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SFっぽいですが、哲学な質問です。

◆設定

物質転送機が出来たとします。まず、この機械では人を一旦分子レベルまで分解します。そしてある地点にデータを送り、そこで全く完璧に再構築します。この装置は優れた装置であり、記憶も再生されるように作られてるとします。

ここで再生される人は科学的には間違いなく本人です。だって分子レベルで100%同じですから。

しかし果たしてこれは本人と言えるのでしょうか?考えた所非の打ち所が特に見つからないのですが、死んだ人間が生き返った事になるので、ある種の違和感を個人的に感じています。

A 回答 (30件中1~10件)

シュレーディンガーの猫のような質問ですね。


あなたは、
物質転送機の装置で人間が転送されて出現した人間が、
どの様な状態でいる事を望んで居ますか?。

それ以外の回答はないと思う。
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この回答へのお礼

どうなって欲しいかは考えていませんでした。すみません。多分、なるようにしかならないと思います。その結果が出るとすればそれに従います。逆に言うと、仮に太陽が回ってると思いたくても地球が回ってるのと同じで、実証データには従わざる終えないと思っているからです。。

回答ありがとうございました。

お礼日時:2009/10/23 19:09

本人の定義として、仮に、


本人が「自己の肉体に自己の魂を持つもの」という前提でるのならば、
「最終的に魂だけくっついてくれば本人と言える」のかと。
(エネルギーの固まりとして位置(座標)が動くだけなので))

ここで仮に「死の定義として、肉体が現界できなくなり、魂が肉体から離れ続けていることを指す」のだとすれば、「完全分解=死」 になるとも言えないかと。
その場合では「魂は死の場所(天国か地獄かはたまた別の場所かはわかりませんが)」には言っておらず「移動しただけ」になるかと。
(肉体は現界できている訳なので、魂は肉体ある限り、肉体と一緒に現界するという定義あればの前提ですが)

分解されたとしても例えば人が「死」にいたるには「分解時間」も関係してくるかと想われますので。

「0.000000000000000000000000000000000000000000000000000000001」的な、或いは時間が止まった状態で移動できる装置であるのならば、特別何も問題はなさそうですね。

そうなると本人でない場合とされるのは、
「本人が1秒でも存在しなくなってしまった場合にはそれを本人としない」という定義があれば本人ではないとされるケースがあるかもしれませんけれどね。

ただやはり、ここでも「本人は本人なのだと想います。」
「○時○分○秒の本人ではないのであって、△時△分△秒の本人である」と言えるので「時間というステータスが変わるだけ」でしょうね。

時間のステータスが変わった本人がそこにいることにはなるので、
「本人の定義から時間の変化は考慮しないものとすると本人である」と言えて
「本人の定義から時間の変化があった場合は本人としない」というのであれば、転送前の本人ではないでしょうね。」

ようするに本人であることは変わりないけれども、
「転送前と転送後ではなんらかしらの、その本人がもつステータスは必ず何か変化がある」となっているものかと思います。
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この回答へのお礼

理知的な方ですね。観念的な話に明確に回答してくださりありがとうございました。

※良回答が多すぎて一つに決められなくなってしまいました。。全員良回答です。ありがとうございます。

お礼日時:2009/10/23 19:49

No.2 & 6 & 27です。

。。

No.27で、「量子相関している原子」の例を出しましたが、実のところ、「量子相関していない様に思える原子ですら」、です。

周囲との関連性を問題にしていましたが、「それなら、周囲と無関係な状態にある孤立した原子(ないし分子)の場合は、どうだ?」と考える向きもあるかもしれないので、追加しておきます。

真空中に存在し、周囲から十分離れていて「周囲と無関係にあるように見える」場合、捕まえるために目的とする原子(ないし分子)の「位置を正確に特定」し、同時に、その「構成要素」と「速度についての情報を正確に測定」して取り込み、別の地点に、「正確な位置」を指定して、全く同じ構成要素で同じ速度で「転送」しなければなりません。

正確に位置を測定し、同時に、正確に速度を計測する。。。

あれ?

