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私は天皇/皇室を、好きでも嫌いでもありません。まるきり興味なしです。
「不幸にさえあってなければそれでいいや」くらいの気持ちしかありません。
ですから、例えば1月2日(ですよね?)の一般参賀で小さな日の丸を
一生懸命振っている人たちや「皇室は世界的にも特別な敬意を払われている」
と得意になっている人たちも、女系天皇はどうのとか雅子さんがこうのとか
皇室にあれこれ文句を言っている人たちも、不思議でなりません。
と同時に、万世一系とか皇室のルーツが日本神話の神様にあるとかいう話を
全く信じていません。要するに古い家柄に過ぎない、というのが
皇室に対する私の認識です。と言っても「そんなごたいそうな家が
あるわけないじゃん」という程度の単純な根拠です。

そんな私ですので、先日発売された小林よしのり「天皇論」には、
SAPIO誌上で連載中に時々目を通していたものの、どうしてあんなに
天皇/皇室に熱くなれるのか全く分かりませんでした。
「日本人なら知っておくべき」「日本人である以上云々」といった言説も、
自分が日本人であることを喜んでも悲しんでもいない自分にとっては
「大きなお世話」以外の何ものでもありません。
あるサイトの読者レビューが発売後一週間と経たずに15件以上、
しかもほぼ全てのレビューが絶賛というのもさっぱり理解できません。
元々興味がないせいもありますし、
「皇室のルーツは日本神話の神様にある」と著者が主張すればするほど
(してたと思うのですが)、
それなら神道の信者以外には関係ない話ではないかと思うのです。


前置きが長くなりましたが、そこで皆さんにお尋ねします。
皆さんは天皇/皇室を好きですか?嫌いですか?興味なしですか?
理由もあわせてお答え頂ければ幸いです。

尋ねておいて勝手ながら、「自分の考えを変えたい」「議論したい」わけではなく、
単に皆さんのご意見を知りたいだけであることをご了承下さい。
また、「ウヨク」「サヨク」「非国民」という言葉は、荒れる元ですから
ご使用をご遠慮願います。

よろしくお願いいたします。

A 回答 (45件中21~30件)

No.10です。


> 日本の自慢をしたいのなら、魚を燻製状にしてうまみを抽出する食文化・
> 季節や場所によって一変する自然・千年以上経ってなお色あせない文学など
> 腐るほどネタはあるような気がしますが…。
自慢、と最初に書き出したので誤解をさせてしまいました。諸外国への一目置かれる存在として皇室が重要なのです。

>2000年4月3日、私は鈴木宗男総理特使と共にクレムリンの大統領執務室隣の控え室で緊張しながらプーチン大統領代行との会談を待っていた。
>―省略― 会談が終了し、日本側出席者が執務室を出る間際にプーチン氏は「鈴木先生、ちょっと話がある」と呼び止めた。
>「実は、できればのお願いなのだが、五月にロシア正教会の最高責任者アレクシー二世が訪日するのだが、その際に
>天皇陛下に拝謁できるように、鈴木先生の方で働きかけてもらいないか。もし、迷惑にならなければということでのお願いだ」
      『インテリジェンス人間論』 佐藤優

あの空恐ろしいプーチンをして恐縮されながら頼まれるという存在は他にはなかなかおりません。
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この回答へのお礼

補足ありがとうございます。
皇室が諸外国から一目置かれる存在なのは確かですね。
そこは私も理解しているつもりです。
ならなんで無関心なんだ、と聞かれたら困ってしまいますが。

プーチンのエピソード、興味深く読みました。
あの元KGBの冷徹君主が「迷惑にならなければ」なんて
頼み方をするなんて、そうはないことですね。
プーチンをも恐縮させる存在だとは驚きです。

お礼日時:2009/06/09 21:40

歴史的存在として興味はあります。


ただし崇拝したり尊敬したりするつもりはまったくありません。

もともとは古代の支配者の末裔だと思うのですが、実質的な支配力を失ってずいぶん長いと思うのです。武士による幕府政治が始まったのが鎌倉時代ですから、それ以来、実質的支配者は武士層に移っているわけです。これが明治になるまで続き、明治以降敗戦までは直接統治しているということになっていましたが、これまた旧幕府が薩長連合政府に変わっただけ、というのが実態ではないかと思います。そして戦後ははっきりと象徴であると規定され現在にいたるわけです。

