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『ベルセルク』という漫画が大好きです。
主に鷹の団編が好きですが、今の徹底したファンタジーも嫌いではありません。
ですが、どうしても主人公ガッツが好きになれないのです。好きになれないというか、共感しどころがないというか…。グリフィスとかキャスカとかファルネーゼの方がよっぽど共感というか、ハラハラ見守ってしまいます。
物書き卵として、なぜ主人公がこれほど共感できないのか解き明かしたいのですがよくわかりません。
・強すぎる
・モノローグが少ないので何考えているかわからない
・成長してんのかなんなのか
というのが今のところの分析ですが、上記の主人公キャラなら他の作品でも無いわけではないし(ひょっとしたらそういうのは作品自体が好きでもない為、主人公にこだわらずにすんでいるだけなのかもしれませんが…)

同様に感じている人、「決定的にこれが足りないんだよ」とか思い当たる方、ご返答よろしくです。

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A 回答 (5件)

ガッツがアウトローだからじゃないでしょうか。



主人公の人物造詣には
・「感情」を動かすキャラ
・「物語」を動かすキャラ
があります。
前者は少年漫画に多い、読者の「分身」として泣いたり笑ったり怒ったりするキャラです。

一方、「ゴルゴ13」「キャプテンハーロック」「HELLSING」「哭きの竜」「アカギ」といった作品はアウトロー(むしろ人外)を主人公とすることで、常識に囚われないダイナミックなストーリー展開が可能になります。

この場合、主人公に対して「人じゃない!」とか「哀れな奴・・・」という「人間的な」反応をして読者の共感を得るのはサブキャラの役目になりますので。

「ベルセルク」の場合も、読者の共感の対象は人の心の故に破滅するグリフィスであって、その切欠である、はじめから「怪物」であるガッツは主人公ではありますが、実際は物語を動かす「装置」ですので。
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この回答へのお礼

なるほど~。

よく主人公格には、片方は「平凡で弱くて常識的で(ツッコミしたり)」キャラ、もう片方は「強くて魅力的でありえない非常識さ」キャラの二人を存在させますよね。どっちかを主人公にすることで、作品のテンションも物語もテーマも変わってくる。
この前者が「感情」を動かすキャラ(共感しやすい)
この後者が「物語」を動かすキャラ(憧れる)
ということですね。そしてベルセルクもゴルゴ13などは、主人公が後者な上に前者の脇役(できれば準主人公格)がいない、と。そりゃ共感できないわ。パックじゃちょっと違うし。

ガッツは「怪物」であり「装置」なんですか…哀れな…。確かにベルセルクって中世舞台としては濃厚だけど、要素はいろんなのいれすぎですものね。ガッツのキャラクターが濃かったら、各章に移動するときには主人公変えることになってたかも。

お礼日時:2009/08/05 12:42

No.4です。

ちょっと補足を。

> ガッツは「怪物」であり「装置」なんですか…

いわば狂言回し。極論すれば「ゴジラ」におけるゴジラの様なものです。
観客がゴジラに立ち向かう芹沢博士に共感する様に、ベルセルクでも共感の対象はガッツという「破壊者」が起こす大きな嵐に立ち向かい、翻弄される「人間」なんですよ。

グリフィスにあってガッツに無いもの。
それは「孤独に怯える魂」であり、「愛を求める心」であり。一言でいえば人間性。
そう書くと大げさですが、要するに赤ん坊が「母親と引き離されると泣き」「抱っこされると安心する」原始的な感情です。
この「他者(母親)との関係性」によって初めて人は自分を「人」と自覚し、自分も愛するもののために行動し、愛を失うと絶望する。

ガッツは「泥に生まれた」出自に暗示されるように、他者との関係性を必要としない自己完結した存在です。だから孤独に怯えることが無い。
共感しようがありません。「人間」じゃないんですから。

グリフィスはガッツと会って「友への愛」を得ます。(ホモじゃないぞ!)
その事で自分の孤独を自覚してしまうんですよ。だからガッツに執着する。
でも本来他者を必要としないガッツにとって鷹の団は一時の宿でしかない。
結果、ガッツは去りグリフィスは「愛」を失います。
そして幽閉されて「希望」も失ったとき、グリフィスは狂うわけです。