どこかで聞いた話。。。

そうです。ゼノンのパラドックスに「どこか」似ている不確定性原理の限界そのものが、「完全な転送装置」の存在を阻んでいます。。。

あと、真空中に完全に孤立して周囲からの関係を完全に切り離しているようにみえる粒子ですら、(何もないはずの)真空と相互作用し続けています。

>>> http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9C%9F%E7%A9%BA
量子論における真空 [編集]
量子論における真空は、決して「何もない」状態ではない。常に電子と陽電子の仮想粒子としての対生成や対消滅が起きている。
<<<
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この回答へのお礼

専門的ですね。

回答ありがとうございました。

皆様、たくさんのご回答ありがとうございました。

お礼日時:2009/10/23 19:38

 魂の存在をないものとして考えるなら、どっちつかずの難解な疑問になると思いますが、魂があるものとして考えれば別にどうって事はないでしょう。


 魂が本当の自分であり、生命です。肉体はそれに合致する魂が宿るのに適切な状態になっているから、その魂が宿るのです。ということは、分子に分かれているしばしの間、魂が肉体から離れているだけで、ちゃんと肉体が正確に再現されれば再び肉体に吸い寄せられ宿る事になると思います。寝ている間に魂が肉体から抜け出ているのと同じことです。

 肉体はただの道具で、生命が魂にあると思えば、転送する間もずっと生きている事になります。とすれば、転送後も本人と言えるのではないでしょうか。

 精神が脳の産物であったなら、一度死んだ事になりますね。でも、そうだとしても再生されるものがまったく同じなら、元の精神がそのまま継続しているのだから、やはり本人と言える気がします。
 やはり寝て起きたのと同じような状態のように思われますね。
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この回答へのお礼

魂があると仮定すると、エジプトのミイラみたいに魂がちゃんと戻れる様に箱となる肉体を残す思想はありそうですね。

今でも、お金持ちの方は死後に自身の肉体を冷凍保存してますし、、これは「同じ肉体であれば同じ魂が宿る」と言う前提から来てますよね。

回答ありがとうございました。

お礼日時:2009/10/23 18:50

No.2 & No.6です。

。。

No.18のお礼欄
>>>
少なくとも物質転送機は理論的には可能
<<<

では、あり得ません。

無論、同じ設計図でおなじ「構造」を構成することは可能です。
これは、現状、石油化学製品を扱うような化学工場でも、遺伝子操作にて様々なタンパク質を複製する細胞レベルでも、同じことです。

しかしながら、全く同じ「構造」を構成できても、「全く同等の状態を再現する」という意味での「物質転送装置」は、たとえ、一つの原子ですら、転送不可能です。

No.6にて、生命体レベルでの転送時の「時間の停止」について触れましたが、全く同様のこと(ゼノンのパラドックス)が、原子レベルですら、言えるわけです。

特に、原子レベルになると、非局所的相互作用(量子相関、離れた空間にありながら、あたかも一つの塊のように関連しあう二つ以上の粒子)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%8F%E5%AD%90% …
を無視するわけにはいかないため、周囲時空との関係の切断そのものと、別時空への移動そのものが、「全く同じ状態」を再現することの不可能性を物語っています。

また、一卵性双生児は遺伝子(設計図)が同じであり、「意識レベル」でも非常に似通っていますが、「物質転送装置」で想定されるような「全く同一」とはなり得ません。
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>少なくとも物質転送機は理論的には可能だと思います。



 交流電気と、そのシステムを発明、開発したニコラ・テスラを知っていますか.彼は、無線による送電システム(世界システム)を提唱したことでも、知られています.他にも、常識人が驚愕するような発明もしていたと聞いていますし、それはある程度信じることができます.しかし、人を分子レベルに分解し、それを違う場所に送り、完璧に再構築できる装置が発明されるというのは、信じられない気がします.魂や精神まで分解し、転送するというのは、どうしてもイメージできないのです.人は、未だに木の葉一枚、ゴキブリ一匹ですら、ゼロから造る、創造する事が出来ません(たぶん、そうだと思う).それなのに、時空間を自在に操り、違う場所もしくは違う時代(違う場所へ転送可能なら、違う時間に転送も可能であるはず)へ、人を転送できるようになるとは思えません.