興味があるのは、長いこと実質的な支配力を持たず、にもかかわらず滅ぼされもせず、という王家というのは他になかなかないんじゃないか、という点です。しかもその始まりは茫洋としてよくわからず、さまざまな神話あるいは妄想を許容する余地がある。とても稀有な存在です。

なにごとも合理的・理性的に処理される現代において、一種のサンクチュアリとして残しておくべき存在だとは思いますね。ただ、皇室の構成員には基本的な人権すら認められていない、自由に外出することもできない、というのははたしてそれでよいのか、という疑問が残ります。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
皇族の始まりはあいまいなところがあると私も思います。
王権神授説にのっとってるわけでもなく、少なくとも建前上は
神話がそのルーツとされてるわけですから、
確かに神話あるいは妄想を許容する余地が有りますね。
だからこそ天皇/皇族に対して、神のごとくあがめる人から
無関心な人まで様々なとらえ方があるのかもしれません。
皇族の基本的人権については私も疑問です。例えば
そこらのカフェで一息つくことすらできないんですから。

お礼日時:2009/06/09 21:31

そりゃ、小林よしのりセンセですから。


ゴーマニズム宣言を描くくらいですからねぇ。

自分は、全く興味が無いです。
酷い言い方をすれば、世間や政治に良い様に利用されているかごの中の鳥っていうイメージはあるかな。
でも、そんなことを逡巡するのは、こういう場で一瞬の話。

心配も無ければ期待もしない。
そんなことより、自分の腹を満たす事を考えるほうが建設的。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

>そりゃ、小林よしのりセンセですから。
>ゴーマニズム宣言を描くくらいですからねぇ。

何となく分かるような気がします。
下手に天下国家を論じるより飯の心配の方が建設的という考え方も
ありますよね。早い話、独裁者ってたいていは
「飯の心配より天下国家の心配」という人がなるものだし。

いいように利用されている…どうでしょう。
少なくとも自分の意思を制限されやすい立場ではありますから、
そういった可能性もないとは言えませんね。

お礼日時:2009/06/09 21:25

No16です。



すいません、議論の意図は無いです。

単なる好奇心からの疑問なのですが、補足としてひとつ教えてください。

たとえばですが、あなたが外国人の人から
「あなたの国の武道や、マンガなどの文化は素晴らしいですね。日本人として大事な文化ですね」
と言われたときに、やはりあなたは
「いや、そんな『日本人として』とか言われても、望んで日本人になったわけじゃないし」
って思ったりしますか?

なぜこんな質問をしたかという趣旨を隠して補足要求するのも卑怯なので申し上げますと、
1.日本の文化のひとつについて考える際にも、対象がことさら皇室となると、素直に好意を持つことにさえ抵抗をもってしまうという、一種の特殊な思考があるのかな?と疑問を持った

2.「望んで日本人になったわけではない」という方は、どこか外国にコンプレックスを抱えているのかな?
ではどこの国の人で生まれたかったのかな?
と疑問に思った

補足要求して申し訳ありません
重ねて議論や批判の意図は無いことを申し上げておきます。
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この回答へのお礼

補足させて頂きます。

「あなたの国の~日本人として大事な文化ですね」と外国人に言われたら
それはそれで素直に喜びます。改めて説明しようとすると難しいですが、
「会ったこともない遠い親戚がノーベル賞を受賞したら、
誇りとは言わないまでもそれなりに嬉しい」というのに近いでしょうか。
ただ、「日本人として」「日本人だから」とあまり強調されたら
「確かに私は日本人だ、しかし日本人にも色々なタイプがいる。
逆にテニスとクラシックが大好きな黒人だっているだろう」
と反論すると思います。この辺は、理論的に納得できないというより
生まれつき民族的アイデンティティをさほど重視しない性格なのかも知れません。
もっと言うと、そのような考え方をすること自体、
日本に生まれ育った影響ととらえることもできそうです。
日本人が日本で暮らす分には余り民族的アイデンティティは
問題になりませんから。

1.
仰るところの「一種独特な思考」もあるかも知れません。
それともう一つ、私のとらえ方としては
「天皇/皇室→自然発生的にあるもの 文化→努力・工夫して築いたもの」
という具合でして、
その為天皇/皇室にことさら強い敬意を抱いていない、という理由もあります。

2.
特段、日本人であることに劣等感も抱いてないつもりです。
ただ、産まれるときに自分の意思で○○国人に産まれたいとか
男/女に産まれたいとか決めるわけではありませんよね?
「望んで日本人になったわけではない」とはそういう意味です。

