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ある集団のデータから重回帰分析である値の予測式を作成しました。
その予測式を他の集団に当てはめてみましたが、その予測式が妥当か否かはどう判断したらよろしいのでしょうか?
予測値と実測値で有意差がなく、有意な相関があればいいのでしょうか?

A 回答 (2件)

 因果関係の成立要件で、5要件、7要件、9要件など諸説がありますが、私は、時間性、密接性、普遍性、特異性、合理性の5要件で判定しています。



>他の集団に当てはめてみましたが、
 これは、普遍性に相当します。ですから、統計の中級以上の本に記述が見える場合があります。しかし、「いつでも、どこでも成立すること」ともっとも書いてありますが、具体的な判定法は読んだ記憶がありません。
 もしも、予測式(回帰式と表現する方が、紛らわしくない)が当てはまらなければ、説明変数の選択が不適切。別の集団である、という主張はできるが、「いつでも、どこでも成立(一般則)」することを見つけるのが科学なので、別の集団と言っても、「それは調査前から明らか」と一蹴される。例えば、A県とB県は「同じ傾向がある」というのは評価されても、「違っている」と主張しても、科学的には「当たり前」と馬鹿にされる。

>予測値と実測値で有意差がなく、有意な相関があればいいのでしょう
か?
 予測と実測の有意差判定をする方法を思いつきませんが、お考えに賛成です。統計学では、判定するには、これしか無いと考えています。
もし別の集団で相関が無いのなら、
1) 5要件を満たしていない、か
2) 別の集団は、明らかに特別な要因があった、たとえば、インフルエンザの感染率が異常に低いのは予防接種を行った、などの事情があります。

 私は、単相関しかしないので問題は感じません。重相関だと説明変数の組み合わせですから、他の要因も関与する気がします(具体的に分らないと、・・・)。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
参考になりました

お礼日時:2009/10/09 17:55

 参考意見です。



>その予測式を他の集団に当てはめてみましたが・・・
 という事をするからには、「他の集団が、基の集団と同じ性質、または同じ種類」のものだ、という確証はあるのでしょうか?。

 個人的意見では、
>予測値と実測値で有意差がなく、有意な相関がある
ことよりも、そっちの方が、よぽど重要に思えます。他の集団と基の集団が概ね同じだ、という事が言えるのであれば、「予測値と実測値で有意差がなく、有意な相関がある」事は、「他の集団と基の集団が概ね同じで、予測式が妥当」である事の、一つの証拠だと思います。

 逆に、他の集団で「予測値と実測値で有意差がなく、有意な相関がある」事を、「他の集団が、基の集団と同じ性質、または同じ種類」の指標に使いたいのであれば、それは確かに「一つの指標」にはなると思います。

 やはり背景をどこまで攻め切れるかが、こういった話の本質になる気がします。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
助言によりなんとなく自分なりに理解できたような気がします。

お礼日時:2009/10/09 17:57

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