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キャッシュフロー計算書は貸借対照表の前期と今期の差から作成すると
考えているのですが、一致しない項目があります。
・BSの受取手形及び売掛金増減額とCF計算書の売上債権増減額
・BSの短期借入金の増減額とCF計算書の短期借入金の純増減額
等です。
この差異の要因はどういったところにあるのかご教示頂けると幸いです。

(例)日産自動車(H21/3期)
【BS】受取手形及び売掛金 688,300→429,078 増減額△259,222
【CF】売上債権の増減額(△は増加)             239,067  誤差 20,155(絶対値)
【BS】短期借入金       988,342→660,956 増減額△327,386
【CF】短期借入金の純増減額(△は減少)         △622,231  誤差 294,845

PLからの数値は一致しており(減損損失等)、最後の現金増減額もほぼ一致しているのでどうしても意味がわかりません。
どなたか、詳しい参考書等も含めて教えて頂けると幸いです。

以上、宜しくお願い申し上げます。

A 回答 (3件)

No.1の者です。



さすがにちょっと・・・と思ったので、追記いたしますね。

上場会社の場合、1年以内に返済する予定の長期借入金については、XBRL化もあって、貸借対照表では「1年内返済予定の長期借入金」に計上するのが通例となっています。

日産自動車も、この勘定科目を用いています。

(連結)キャッシュ・フロー計算書では、1年以内に返済する予定の長期借入金については、「短期借入金の純増減額(△は減少)」ではなく「長期借入れによる収入」「長期借入金の返済による支出」に含めて表示します。これは、No.2の方お書きのとおりです。
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>この差異の要因はどういったところにあるのか・・



日産自動車の財務諸表を詳しく見ていないので専ら推測するほかありませんが・・

◇受取手形と売掛金の変動だけでなく貸倒引当金の変動も売上債権の増減に影響を与えます。もし貸倒引当金が増加すれば売上債権は減少することになりますね。

◇上場会社の貸借対照表の「短期借入金」では、
(1)借入当初から短期借入金に計上されてきた借入金の決算日現在の残高と、
(2)借入当初から長期借入金に計上されてきた借入金の決算日現在の残高うち、決算日から一年以内に元本を返済するもの、
との合計額を表示します。

CFの「短期借入金の純増減額」は、借入当初から短期借入金に計上されてきた借入金の決算日現在の残高の増減額のみを表しています。
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この回答へのお礼

お礼が遅くなって申し訳ありません。
定義の範囲がBSとCFで違ってくるのですね。
参考書等でもっと勉強したいと思います。
この度はありがとうございました。

お礼日時:2009/07/21 23:10

BS科目の増減額などは、確かに教科書的には一致する項目ですね。

ただ、表示科目がBSやPLとCFとで完全一致するとは限らないこと、在外子会社が必ずしも日本基準を全面適用しているとは限らないことなどから、差異の生じることがあります。

日産自動車の場合、ざっとしか見ておりませんが、短期借入金の減少額についてはBS上のCP減少額が誤差とほぼ同額なので、これが差異の主な要因ではないでしょうか。残額や売上債権の誤差については、在外子会社の国際会計基準準拠FSや米国基準FSを、組替必須とされる一部項目を除いて日本基準への組替をしないまま連結していることなどから生じているのでは、と推測しております。
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この回答へのお礼

在外子会社ですが、連結の処理等はまだよくわかってないのですが
もっと勉強したいと思います。
この度はありがとうございました。

お礼日時:2009/07/21 23:12

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