お礼日時:2009/06/09 21:18

最初に


回答の殆どに「お礼」をされていて、あなたは真面目な几帳面な
人ですね。 感心しました。

さて、
もう少し日本の歴史を勉強し皇室がどのような立場なのかを知った上で自分の考えを纏めていったほうが良いと思います。
そうすれば、回答者の誰かが書いているように天皇が日本を統治しているという大誤解(この回答者は統治という意味をしらないのかもしれません)もしなくなるでしょうし、象徴ということになっているのも
分かる、と思います。

私は天皇制があるから日本はうまく機能していると思います。
だから、敗戦にもかかわらず、アメリカは天皇を処罰できなかったのだと思いますし、戦勝国も処罰に踏み切れなかったのだと思います。

天皇制は世界に冠たる日本の誇るべき制度です。
私は皇室の方を尊敬します。個人としては言いたいこと、やりたいことは、たくさんあるでしょうに、じっと耐えて毎日を過ごすのは大変なことだろう、と思います。

次に、このようなことがオープンに議論できる今の日本を非常に有難く思います。

何故そう思うか、説明はとても長くなります。
そこで、治安維持法、不敬罪(どちらも今はありません)などの
制定から廃止まで、その内容を勉強して貰えば有難いと思います。

ちなみに私は一介の平凡な年金生活者です。

このような質問をして頂いて有難うございました。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
おまけにお褒め頂いて恐縮です。
確かに私は日本の歴史についてあまり明るくはないですから、
天皇制の意義や皇室の役割について、見落としや誤解はあるかも知れません。
現状の自分の考えとしては質問に述べたとおりですが。
ただ、本心を抑えて公務に打ち込むというのは
容易にできないことだと私も思います。
また、こういった話自体、治安維持法や不敬罪のある社会では
できないでしょうね。その意味では望ましい社会だと思います。

(治安維持法:反社会的な思想や運動、主に社会や政治に
 批判的なものを取り締まる法律。
 不敬罪:天皇や皇室についてわずかでも敬意を欠くと判断される
 言動や思想を罰する罪状。
 どちらも太平洋戦争敗戦を契機に廃止された。
 
 という考えで正しいでしょうか?)

お礼日時:2009/06/09 20:59

興味はあるけど、好きではないけど、嫌いというわけでもない。


と言った感じです。

宮内庁管轄の天皇陵に興味があります。

本当に○○天皇陵とあるが、実際はどうなんだろうかとか。

私が生まれ育った自治体に古墳があり、そこは天皇陵ではないのですが、隣の自治体にある天皇陵が実は違っていて、本当はその古墳が天皇陵ではないかと言う事で発掘調査をしています。まぁ歴史的興味って事でしょうか。

宮内庁の予算は一応出ているようですが、実際はどのくらい使われているんだろうかとか。
皇室の方は毛染めは出来ないのだろうかとか。つまらない事ばかり気になってます。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
古墳の発掘調査中ですか。特に遺跡ファンではありませんが
関心をそそられるものがありますね。

皇室の人の毛染め…難しそうですね。あれこれ言われそうで。

お礼日時:2009/06/09 20:50

回答:興味なし。


理由:興味が無いので理由もありません。


・・・ただ、数年前に天皇家縁の女性が結婚して国民となるとき、1億5000万円ほどのお金と東京一等地の住居が与えられた(受け取った)のを見て若干否定的になりました。
日本は借金があるのにその金を受け取るのか?と・・・疑問に思いました。
(旦那に成る人は結構な要職についていたのでお金には困ってないはず。)

できれば、国の事を考えて断って欲しかった。


ちなみに天皇家には興味ないので名前は覚えてないですw
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
天皇家縁の女性の件、私は初めて聞きましたが
本人の気持ちはどうだったのでしょうね?
もっと自分の本音を言えないと、当事者が辛いだろうなという気がします。

お礼日時:2009/06/09 20:47

私も皇室に特別な思いはありませんが、


現在の天皇皇后両陛下には好感が持てます。
先日のご成婚50年の記者会見で、
感極まったご様子には私も共感しました。
雅子さまを必死に庇われている皇太子さまにも、
好感を持っています。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
ご結婚50年の記者会見があったのは知りませんでしたが、
万感胸に迫るものがあったのでしょうね。
病の妻を守る夫…いいお話を聞かせて頂きました。

