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オーディオの知識がないのでアレなんですがふと疑問に思ったことがあります。
例えばスピーカーやアンプなどで再生周波数・周波数特性が~20kHzと記載されている機器だと
20kHz以上の音は扱えないということでしょうか?
安価なものでも~150kHzであったり、高価なものでも~35kHZがあったりと周波数で値段が決まるわけではないと思いつつも不思議に思ってしまいます。
SACDやDVD-Audioなどが世に出てきても再生周波数範囲が狭い機器では無意味なのでしょうか?

A 回答 (5件)

20kHzまではほぼ同じ出力が出ますよ、という意味ですので、それ以上が扱えないということではありません。

なるべく人間が聴こえる範囲(若い人で20KHzくらい)の特性(位相特性も含めて)が平坦になるように設計したのがたまたま、150kHzとか35kHzまでは平坦でした、というくらいに思えば良いので、あまりスペックに引きずられる必要はありません。加齢にともなって高い方は聴こえなくなります。とにかく特性が良い方が良く聴こえるという方を否定はしませんが、なんとしも売らんかなという感じでスペックで釣るのはいかがなものかと思います。
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はじめまして♪



アンプとスピーカーの高域再生能力に限定してですと、再生可能限界は高いにこしたことは無いと思います。
 しかし、「音質」と言うのは概ね中音域が支配的ですので、再生限界が高いか低いかの違いは、直接的音質評価の目安とは成らない物です。

真空管アンプ等では20Kどころか、12Kとか16Kまでしか増幅能力の無い製品も有ります。 こういったせいひんの中には高域限界の低さを補う以上の中音域に「音色」の良さが有ったりします。
*「音質」ではなく、「音色」と書いたのは、好む人と好まない人が居る可能性が有るからです。

同様に、スピーカーですと小型フルレンジを好むマニアの方もおりますように、低域や高域を多少諦めても好みの中音域を求める方もおります。

アンプの場合は出力電力(または電圧)、スピーカーは音圧として測定された結果「この辺まで、レスポンスが有りますよ」と言う指標です。

以下は私個人的な考え方ですので、こんな人も居るんだぁ~ 程度に読んでくださいね(苦笑)

人の聴覚で最も敏感な400Hz~4KHzが重要で、前後1オクターブ増える200Hz~8KHzで一応音楽が楽しめる。 オーディオとしては更に1オクターブ広い100Hz~16KHzは欲しいので、実際の室内で再生出来る環境の条件にしています。
本格的なオーディオとしては、さらに1オクターブ欲しい物ですね。50Hz~32KHzがフラットに出てくれる、、、 これが大変なんですよね。 100Hz以下もフラットに再生するためには、音響特性に留意した専用の部屋が必要になり、普通の大工さんや工務店、なんとかハウスなんて業者では設計知識すら無い物ですし、簡易リフォームでも数百万、本格的なら数千万のスタジオ建築レベルに成ってしまいます。
高音域に関しては、例えば20KHzの再生が可能であっても、歪みや位相回転などが無い奇麗に出てくれるかに気を使いたいと思います。そんな時、40KHzまで再生出来るのであれば余裕度が有るので、奇麗に再生してくれるかもしれません。 しかし設計によっては、30KHz付近に共振峰を置いて、数値上の帯域を延ばしたなんて事もあり得ますので注意しなくては(30KHzの共振なら1オクターブ下の15KHzあたりから歪みや位相回転でキタナイ音色がでそうに思います)
逆にアンプ等では80KHz~100KHz以上に強度の共振があり、20KHz以上(2オクターブも下から)カットする回路設計して、できるだけ歪み感を減らしピュアな音楽再生に特化した物もあります。