 しかし、テレビで良くやっているマジックショー、セロとか、ドクターレオンとかが見せている「手品」は、「これは手品ではなく、魔術ななんだろう」と思うし、人間の可能性は、無限とも思えるので可能かもしれません.

 人は、アニメや映画で表現されている、いわゆる機械電脳社会に生まれることも出来れば、過去の、例えば江戸時代や、それに「相応する」違う場所、時代に生まれることも可能でしょう.でも、二極化、対極化して、為政者と反乱者との相克が生じている、殺伐とした機械科学管理社会に生まれたいと思う人はいないはずです.ある意味、刺激的で魅力があるといえば、あると言えると思います.過去に生きるか、未来に生きるかで、決まりそうな気がします.

 以上は、完全に個人的な思想です.
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No.7です。

「プレステージ」のネタばれ希望でしたらストーリーをお話しますが良くないですよね? でもちょっとだけ。物質転送機もクローンも出てきます。マジックでよくある水中の脱出芸から本当は脱出してないんですよ。何回やってもです。なぜなら、へっへっへっへっ.......ピンときましたか? 質問は人間の意識の連続や再構築についての質問ですから十分哲学的だと思いますよ。クローン技術や未来の科学でどうしても倫理や哲学に触れている問題というのはありますから。
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この回答へのお礼

プレステージ面白そうですね。うーん。。ピンと来ないので見てみるしかなさそうですね。

哲学的と言って頂いて助かりました。。ありがとうございます。一応補足になりますが、SFっぽいですが、これはたまたまそうなだけで、意識の連続や再構築による魂の有無が主題、後、死んだ後に生き返ったとしか思えない人間の存在に対して、死んだら生き返らないと言う現代常識で、感じてしまう違和感についてです。

回答ありがとうございました。

お礼日時:2009/10/23 19:01

 こんにちは。



 ★ ・・・しかし果たしてこれは本人と言えるのでしょうか?
 ☆ 《本人》に尋ねてみるというのはどうでしょう?
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この回答へのお礼

取り合えず聞きたいですね。どう答えるかは知りたい所です。

回答ありがとうございました。

お礼日時:2009/10/12 23:38

#13です。



魂は、輪廻転生の時に、
その魂のふさわしい身体に入り込むと、カルマの法則で云われていると思う。

なので、A地点で分子レベルまで分解するのが一瞬の出来事で、
B地点で再構築も一瞬の出来事なら、
A地点で分解する前の身体的特徴を全て再現するならば、
魂がB地点に瞬時に移動してB地点で再構成した身体に潜り込むかも知れません。

一卵性双子の遺伝子が同じでも性格が微妙に違うと云う事ですからね。
遺伝子を調べても本人かどうか確認が出来ません。
本人にしか判らない体験情報が有ったとしても確認するのは難しい。
で、
B地点で再構成されて出て来た人物に、
「何処から来ましたか」とでもたずねるとよいでしょうけど・・・。
それが出来ないのが今の我々ですね。

なので、『本人である』と『本人ではない』の2つの回答が在ってよいのです。


さて、C地点でもデータが届けば身体の再構築が可能に成ると言う訳ですよね?。
ならば、魂のコピーが起きるか、魂の分離が起きるか、魂の・・・。

人間の性格を決めているのは前頭連合野だそうですよね。
なので、その部位をいかに性格に再現するかに掛かっているのでしょうね。
で、現実に社会にはグループが形成されて居ますよね。
そこには、同じポジションの性格がいるでしょうからね、
そう、身体的特徴で視認できる部分は全く異なるのにもかかわらず、
性格の他人の空似が在ると思う。
十人十色とは昔の人は良く云いえたのかもね。
と云う事で、身体的特徴も性格も同一人物と見定めるかも知れませんよね?。
で、B地点とC地点に同一人物が出現するかも知れません。