お礼日時:2009/06/09 20:44

興味ないです。


というか、見てて異様でかわいそうです。
もうちょっと普通にしていいと思うんですが。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
椅子から立っても椅子に座っても騒がれるような有り様で、
正直に言ってかわいそうに感じることは私もあります。

お礼日時:2009/06/09 11:13

今からもう20年近くも前になるでしょうか。


私は何度か個人でふらふらと中国を旅行していたことがあります。

中国では当時まだ一部の「開放地区」以外は外国人の立ち入りが認められておらず、鄧小平の経済開放政策も行き届いていない、共産主義の色が濃く残っていた時代のことです。

そのまだ貧しかった中国から帰国し、成田空港からリムジン・バスに乗ったときのことです。

ふとバスの座席を見ると、そのクッション面や背もたれのフェルト生地には赤や青の色を配色した幾何学模様が施されていました。
そのクッションを見たとき、私は気付きました。

思い返して考えてみると、中国でガタガタのサスペンションでゴビ砂漠の中を走っていた長距離バスはもちろん、北京市内の路線バスでさえ、その座席のクッションは灰色なら灰色の色気も何もない、ただ座る人間を支えるという機能のみに特化していて、その機能にはなんら効能を及ぼすものではない、クッションの色や柄なんてのはなにも施されていなかったのです。

私はその時思いました。
ああ。この「座る」という動作を受け止めるには格別の利点も加えないような、クッションに色や柄を施すということが「文化」であり、また「豊かさ」というものなのだな、と。

なんでも「文明」と「文化」というのの違いは、前者が物事を便利にするものであり、反面後者は便利さとは時に相反するものなのだそうです。

自分で階段を歩くところを電気モーターで運んでくれるエスカレーターは「文明」の利器。

立ったまま足で開けても扉は開くのに、そこであえて一度両足の膝をつき、両手を添えて静かに戸を開くという作法を「美しい所作」と慈しむことが「文化」なのだそうです。

前置きが長くて申し訳ありません。

私は日本という国において天皇制の存在というものは、国家の成立から今の歴史に続く、偉大なる文化の一つとして尊重したいと思っています。

現在の今上陛下や皇室の方々が立派な人格なのかは知りません。
お会いしたこともありませんから。

また国民が天皇陛下を尊敬すべきなのかどうかも、これはもって個人の自由な思想に従ってしかるべきだと思います。

ただ間違い無いのは、綿々と続いてきた我が日本国の歴史において天皇制の存在がこれを除いては語ることも出来ない重要な要素を占めてきたことは事実です。

また現在でも、、天皇家を敬愛している国民(少なくとも国民の中の一定の割合に存在することは否定出来ないはずです)に対し多くの癒しや勇気を与えていらっしゃることは事実です。

いやさらには、「これが日本の外交官のすることか、、まるで某国の走狗ではないか」と思わせるような害務省、いや外務省のボンクラ外交官なんかより、よっぽど有益な外交メリットをわが国に与えて下さってるとも私は思っています。

先ほど言ったとおり、天皇制に賛否を示そうが、尊敬しようがしまいがそれは個々の自由です。

しかしどうでしょう。

例えば日本の文化の多くを司ってきた多くの歴史的建造物や、また日本の国土が守り抜いてきた豊かな自然遺産などを「自分には関係無いから」ってことで、その存在をことさら軽視するのは、自らの母国である日本の『文化』を軽視することに似ていないでしょうか。

能だろうが狂言だろうが、はたまた各地に残る伝統的な習俗行事だろうが、たしかに私たちの生活にも、明日どんなメシを食えるかにも関係なんてありません。

また偉大な先人たちが現代の我々に残して下さった、これらの『文化』を尊敬しろなんて説教するのも、日本人なら知っておくべきって押し付けるのも「大きなお世話」なのかもしれません。

しかし私は皇室の歴史っていうものは、日本の長い歴史に培われた偉大な文化の一つであると思うし、またそういう文化が無駄だという発想や自分には関係無いという感情だけでないがしろにされるような国には、自分の住む国にはなってほしくありません。

バスの椅子はただ座れればいいとは思わないのです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
一族の歴史を文化と呼べるかどうかはともかく、
皇室の歴史は日本の歴史を論ずるにあたって避けては通れないでしょうね。
ただ「日本人なら」「日本人なのだから」という考え方には
どうしても抵抗があります、別に望んで日本人に生まれたわけではないですから。

お礼日時:2009/06/09 11:12

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