ラシュワン選手は山下選手の足を気遣って手を差し伸べ、友情の証とされた出来事)

 もし手加減をした結果として、山下選手が勝利したのであれば、両選手には拭い難い蟠りの気持ちが出来てしまったと思います。
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この回答へのお礼

その選手は、実際は手加減していなかったのですね(^_^;)でも、美談としては通用しそうですね。アドバイスありがとうございます。

お礼日時:2009/04/25 19:38

現代では通用しないと思います。


今の世の中、謙信のような人がいるかどうか・・

信玄が同盟を結んでいた氏真を攻めたのに対し、同じく信玄・氏真と同盟を結んでいた氏康が、信玄に激怒したのが原因です。
氏康と氏真は信玄を包囲するために謙信にも塩止めを要請したものですが、これを謙信が快諾するはずがありません。
元々、信玄・氏康が組んで謙信と敵対していたのに、散々関東で戦ってきた信玄・氏康が不仲になったのは謙信にとっては良い事。ですが、氏康がやろうとしたのは、甲斐と信濃の民を苦しめることです。信玄とは不倶戴天の仲であっても、ダメージを受けるのは信玄よりも民の方です。自身の義に反すのはもちろん、ただ単に商売を続けただけ。それに以降も謙信・氏康が同盟を結んでも、氏康の要請には全く応えなかったのですから、謙信のしてみれば、現在美談になっているのが不思議だと思うと思いますよ。
謙信がしたのは、当時では当たり前のこと。現代にしたら、通用するもなにも無いと思います。
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この回答へのお礼

現代では通用しないと思うんですね。謙信は、語り継がれている美談に対して「我は単に商売を続けただけ^^;」と思っているかもしれないですね。大変参考になりました。御回答ありがとうございます!

お礼日時:2009/04/26 12:57

「敵に塩を送る」のと「宋襄の仁」の違いは「深謀遠慮があるかないか」にあると思います。


謙信が塩を送った(とされる)時代は、それまで同盟関係にあった武田家と北条家が敵対した時代であります。そしてその北条家は謙信にとって最大の敵でした。謙信が関東支配を諦めて北条家と謙信との間で同盟が成立しますが、これは全く機能しない名目上のものにすぎず、その点において謙信は「隙あらば関東に攻め入る」という考えは常にあったと思います。
その点において、当時北条家と関係が悪化している武田家が弱くなりすぎることは相対的に北条家を強めることになってしまい、それは戦略的に見て得策ではないという判断が謙信にあったと思います。また、プレゼント分の塩を持ち込んで商売をすれば、越後の塩商人が武田領内に進出しシェア拡大につながるという経済的な意味と、塩商人のフリをしてのスパイ活動、あるいは塩商人から武田領内の情報を手に入れることができるというメリットも大きかったと思います。

近年では、1997年にマイクロソフトが経営の行き詰まったアップルを経済的に支援したというのが文字通りの「敵に塩を送る」でしょうか。もちろんビル・ゲイツは「お金が余っていたから助けてやった(一応、本人はそんなようなコメントをしていたように記憶します)」ほど甘くはないと思います。
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この回答へのお礼

2つの違いですが「深謀遠慮(先々のことまで考えた、深いはかりごと)があるかないか」にあるんですね。謙信からのプレゼントには、それなりの奥深さがあるんだなぁと思いました。現代バージョンでは、まさにマイクロソフトがアップルを経済的に支援した例があるんですね!!でも、ゲイツの例も、美談であると同時にメリットや策略がある上での行為かもしれないですね^^;大変参考になりました。御回答ありがとうございます。

お礼日時:2009/04/26 13:29

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