No.12ベストアンサー
- 回答日時:
今回のガイドさんは山登りのプロだったかもしれませんが、ガイドとしては素人だったのでは?
装備が悪かったとか、雪山の知識がなかったとか各個人を責める方もいますが・・・
そもそも山登りに限らず「ツアー」というものは別に玄人だけが行くものではありません。
英語を話せない人がツアーに行くことだって多々あるでしょうし、その国に対する知識がない人がツアーに行くこともあるでしょう。
そういうことも踏まえての「ガイド」のはずです。
ただ案内してるだけならアホでもできます。
そこではその人が「リーダー」なわけです。
天候は急に変わるかもしれません、体力がばらばら、知識がバラバラなのは知っていて指揮をとるはずです。
それがガイドでありリーダーであるべきです。
そんな個人差のある人達の集まりとわかっていて、集団をバラバラにするのが正しい判断なのか否か?
ガイドに必要なのは「一人で山を登る知識」ではなく「リーダーとして、みんなを責任もって安全に登山させる能力」ではないのでしょうか?
無線機については現実的には厳しいとは思います。
携帯で電波の入るところにいても何もしなかったことが問題かと・・・
ツアー客がどういう状態にいるかも見えてないガイドの責任は重いと思います。
No.10
- 回答日時:
無線機
重いので体力のある人が持つ
体力のある人は先に行っちゃった。
遭難した人、置いてけぼり
助けを呼ぼうにも方法が無く。
体力の無い人が無線機持ったら余計に体力消耗しちゃって、余計に遭難しちゃったりして
こーいうことなんです
No.9
- 回答日時:
2アマです。
無線機は、資格がないと使えません。緊急の場合は誰でもいいかもしれませんが。残念ながら、携帯電話に押されて、今は誰も無線機の前で待機していないかも。つまり聞いている者は誰もいないと言うことです。10年前くらいまでは、土日に待機していたことがありましたが、今は廃局してしまいました。
あの風雨ですから、無理な登山です。思い出しましたが、立山連峰で、京都滋賀の税理士の組合が遭難して、死者が多くでましました。彼らは、ハイマツの中へ潜って、風を防ぐという知恵もなかったようで、今回は、知らぬ者同士のツアー登山ですから、チームワークもなく。散り散りになってしまったようですね。
旅行社、ガイドは、過失致死傷罪に問われ立件されるでしょう。すでに北海道警の旅行社の家宅捜査が始まっています。
引き返す勇気も必要でしたね。
No.8
- 回答日時:
救助要請によって結果を改善することは、救助~搬送が到達するまでの間、自力で体力を保てる場合です
今回は数時間のうちに低体温に陥り、それから改善するような小屋などが無かった場所ですから、朝出発した小屋に引き返すことができない場所にまで行ってしまってからでは要請手段の違いでは結果は同じだったと思います
http://www5.ocn.ne.jp/~yoshi515/teitaion.html
大雪山系は本州と違い、森林限界が低いので標高いの割に風をよけるものが少なく、私自身4回行ったうち2回は強風で引き返しています
過去にも7月~9月に低体温症で亡くなった方があります
参考URLへ
無線機とはアマチュア無線のことかと思いますが、免許を受けて普段から交信をしている方でなければとっさの時に有効に利用することは難しいことが予想されます
また、最近は携帯電話の普及や娯楽志向の変化で、アマチュア無線人口が減っていますので麓で発信を受けてくれる方が減っていることもあり効果が低くなっていると思われます
http://www014.upp.so-net.ne.jp/ja2ol/redcross/zk …
参考URL:http://www.ne.jp/asahi/slowly-hike/daisetsuzan/0 …
No.7
- 回答日時:
登山歴30年です。
学生時代は山岳部に所属していましたが、当時は携帯電話がまだ存在しなかったこともあり、無線機は必ず装備品の中に入れていました。
ただ、無線機は使用に免許が必要ですし「どこでも通じるとは限らない」というのは携帯電話と同じです。「これさえ持っていれば」というモノではありません。
何より無線機は転落や滑落による事故や病気による行動不能の際には有効ですが(通じれば、ですが)、道迷いや今回のような気象遭難の際にはあまり役に立たない代物です。
理由は、道迷いの場合は仮にどこかに繋がっても「居場所が分からない」のであれば救助のしようがないし、気象遭難の場合は連絡が取れても「救助できる状況にない」からです。
そもそも今回の事故の原因は、「行動すべきでない気象条件の時に行動した」ことと「装備が十分でなかった」ことに尽きます。救助要請のタイミングなどほとんどどうでも良いことです。
「低体温症で行動不能にやったためビバークする」というのは極めて危険な状況です。この時点で救助要請しなかったのはおかしいとは思いますが、大事なのは「助けを呼ぶ」ことではなく、行動不能者と残りのパーティーに対する適切な処置です。
そもそもこの時点で正しい行動ができる「判断力」をリーダーが持っていれば、この日は行動しなかったでしょう。
「助けを呼べば来てくれる」という甘い考えは山では通用ないことが多いです。本当に荒れている時は救助隊も行動できませんから、自力でなんとかするしかありません。
そもそも今回の遭難事故の要因は、こんな悪天候時に行動したこと、装備が十分ではなかったこと、"脱落者"を放置してパーティーを分断させたこと、であり、通報のタイミングはほとんどどうでも良いと思います。
例えるならば、酒酔い運転で事故を起こした人に「あんたの車にABSが付いていれば」と言うようなものだと。
装備の問題はチェック可能なわけですから、1人でも十分な防寒具を持っていないことが判明した時点で、この日は絶対行動不可だったわけです。
つまり、要するに「行動すると決定したこと」がほとんど全ての原因、と言って良いと思います。
ですので、「引率者責任」は免れないでしょうね。
No.6
- 回答日時:
その無線を誰が聞くのですか?
