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死亡保障で、積立終身保険と定期保険について教えてください。
例えば積立は60歳まで払込、定期は60歳までの契約とします。
「積立」なら60歳で解約すれば支払った保険料の全額が戻って来て、「定期」なら保険料はまったく戻らないと考えていいのでしょうか?

実はネット生保で調べていて、

定期は「純保険料+付加保険料」
積立は「純保険料+付加保険料+貯蓄分」

と書いてあったのですが、積立なら60歳で解約したら「純保険料+付加保険料+貯蓄分」の全てが返ってくるのですよね?で、定期なら「純保険料+付加保険料」を全て捨てることになるのですよね?

これであっているでしょうか?だとしたら積立のほうがお得な感じがするのですが。

A 回答 (3件)

私も誤字脱字、変換ミスも多いので何とも難しい質問ですが、


積立終身保険と貯蓄保険は全く別のものです。

「純保険料+付加保険料+貯蓄分」というのは積立終身保険でもなければ、
貯蓄保険でもありません。

「純保険料+付加保険料+貯蓄分」に該当する保険といえばファンド型保険ですかね。これは生命保険でも損害保険でも色々あります。

積立終身保険は「純保険料+付加保険料」です。
定期保険も「純保険料+付加保険料」です。

同じに見えますかね。当然同じに見えますよね。
これは説明不足だからなのです。

ちょっと詳しくすると
積立終身保険は「純保険料(危険保険料+積立保険料)+付加保険料」
定期保険は「純保険料(危険保険料+前払保険料)+付加保険料」です。

ちょっと違うように見えますよね。
これが1年更新型保険なら効果は同じです。長期型になると、最終結果が全く違うものになります。
積立終身保険の解約返戻金が総支払保険料を超えるのは
将来の保障の為の積立保険料(責任準備金)の運用効果により、
危険保険料や付加保険料で消費・消滅された分を相殺しても、
それを増えている部分があるからなのです。

めんどくさいので、詳細は説明しません。

ネット生保ってライフネット生命ですね。
そろそろ保険業法違反で訴えたいところなのですが、
いかんせん契約数が少なく、実績も無いので実質損害も発生してませんから
難しいのですが、保険会社の管理するホームページでの出鱈目振りはいい加減勘弁してし欲しいものです。

さらにまんどくさいので
積立終身保険と通常の終身保険との違いも説明しません。

それで
どっちが得か?

結論だけを言えば「安物買いの銭失い」ですかね。

損得勘定から保険を選ぶから保険選びに大半の人が失敗するのですが、

最終的には損得勘定があるのも当然なので、ひとつの検証方法だけ
出しますね。

定期保険と終身保険のどちらが得となるのか?
と考える場合、そもそも終身保険の仕組みは逓減保険と積立金の組み合わせですから、
逓減定期保険と貯蓄運用とを組合せたもので、
どちらの方が得になるか?と検証するのが基本です。

そうね。さらにまんどくさいから
rokutaro36さんの
40歳で契約する……
60歳満期の定期保険1000万円の保険料総額が100万円。
60歳払済の終身保険1000万円の保険料総額が600万円だとします。
で説明しましょうか。

60歳払いですから、定期保険なら月払い4,166円なので、4,200円としますか。
終身保険なら月払い25,000円です。
を選んだ場合、差額が20,800円ありますから、これを貯金に廻して貯めていった場合を計算します。

60歳で絶対に解約するなら、終身保険は無駄になります。
(検証を無視して結論だけ言います。笑)

そんでね。
60歳で解約しない場合、、、
その後から、終身保険の真価が発揮されますのです。

それで検証。
40歳の野郎が200人居たとします。
100人が定期保険を選びます。
100人が終身保険を選びます。

40歳男性が60歳までの死亡確率は9%ですがめんどくさいので10%しますか。
100人の定期保険を選んだ人から10人死にますので、90人生き残ります。
ですが、生き残った90人の人達の保険は終了しています。
まあ、死んだ人は大儲けなのですかね。100万円以下の投資で1,000万円遺族がGET。

100人の終身保険を選んだ人からも10人死にますので、90人生き残ります。
ですが、この90人の人達の保険はそのまま残っています。
まあ、死んだ人は大儲けではないですね。概ね600万円以下の投資をしている訳ですから。そんでも400万円の保障効果はある。
それで、終身保険を選んだので何か損でもしましたか?
遺族は損してますけどね。
本人にとっては60歳までに死んだ事が損なのであって、
終身保険で何かを損したのですかね?
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この回答へのお礼

ありがとうございます。なかなか頭を集中させて読まないと理解するのが難しいですが参考になりました。
積立が実はファンド型とか、どこの違いでそうなるのかイマイチわかっていません。
得か損かは60歳までに死ぬか60歳以降も生きるかという予測でしかないのでこれまた難しいことなのですね。
とりあえず60歳までに死ぬと想定して保険を掛けることはしません。90%の確率で生きれるので生きるほうを選択したいと思ってしまいます。

お礼日時:2009/10/17 00:42

fantraxさん



「積立終身保険」とは、「積立利率変動型終身保険」(例:http://www.sonylife.co.jp/insurance/whole/files/ …
のことでしょうか。

この終身保険は、「積立・利率変動型・終身保険」ではなく、「積立利率・変動型・終身保険」だと思います。

ネット生保HPに出ていたという「純保険料+付加保険料+貯蓄分」のうち、「貯蓄分(=積立分)」の利率が一定条件で変動していくというものだと思います。
この「貯蓄分」とは、「責任準備金(≒解約返戻金)」だと思います。

