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漢検準一級の勉強をしており、題意のような疑問を持ちました。
準一級の漢字を調べてみると「忽」「惣」「惚」「吻」等ありますが
なぜか「葱」だけ“点”があります。

ネットで調べてみると、
「葱」の本字は、草冠に「悤」(「總」の旁)だそうですが
「惣」も元々は「總」であることを考えると理解に苦しみます。

A 回答 (1件)

「惣」は本来「手へんに葱の下」だったものが字画をあやまって「惣」になったそうです。

国字扱いにはなっていませんが日本語での用法しかなく、これを含む熟語は「総」で置き換えられたり「惣菜・総菜」のように両方が用いられるものもありますが元は別の字です。「總」は「総」の旧字体でしかありません。(新字源より)。

「怱」はもともとは「總のつくり」ですが字画を略した俗字として古くからこの形や「総のつくり」が用いられていたようです。この3者は同じものですが「葱」のようにこの形が普通に用いられるもの、「總・総」のように旧字体・新字体の関係のもの、「糸へんに怱」のように他の2つと独立した字として扱われているものなどやや複雑です。

このように「勿にたすきがけ+心」を持つものは「總のつくり」に由来しますが「忽・惚・吻・刎」は別物で「勿(勿れ)」です。これは字画を略してできたものではなく古くからこの形です。
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