たえず無線連絡を待っているのでしょうか?
ということで幾ら無線電波を出しても、受信待機している人が居なければ同じです。
救助を要請して5分で救助隊が到着するわけではありませんから(ヘリこぷたーが飛べない突風が吹いていましたし)無線機があっても同じ事です。
No.5
- 回答日時:
今回の遭難事故は無線機の有無でなく、各個人の装備ならびに大雪山に入る能力・体力が欠けていた人たちばかりだったという事が原因だと思います。
また無線機も電波状況により受信はできるが、送信ができないという事も実体験として持っているので、あてにはなりません。全容が明らかになるにつれ、疲労による低体温での死亡が主原因のようですから、非常食や防寒着の装備さえあれば死者はここまで出なかったはずです。それに救助を要請しても、来るのは数時間後もしくは翌日ですし、本当に悪天候ならば救助隊も来ません。そこまで命を保持するのは無線機でなくて、各人の体力と装備なんですね
もちろんリーダーや主催旅行社にも責任の一部はあると思いますが、天候急変や各参加者の体力を事前に知ることは難しく、全責任を求めるのは酷というもの。
安易な考えで装備を簡易にし、リーダーに付いて行けば大丈夫という、団体旅行独特の考えが、ここまで死者が増えた原因の一つだと思います。
No.4
- 回答日時:
全くその通りと言うか、今は携帯電話全盛で、どこでも連絡が取れると勘違いしてますからね。
今回もガイドが引率と言うより、携帯電話の通じるところまで、参加者を顧みず大急ぎで降りてきた感じがありますから。
しかし 例え連絡が取れてもあの悪天候では、救助隊が向かえる状態ではありませんでしたが、それでも少しは助けられたかなと感じますね。
テレビ画像を見ると、冬山登山並みの装備を呼び掛けているのに。春先にタケノコ採りにでも行くような軽装ですものね。山好きなのに山を甘く見ている結果でしょう。
以前、同じ並びの大雪山系の赤岳(2,078m)に写真撮影で登った時、9月23日の秋分の日でしたが、頂上まであと300メートルほどのところで突然の猛吹雪に会い、ウイスキーとチョコレートを嘗めながら下山しました。
五合目付近は見事な紅葉。麓の農家では稲刈りをしていました。
私たちは、1,000mクラスの夏山でも厚手の長そで、バッグにセーターを入れて登ります。緯度の関係で同クラスの高さでも本州とは違います。
No.3
- 回答日時:
NO1追加
午前11時前、女性が低体温症、1時間後に、女性1人が意識不明
参加者の中から、救助要請を求める声も上がったが、ガイドは歩けなくなった人のビバークを決断
午後4時30分頃、ビバーク先からガイドが携帯電話メールで「7人下山できない」と救助要請
午前11時か12時の時点で要請すべきと思います。4時間のブランクがあります。(気象条件など救助は不可能であったとしても)
最初の自力下山者が姿をみせたのは午後11時30分頃ですから4時間30分か5時間30分前にビバークせず、下山開始していれば、一部の人は6時か7時には下山できた可能性があり、その他の人も地上救助ができる位置であったかもわかりません。(勿論if)
参考URL:http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090717- …
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