ここでの主題はグリフィスの愛であり喪失であり、絶望です。
だから読者はグリフィスの「人間性」に共感するけどガッツには共感しない。
それは作者の狙い通りですよ。たぶん。

ゴルゴ13のゴルゴも物語の「装置」です。
物語の主役は「愛」や「欲」といった人間的な感情のためにゴルゴと契約したり、敵対したりする人たちです。

つまりガッツの対極にあるキャラはグリフィスなんです。
「感情」を動かすキャラはバットマンのロビンの様なサイドッキックとは限りません。
あれは「子供」が感情移入しやすくするための配置ですので。

この回答への補足

さらに思ったのですが、ガッツって「笑わない」のが共感を得られない大きな理由のひとつかも。笑うとしたら、強大な敵を叩きのめそうとする時が多い。仲間に向かってキャスカに向かって「ニコっ」とかするガッツ想像できないけど、笑顔って読者にとっても入り込める隙間、心の余裕だから、主人公には大事な要素なのかもしれません。

補足日時:2009/08/09 09:53
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この回答へのお礼

今の対極にあるキャラは誰なのでしょう?
イシドロ…いや、ファルネーゼ…? ひょっとしてなぎ倒される怪物たち…?

どきっぱり「人間じゃない」んですね、ガッツは。他の人たちにとっての「大剣」、武器。そして巻き込まれるかもしれない「驚異」。
しかしグリフィスが人外になった以上、ガッツは人としてグリフィスに勝ってほしいと思います。「共感」はあきらめたけど…。

ありがとうございました。

お礼日時:2009/08/06 00:12

ガッツというキャラクターが、そもそも共感を得る為に構築されていないのだと思います。


というより、寧ろ積極的に違和感を感じさせるように描いているのかもしれません。
その違和感が、逆にガッツに存在感を与えて作品自体の力強さに繋がっているのではないでしょうか。

>上記の主人公キャラなら他の作品でも無いわけではないし
とのことですが、そういった作品は他に分かりやすく共感できる部分が用意されている事が多いと思います。
 幾つか挙げると、こんな感じでしょうか
 ・倫理観が現代人と近い
   例:戦乱の時代で戦士だけど、人の命は奪いません(キリッ)
 ・食事、酒、女を底抜けに好む
 ・何かに妙な拘りを持つ
   (自分の武器や、コレクション等)

ガッツの場合は、倫理観は現代人とは遠く離れていますし、飲食のシーンもあるのですが、酒が強い弱いかどころか食べ物の好き嫌いすら分かりません。武器についても大剣は頑丈だから使っているだけで、他の武装(義手の大砲等)も他人が用意したものですよね。
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この回答へのお礼

確かに「無敵主人公」キャラでも、どこかギャップのある弱点とか、友達にいそうな雰囲気とかあったりしますよね。あとは日常風景が描かれていれば親近感もわくのに、それすらない。

これは狙ってそうなっている、ということですね。
同じく親近感を排除したキャラといえば『バスタード』のダーク・シュナイダーですが、これは違う狙い(男性の欲望の具現みたいな)があると思うし。
ガッツは時々弱みが見えるんだけど、その弱みがなんで彼にあるのかとしっくり来なかったりする。
基本精神的にも肉体的にも物語を切り抜ける力強さがあるけど…。



なんか思ったんですが、

彼って、

「仲間」必要ないですよね?