で、B地点に出現した人物が魂がA地点から来たモノだとして、
C地点に出現した人物の魂は別のモノかも知れませんね。
すると、前頭連合野の身体的特徴からチューニングされた性格が魂を支配しているかも知れませんよね?。
で、その後の暮らしで微妙にズレが生じてるかも知れません。
B地点が赤道付近で、C地点が極に近い人間が住める環境の処だとしたら、
2つの距離も違うけど環境も天候も違って来る訳で・・・。

しかし、B地点とC地点が同じ場所の隣の装置だとしたら?。
実験担当者たちは、2人居る同一人物に度肝を抜かされる事に成るでしょう。
記憶も再現されているでしょうからね。
と成ると転送装置で再構築した2人の同一人物は代謝も同一の状態で出現したでしょうからね。
さて、何時までシンクロした状態が続くのでしょうね。
でも、名前をフルネームで呼んでも同時に声がユニゾンしているでしょうから無駄でしょうから、
B装置から出て来た○○さんとC装置から出て来た○○さんという具合に区別が必要でしょうね。
で、その区別がだんだん2人にズレを生じさせて行く事でしょうね。


さて、A地点で分子に分解された状態は死なのでしょうかね?。
心臓停止が死とするなら、心臓は消えてますからね。
脳死でも、もはや身体その物が分子に成っている訳で判断しようが無い。
となれば、物質転送機が死の概念を変える事に成るでしょうね。

前頭連合野が傷つけば別人のに様に成ってしまうのですからね人間はね。
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NO.17 です。


重要な段階をすっ飛ばしたようですので、改めて補足させていただきます。
>人を一旦分子レベルまで分解します
ここでそのひとは一旦無になります(=死ぬ)。
ここで葬式をしたり、戸籍を抹消したりするのですか?そうではないですね。この死はあくまでも次の段階へのひとつのステップです。

>そしてある地点にデータを送り、そこで全く完璧に再構築します。この装置は優れた装置であり、記憶も再生されるように作られてるとします
完全な当人が再生するわけです。他にこのひとのIDをおびやかすような別の人間が現れる可能性はないでしょう。なぜなら当人は先刻死んでいるのですから。
彼は全く真正の当人だと思います。
質問者様が疑問に思っておられるのは、つまり、当人の連続性ということではないでしょうか。例えば戦前の日本政府と戦後の、現在の日本政府との連続性、正統性とかいう問題がこれに近いと思います。今の学問では戦前の日本政府と現在の日本政府とは同じもの、連続性がある、したがって戦時に犯した罪は今の政府が引き継いでいるわけです。一旦切れたものでも、全く同じ形態で再起すれば(そして他に同じものがなければ)、それは同一のものだと認知してよいと思います。
ただ、感情的に問題が残るというわけですね。
私は、こういった物質伝送とかいうものを介さなくても、たとえば、A氏が体を破壊されて頭だけが残り、ロボットに記憶だけを継承させた場合でも人格は同一としてみなしてよいと思っています。
そのひとの人格、同一人物としての証は、肉体によるものではなく、記憶内容と性格内容に依存すると思います。
これを疑うこころは差別意識によります。
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この回答へのお礼

わざわざ補足してくださりありがとうございます。確かに連続性の問題でもありますね。連続していれば分解された人の魂なるものが受け継がれた事になりますし。

うーん、差別はしないつもりですけどロボットの姿になった時の当人のアイデンティティには相当なゆらぎがありそうですね。

回答、ありがとうございました。

お礼日時:2009/10/13 00:06

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