推しミネラルウォーターはありますか?

真空管アンプを買おうと思っているんですが、EL34を使ったアンプと300Bを使ったアンプの違いってどんなものなんでしょうか?
300B真空管は球だけでもEL34に比べて3~5倍しているようですが・・・。そこまでの違いってあるんでしょうか?
たとえばシステムコンポのアンプとA級アンプの違いぐらいハッキリと違いがあるんでしょうか?
それともA級同士聞き比べて「こっちのほうが好みの音だな」程度の違いでしょうか?
なかなか試聴会に出かけられないので、聞き比べできません。
できれば理論的な違いをいただければと思います。(音の好みだけの違いの場合は無理でしょうけど)

A 回答 (4件)

再生装置の中でアンプに何を求めるかによって答えが異なってくるように思います。

それと単純に出力管だけで音が決まる訳ではありません。

シングルエンドとプッシュプルエンドの音の違いは確かにあります。またOTLでなければ、出力トランスが介在しますが、このトランスで大きく差がでます。真空管アンプの差を出力管の差と捉える方が多いのですが、トランスの歪は結構多いですし、低域のF特はシングルトランスは磁気飽和の関係であまりよくありません。ですので負帰還を多くかけないアンプは、出力管とトランスの音(相性)を聴いているともいえます。

「真空管らしい音」という表現は難しいものですが、このようなシングルアンプでは、何故か直熱管の方が相性がいいようです。300BとEL34(3結)をCR結合で組んでも音の差は結構あります。理由はよくわかりません。プッシュプルでは直熱管の300Bと傍熱管のEL34の差が少なくなるのはトランスとの相性ではないかと思っています。

LPがリマスターされたCDを最近のスピーカーで聴く限り、可聴帯域はほぼフラットでソフトディストーション型の歪の出方のアンプ(3極管の真空管アンプに多い)であれば出力管を何にするかは、スピーカーの能率で決まると思います。あえて300Bにこだわる必要はないと思います。もし視聴してみて大きく異なるのであれば、F特か歪(通常使用音量で1%以下なら違いはほとんどわかりません)に問題があるはずです。
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趣味で、自作のアンプ、スピーカーを製作している者です。



> EL34を使ったアンプと300Bを使ったアンプの違いってどんなものなんでしょうか?

少々真空管アンプの知識が有るとのことで表現します。

音の違いがあります。 一言で表現すれば、300B(直熱管)の方が音の繊細が有るという事でしょうか。

真空管アンプを購入するならば、直熱管(300b)にするべきです。
最終的には、高価なアンプになりますが、シングル出力、トランスドライブに行きくと思います。 (このへんの音は、絶妙です。 私は、深みに入り、現在は泥沼の状態です・・・費用もかかりますが?)

300b以外に、2a3、845、211、その他多くあります全部直熱管です。
半導体アンプや単なる真空管アンプとは、音質が異なります(私の偏見かも・・・・)
欠点は、出力が小さいため、当然スピーカーを選びます。
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300B(トライオード)


EL34より回路構造が単純。
大まかに言うと「生産会社が歴史的に多彩で選別・個体差が複雑」というのが特徴でしょう。

良い点
測定上の特性・及びリスニングテストの結果が出力時・周波数特性ともに(信じられないほどの場合もあり)よい。
回路図が簡単なものもアリ、製作者の運気が良くて・ノイズ関連で細かいことを気にしないのなら、自作成功の感覚を刺激し・達成感が非常に高い。

悪い点
ハムが目立つ・ノイズ対策が難しい
左右対称のチャンネルセパレーションに苦労する
中域の残留雑音が、耳につくとほぼ対策の仕様がない
直流点灯電圧フィラメント電圧の規格が統一されていない
タマによるノイズのブレが激しい。高い。

定番がないので個人的なチューニングの楽しみがある。マニア用。

EL34(ペントード)
300bより内部回路構造が複雑。
定番回路図が存在。歪は計測上大きいが、サウンドフィルターとして機能し、音色を好む人が多い。デジタル処理技術で使われるいわゆる真空管風の音色フィルターの特性は、この真空管の音色を元としている。選別(頻出管理)がほぼ正確に行われている。低周波オーディオ用に設計されている。

もとにする回路にもよるが、回路のヴァリエーションが難しい。結果、ノイズ対策が難しい場合もある

現役当時、フィリップス・テレフンケンの技術水準が高く、「真空管信仰」が生まれる元となった。(パワーアンプ出力段の主力製品となり・コンサートホール・生演奏の音のスタンダードを形成)

意見としては、300Bとほかの管は比較するのもおこがましい。300Bの圧倒的勝利という人が多いです。(この分野でマニアの友達が多いので)
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値段の違いの理由なら何となく分かります。


1960年代、まだ真空管アンプがバリバリの現役だった頃。
EL34(6CA7)は現役の真空管で普通に売っていました。
300Bは売っていませんでした。ウエスタンエレクトリックの作った幻の真空管と言われていました。その真空管を持っている人は、真綿で包んで、竹を2つに割って中にいれて、床の間に飾ってある。
と言うような事がオーデオ雑誌に書いてありました。
私もどんなに凄い真空管なんだろう、一度見てみたいものだ、と考えていました。秋葉原界隈を徘徊しても当時300Bは見ることがなかったです。

今は300Bの新品がEL34の3-5倍の値段で普通に買える。良い時代になったもんだと思います。
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