
A 回答 (2件)
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No.2
- 回答日時:
サリチル酸と無水酢酸から合成したのでしょうか。
だとすれば、それぞれの物質量はいくらでしょうか。
普通は無水酢酸を小過剰にすると思いますが。
たとえば、サリチル酸を0.010 mol 使い、無水酢酸を0.012 mol 使ったとして、反応が何の損失もなく、完全に進んだと仮定すれば、サリチル酸のすべてと無水酢酸の内の0.010mol が反応して、0.002 mol の無水酢酸が未反応のまま残ります。
こういった状態を想定すると、当然ながら得られるアセチルサリチル酸は0.010 mol のはずです。これが理論収量です。分子量を掛ければ質量に変換できますよね。
しかし、実際にこれだけの量の物質が得られることはほとんどありません。なぜならば操作中の損失があったり、予期しない副反応が起こったりして、目的物以外の物質に変化する可能性があるからです。なので、実際に得られた量を上述の理論値で割ったものを収率と呼び、目的物の得られる(得られた)量を表します。収量ははじめに使った物質の量によって変化しますが、収率は変化しないのでわかりやすいというメリットがあります。
No.1
- 回答日時:
別にアスピリンに限った話ではなく、
A+B→C+D
という反応においてAをmモル、Bをnモル使用したとする(m<=n)と、生成するCの理論量はmモルになります。
これを質量でいえば、Aをm*Ma(g)、Bをn*Mb(g)使用した場合に生成するCの理論量はm*Mc(g)です(Ma、Mb、McはそれぞれA、B、Cの式量とする)。
Cの収率は 実際の生成量/理論生成量*100(%)で得られます。これはモルを使っても質量を使っても(当然ながら)同じ数値になります。
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