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はじめまして。

大学院生です。研究を行っている過程で、いろいろな思想家の考えを勉強しています。自分の研究テーマに関係がある(関係があると思い込んでいる)思想家を勉強していると思っています。

フッサール・フーコー・レヴィ・ストロース・ブルデューなどです。しかし、それぞれの思想家は他の思想家を批判したりという事があると、途中まで勉強しても、「あっ、それならそっちの思想家かな」とか考えてしまい、なかなか深く勉強できません。そんなに完璧な思想があるとは思っていませんが、なかなか目移りしてしまい集中して勉強できません。自分自身の中でも、研究においての認識論的立場がはっきりしていないからだと思いますが。

テーマ的には特定の状況にある人たちが行う行動の特徴や意味付けを明らかにしたいという漠然ですみません。

どなたかアドバイスお願いします。

A 回答 (7件)

第二外国語は、フランス語ですよね?



 フランス哲学系の方は散文中心で網羅的・体系的にやってない人が多いので、ベルクソンなんかいいのではないでしょうか?

「体系」と「散文」を比較すると、流行に押し流されにくいのは、
「体系的」哲学です。常にニーズがあります。

ドイツ語が第二外国語なら、質問者さまも名前をおげていらっしゃる
フッサールが良いと思います。

手がかりがなくなって迷いの境地に陥ってしまうとどうしようもないので、自分の人生の為にも「狂人」系は避けたほうがいいですよ。
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興味関心の対象が行動であれば、


研究対象を 「しかじかの思想家」 とせず、
英米の行為論を専門にするという手もあります。
ひとえに行為論といっても、切り口やトピックは様々ですし、
広範囲の事柄と関わりますので、頑張って研究した後に
「これじゃ八方塞がり・・・」 となる可能性も小さいかもしれません。

参考URL:http://www.flet.keio.ac.jp/~bibiken/mita-tetsu/0 …
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 お礼をありがとうございます。



 失礼ながら回答に先立って、履歴を拝見していました。それで看護師をなさりながら、キャリアアップを目指されているのだと思いました。だとすれば、実効性があり、応用が利き、その仕事に対して直接的に語りかける人物が良かろうと思ったから、グラシアンを挙げました。
 医者には割に縁のある方で、実践の場にある医師たちが帰納や演繹(すなわち、経験。つまり、歴史です)に判断を委ねる姿は何度も見てきたし、あるいは職場が要求する規則から、医師たちはなかなか自由にはなれない姿をも見てきたつもりです。絶対への懐疑は、しばしば施術の手元を狂わせる。
 けれども、「わかり得ない」ものへの対峙は、医者も人の子ならあるはずだと思うんですね。

 グラシアンが役立つのは、そういうときの哲学です。
 彼のように、名も無き思想家が啓発するとしたら、それは偏に近代を特徴付ける「個人」という名の自己の殻についてです。破りなさい――そう訴える相手は、社会的高位の人々に対してです。そうでなければ、怯えて体を強張らせた患者の魂から、病を盗み出すことなんてできないからだと思います。
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「パーリ語の経典」をオススメします。



スマナサーラ長老やパユットー師の書籍がオススメです。

かなり芯をついていると思いますよ。
個人的にはかなり衝撃を受けましたw

「そんなに完璧な思想があるとは…」
がくつがえるかも。

試しに学んでみてください。
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 完璧さをお求めなら、バルタザール・グラシアンの『賢人の知恵』あたりを読まれたらいかがでしょうか。

「特定の状況にある人たちが行う行動の特徴や意味付けを明らかにしたい」という目的には、ぴったりの人物かと思います。
 「研究においての認識論的立場」というよりも、むしろ閑暇の所産だろうと思います。
 それに、挙げられた人物を見ると根っからの文系というわけでもなさそうですし、途中で気が変わって別な道(たぶん歴史でしょう)へ転向しようとお考えになっても、イエズス会はその先へもついて回りますから、何かと役立つのではないでしょうか。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

バルタザール・グラシアンは初めて知りました。ちょっと、わたくしが思っているのとは違うような気もします。詳しく、調べたわけではないですが、どちらかというと、自己啓発系のような気がしてしましました。そうではないんですよねっていう違和感を感じました。

ありがとうございました。

お礼日時:2009/07/22 01:01

19世紀までの西洋では、知識人となるための必要条件は哲学と歴史に造詣が深いことだったそうです。

ところが20世紀になり、さらに21世紀になり、その条件が変わって来ました。現在では、哲学と歴史と自然科学に造詣が深いことが知識人あるいは思想家としての最低条件だそうです。。フッサール・フーコー・レヴィ・ストロース・ブルデュー等をどんなに深く分かっても、知識人としての最低条件を満たしていないそうです。それに加えて、歴史と自然科学を徹底的に理解する必要があるとのことです。そのすべてを駆使して、自分で自分の思想を創りあげることが条件なのだそうです。
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まったくの素人ですが、批判を進化、目移りを系統発生とすれば、いろいろな思想家の系譜をたどることをテーマにするのはどうでしょうか。

つまり各思想家がほかの誰を基盤に自分の考えを進めていったかを考えるというものです。
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