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鉄や銅などを採掘した鉱山跡で、植生がみられない土壌の、回復の仕方を教えて下さい。回復のための基準や最低条件は、何でしょうか。また回復作業によって、新たな汚染を引き起こすことなどあるのでしょうか。

A 回答 (3件)

足尾銅山鉱害の事例が、参考になります。

日本大躍進の陰に起きた事件で、同時期に各地でも同様な鉱害事件は起きておりました。その後の治山、環境回復は、事業所の閉鎖を出発点として始まり、現在もその対策事業は続いております。
概要は、いくつかのサイトで読めますので、代表的なものを添付しておきます。おそらく、開発途上国で、政府・資本が強い国で、同じ構造で鉱害・健康と農業破壊が起きていると推察します。
私の経験では、中東で、低賃金と雇用不安の中で、資源開発で公害が起こっても、地下水が汚濁していても住民は雇用されているため文句が言えない状況でした。
適用された治山技術は、格別なものではなく、ため池の設置、土石流ダム建設、煙害による枯れ木地域への植生回復(草生回復、低灌木の植樹)、降雨による土壌中有害物質の流出待ち(言葉が悪いのだが)です。
幸いにも、自然の治癒力は素晴らしいものがあり、時間さえかければ、どのような土壌にも植生が徐々に回復します。ただ、銅、カドニウムなどは分解することなく、植物中に蓄積されます。
JICAか、類似のお仕事か不明ですが、足尾銅山の教訓をご研究ください。治山技術の詳細は、担当部局への問い合わせで、資料が得られますので、遠慮なく。
お勧め順
(1)http://d-arch.ide.go.jp/je_archive/society/book_ …
(2)http://happa8x8.blog63.fc2.com/blog-category-13. …
(3)http://www.digital.archives.go.jp/howto/pdf/kait …  国の弁解
(4)http://homepage2.nifty.com/kumando/mj/mj080906.h … ある種の論争
(5)http://www.erca.go.jp/taiki/history/as_jiken.html
  ここに詳細な資料を請求すべきです。

お役にたてばよいのですが!

参考URL:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B6%B3%E5%B0%BE% …
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この回答へのお礼

fumi26 様

詳しい回答とリンク、有難うございます。
大変参考になりますので、リンク先の資料を引き続き研究致します。

お礼日時:2009/05/29 12:15

元々の植生を回復するだけであれば、土壌がある条件なら単に植え付ければよいのですが、土壌と植生が共に失われている場合には、特に大規模に施工するためには工夫が必要です。


現地に合うかどうか分かりませんが、粘土団子種子や植生土のう、あるいは空から種と培養土を入れたバッグなどを撒布する航空緑化などで回復を助ける必要があると思います。
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この回答へのお礼

indoken 様

コメント有難うございます。
現地の事情によっては、航空緑化と労働力とのコスト検証が必要と思いますが、もう少し研究し、また何かわからない点が出てきましたら、再度質問させて頂きます。
有難うございました。

お礼日時:2009/05/29 22:57

大変に大きなテーマですので、ここで簡単に回答することは、不可能です。


回復の仕方については、単純に採掘によって自然植生がなくなっているだけの場合と、植生と共に土壌が失われている場合と、周辺が重金属などを含有する特殊な岩石や土壌なのか 等々によって、方法が全く異なります。
回復のための基準や最低条件は、高山特有の特殊な植生であってもよいとするか、高山の影響を受けていない周辺の自然植生と同じものを求めるのか など、どの程度までの回復を求めるのか によって異なります。
新たな汚染発生についても、「可能性の有無」を問われるのであれば、有るとしか言い様がありませんが、当然のこととして、汚染の発生を招かない手順を考えるべきですね。

この回答への補足

indoken 様

ご回答、有難うございました。
海外在住の為、タイムリーにお礼が出来ませんでした事、お詫び致します。

相談箱初心者なので、回答頂けるかどうか半信半疑だった為、おおざっぱな質問となってしまいました。
知りたかったのは、植生と共に土壌が失われている場合の、植生(根の浅い灌木系か)回復の為の方法でした。
また、周辺が重金属(同じような鉄や銅)などを含有する土壌を想定しています。
跡地を他の用途に使用するのではなく、単に植生を回復する程度ですが、ここにただ適切種を植栽するだけで良いのか、植栽する前に土壌に対して何らかの処理が必要なのか、また必要だとしたら、その際または既に、何か二次汚染を引き起こすか起こしている可能性があるのかを、知りたいです。
まだ大雑把すぎるかもしれませんが、ご回答頂けると幸いです。

補足日時:2009/05/28 23:15
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