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新しく受電装置がセッティングされましたが、電流計が現実の数値とマッチングしていません。
例:実アンペアーは35A(0.035A)、計器は最大表示が10KA、最小表示数字0.1KAなので殆んど針が振れなく読み取れません。
正常な表示にするには計器変更はもちろんですがどんな処理が必要でしょうか?    

A 回答 (2件)

人手で計測器であたって測れるようなものは別として、受配電設備にあるような電流計だと、普通は計測対象となる回路に変流器(CT)を挿入し、それで計器に合わせた電流に直して表示させています。

これが合っていないと、表示は全くでたらめになってしまいます。

今の計器がフルスケール10KAということですが、これも本当に10KA流すわけではなくて、必ずCTでうんと低い電流(せいぜい数A)に変換されているはずです。例えば1:100のCTだと、負荷に100A流れた場合に1Aを出力するわけで、これに1Aの電流計をつないで監視します。このままだと表示が1/100になってしまうため、目盛りを100倍しておくわけです。

ということで、今取り付けられているCTの出力を確認し、それに見合った入力で正しい目盛りの電流計に取り替える必要があります。

今回とは反対に、電流計の目盛りは正しいがCTの選択を間違えても、やはり表示がおかしくなります。
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これは、CTの定格二次電流値の設定誤りまたは、メータの選択誤りと考えられますが、受電装置の仕様書にはどのように記載されてご確認下さい。

一般的には、CTを変更するより、メータを変更する方が簡単で安く済みます。

もうひとつ心配なのは、この受電装置に取引用の電力量計がついている場合、実際の取引電流容量が定格値の5%を下回っていないかということです。一般的には5%を下回る低負荷領域では、電力量を正確に計量できなくなる可能性がありますので、法律違反となることがあります。

受電装置は、どこか別の場所で使うものを流用したのでしょうか。
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