特に精神的に。



それがやっぱり共感につながらないのかな…。物語にはいっぱい仲間が登場するんだけど、いつもなじんでない。仲間にはガッツが(戦力的に)必要だけど、ガッツはなりゆきでいるような。守りたいと思っているわけでもないみたいだし。
一人旅してその時出会う人や町を救う「あずみ」や「蟲師」みたいな話の方が良かったのでは…。

一人旅でもないし力強いわけでもないし、作品の質からいってもジャンルからいっても比べるべきでもないのですが…「キノの旅」の主人公も共感力ゼロ(むしろマイナス)。

お礼日時:2009/08/05 12:27

自分もベルセルクは鷹の団編が好きです。


鷹の団の頃は戦での戦術やガッツを含めた鷹の団の団員たちの成長が読んでいて面白かったんですが、最近は話の場面がすぐに変わってしまうし、謎が解かれないままどんどん進んでいくので以前ほど面白いとは思わなくなりました。

まぁガッツの印象は特に鍛錬しなくても強すぎるってトコだと感じます。
間違いなく人間最強でしょう(笑)
それに初期の頃のパックと今のパックとのギャップはすさまじい(笑)

まぁ俺はガッツが嫌いではないので参考になるかどうかわかりませんが、行動や言語が非人道的過ぎですよね。
すぐ人殺すし、子供でも老人でも容赦しないし。
そこらへんのコソ泥の方がよっぽどいいヤツに思えます。(笑)

好きなキャラって人それぞれだし、好きになる部分も違うと思います。
たまには主人公が嫌いな漫画があるのもいいかもしれませんね。
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この回答へのお礼

ええっ! 子供を容赦なく殺してましたっけ? 怪物とかになったやつ…ですよね…。

鍛錬はすることはしていると思うんだけど…なんか描かれないまま人外的なムキムキスーパーゴリラになっているから、でさらにDQのごとこうさらに上、さらに上な超スーパーさいあちゃんになっちゃうからですかね。あ、そういえば悟空もさいあちゃんになってからはどうでも良かった。なんか乾きの感覚似てます。

主人公が嫌いな漫画…「ダイの大冒険」
ポップが好きでした。
ああ、最初っから意味なく強いからなんか白ける、たしかに乾きの感覚似てます。妙な純粋さも嫌いでした。

お礼日時:2009/08/04 00:12

ベルセルク第1話~このあたりを読んでいるとガッツが泣いているシーンがありますよね!



でも、回想的に過去の出来事などのストーリーをみると(読むと)あまりにもギャップがありすぎるんですよね、、、こんなガッツがあんな程度のことで泣くのか?って。

作者がガッツを具体的に把握していないんでしょう。
・・・自作の主人公なのにスキじゃないのかも・・・
そこら辺が読者に伝わっている作品なのだと思います。

  後付けのストーリーのほうが臨場感がありすぎるんです。

いまさらながらグリフィスがかっこよすぎだしね。
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この回答へのお礼

1~3巻って、かなり読み飛ばしてるんです。というか、どの巻もガッツが目立つシーンって読み飛ばしてる。主人公なのに…。戦闘シーンなのに…。

うーん、確かに作者と主人公の関係から来ているのかもしれせんね。憧れでもなく、投影でもなく。何したいのかよく分からないし。鷹の団への思い入れも感じなかったし。

グリフィスは見た目が「なんだこいつ。天空の王子様か(実際は地獄の王子みたいなもんだった)」と思って引いたけど、幼い頃のエピソードとフェムトになるまでの運命が涙ぐましく、作品をぐっとよくしましたね。ガッツとの絆なんてどうでも良かったけど(しかもホモっぽい描き方だったような)。。。

お礼日時:2009/08/03 23:20

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ご回答よろしくお願いします!

Aベストアンサー

ベルセルクのメイン舞台となっているミッドランドは「中世ヨーロッパを参考にした異世界」
ですから、正確な国名は言えませんね。
ただ、ターバン王子がチャクラム(刃のついた投げ輪)やジャマダハル(刀身と垂直の握り
がある短刀)を使っていることから、クシャーン≒インドと考えて良いかと思います。
そして、クシャーン人とは違う人種に見えるキャスカは、おそらくアフリカ相当の国の近辺
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くるな・・・・・くるな・・・・。
今お前にふれられたら、今お前に肩をつかまれたら
オレは二度と オレは二度と・・・・。
二度とお前を・・・。

で終わるんですけど。このセリフの続きがわからなくて悩んでます。何をグリフィスは言おうとしたと思われますか?教えてください。

Aベストアンサー

ヤングアニマル掲載時には「許せない」と続いていましたが、単行本化する際に変更された模様です。


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