自動車でも、馬力や排気量、燃費などのデータでは運転のしやすさ、快適度、助手席や後部座席の乗り心地が判らないのと同じで、周波数特性も単なるデータの一部って事です。

あまりにも周波数特性ばかりに固執するオーディオマニアを昔はサイクリスト、現代ではヘルツ教なんて言うそうですよ(笑)
私にも判らない昔ですが、周波数を「20サイクル~2万サイクルを目標に」と言った時代が有ったそうです。(爆笑)

余談が多過ぎましたね。ごめんなさい。
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人の耳の可聴範囲は20Hz~20kHzと言われおり、年齢と共にこの範囲は狭まります。

とか、質問者のスピーカーやアンプの特性を示している周波数の議論は全て正弦波での話です。
一方、音楽が扱う声や楽器が、仮に同じ帯域でも違った音がするのは波形が違うからです。これは学問的には歪波交流と言われますが、この波形の成分を周波数展開する(フーリエ展開)と高調波成分は20kHzを越えるものが有るでしょう。それが故に、CDでもサンプリング周波数をあげたものの方が、実際の音に近いと言われます。
私が仕事をしているケーブルの世界でも、特に高周波域を伸ばした設計をした製品は概ね臨場感に優れたものになります。だだそれが、オーディオ的に優れたものであるかは別で、主に人の声を中心とした中音域を盛り上げた、いわば”かまぼこ型”と称されるような特性のものを好まれる方もいらっしゃいます。
質問者への回答としては記載されているようなスペック値にあまり惑わされる事無く、実際の音を聞いて良し悪しを判断した方が良いと思います。とかく、特にオーディオアクセサリーの世界は理屈に合わない売り言葉が横行している世界ですから。
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実際35kHzの音が出てても人間には聞き取れないですけどね。


可聴周波数の上限が20kHzと言われているため、CDの収録周波数の上限が20kHzとなり、それ以上の周波数が再現可能でもCDのスペックを満たすのみの製品が多いのも確かでしょう。
まあその20kHzにしても30代では勿論、20代でも聞き取れない人もいるでしょうしね。

今現在の部品性能からすれば扱えるけど扱ってないという感じですかね。

また別の観点から話をすれば、数値が高い又は性能が良いと言う事が自分の好みの音ではない可能性もある訳です。
こういう点がオーディオというか趣味性の高い機器の難しい所です。

日本製品が非難される場合に(素人騙しの)カタログスペックにばかり注力するから評価が得られないんだ。なんてことを言われてしまうのです。

勿論性能に依拠する数値が実用上不足のない基準に達していないとそもそも論外と言う事もあるので、一概に言えないというのもありますけどね。
またある性能を出すためにトレードオフとなる数値もあったりするので、一括りで話が出来ないという事もあります。

トレードオフの例としてはスピーカーの出力音圧レベル(能率)と再生周波数の下限が挙げられます。
トランジスタアンプで大出力が可能になったため、低域を出すために能率が低いスピーカーが増えました。
ここでも大出力で低能率スピーカーが駆動出来るからと言ってそれが好みの音とも限りませんし、能率が低いと低出力アンプでは駆動しきれないと言う基本を知らずに、評判や宣伝に釣られて真空管アンプを買ってしまったりするとどちらの特徴も活かせないなんて事になり、目も当てられません。


という訳で長々と書いてきましたが、結論としては示された数値の意味を理解し取捨選択する知識を身につけずにカタログスペックだけを追うと危険であるという事。
また最終的に数値で決めるにしても、自分で聴く音が評価の第一位で有るという前提で行って欲しいと言う事です。
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> 周波数特性が~20kHz



その範囲外はまったく扱えないわけでなく、
「出力が定格の半分になるポイント」を境目に表記します。

> 再生周波数範囲が狭い機器では無意味なのでしょうか?

そもそも人に聞こえる周波数範囲が 20kHzまで、と言われてますからねぇ。
もっとも個人差もあるし、20kHz 以上は耳には聞こえなくても体のどこかで感じてるらしく
20KHz 以上も再生してみると明らかに変わる、というような報告も
ありますから、
まったくの無意味でもないようですけど。
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