通常の終身保険は、契約時に決められた運用利率が契約満了(解約または、契約終了(=死亡))まで変動しませんが、「積立利率・変動型・終身保険」は「貯蓄分(=積立分)」の利率が一定条件で変動していく終身保険。

終身保険も定期保険も、死亡保障保険。被保険者(http://www.jili.or.jp/knows_learns/basic/whatis. …)が亡くなった時に保険金が支払われる保険。遺族(家族)のための保険ともいえます。

終身保険は、何歳で亡くなっても保険金が出る保険(保障期間は終身=一生涯)
定期保険は、一定期間中に亡くなったら保険金が出る保険(保障期間は定期=一定期間)

終身保険は、その仕組み上、「貯蓄分」=「責任準備金(≒解約返戻金)」がだんだん増えていきます。
そして、払込満了時(「60歳まで払込」の終身保険であれば、60歳時)には、それまでに支払った保険料総額と解約返戻金がほぼ同じ金額になるようです。

30歳の人が60歳払込満了の終身保険に加入した場合、30年間払い込み続ければ、解約した場合に元本(支払保険料総額相当額)が無利息で返ってくる、というイメージです。
しかし、払込満了前に中途解約した場合には、"元本割れ"(払込保険料 > 解約返戻金)となります。

これは、解約した場合に戻ってくるのは、「純保険料+付加保険料+貯蓄分」ではなくて、「貯蓄分」だけだからです。
そして、払込満了時の解約だと、払込保険料≒解約返戻金となるのは、保険会社が「貯蓄分」を運用しているから。数十年にわたって顧客が資金を保険会社に"塩漬け"にしてくれた見返りとも考えられます。

(個人的には、損だと分かっていながら泣く泣く中途解約する人を一定割合織りこんで、「運用利率」を決めているのではないかと勘ぐっています。 保険契約者の損≒保険会社の得 ですから。)

「お得な感じ」で保険を選ばす、保険の利用は必要最低限が良いと思います。
「貯蓄」をするなら、資金の自由度が高い運用方法(銀行預金等)を優先してお考えになったほうが良いのではないでしょうか。
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(Q)積立なら60歳で解約したら「純保険料+付加保険料+貯蓄分」の全てが返ってくるのですよね?で、定期なら「純保険料+付加保険料」を全て捨てることになるのですよね?



(A)いいえ。
積立で戻ってくるのは、貯蓄分だけです。
例えば……
20年で払済になる保険を一括払いしたとします。
(40歳で60歳払済の積立保険に、40歳で一括払いした)
純保険料+付加保険料=50万円、積立部分=100万円
保険料合計150万円という保険があったとします。
この保険を60歳で解約すると、150万円が戻ってきます。
すると、純保険料+付加保険料も戻ったような気分になります。
でも、実際は、積立部分の100万円を運用して、150万円にして、それを払い戻しているのです。
100万円を年率2.1%で、20年運用すると、151.5万円となります。
結果は、「純保険料+付加保険料+貯蓄分」の全てが戻ってくるように見えますが、中味は違いますから、この機会に理解しておいてください。

保険会社は、このように顧客が支払った保険料を運用して、それで利益をあげています。
どの程度の利率で運用しているのかは、決算で報告されていますが、現状で、年率3~4%位です。

「掛け捨て」という表現は保険では良く使われますが、捨てるという言葉には、どうしても損をしているという意味が入ってしまします。
専門用語では、「解約払戻金がない」と言います。
同じ言葉でも、イメージが全然、違うと思いませんか?

貴方がある理由から1ヶ月間、ガードマンを雇ったとします。
一ヶ月後、何事もなく、無事に終わったので、ガードマンを解雇します。
「何も起きなかったので、給料はゼロだよ」と言いますか?
このガードマンが保険なのです。
目に見えなくても、保険という保障を「雇った」のですから、対価を払うのは当然のことなのです。

(Q)積立のほうがお得な感じがするのですが
(A)そんな単純な話ではありません。
例えば……
40歳で契約する……
60歳満期の定期保険1000万円の保険料総額が100万円。
60歳払済の終身保険1000万円の保険料総額が600万円だとします。
満期直前に死亡したとき……
それぞれ1000万円を受け取れますが、保険料を払っているので
定期はプラス900万円
終身はプラス400万円
となります。
どちらが得ですか?

また、何事もなく、払込期間が終わると、支払った600万円に対して、解約払戻金が600万円を超えますから、「お得」という気分になると思います。
でも、60歳まで、定期保険との差額の500万円を「塩漬け」にすることになります。
その間に、この500万円が必要になるようなことが起きないことが重要です。

保険を解約する理由として、業界で知られているのは……
これまでは子供の教育費のためにと言うのが多かったのですが、最近は、金融危機で給料が激減して、保険料の支払が困難になった、生活費のために解約する、という理由も目立っているようです。

このようなことにならないように、損得勘定で保険に契約しないようにしてください。
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この回答へのお礼

すごくわかりやすいご説明を頂きましてありがとうございます。
そういう仕組みになっていたんですね。ということは貯蓄分を銀行に預けるか、保険に預けるかでリスクも違うわけですね。
自分で運用して年率1%とか2%は無理なので(株で失敗してます)積立終身保険もアリかなとも思っていました。

しかし、満期直前に死ぬことはほとんど考えていなかったので(そういうリスクもかなり低いとかで)、60歳の時点で得か?損か?でしか見ていませんでした。

60歳前に「解約」があると積立は目減りするのでリスクはありますね。
非常に勉強になります。

お礼日時:2009/09/23 22:23

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