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野菜について調べています。有機野菜は一般の野菜より栄養価の面で優れていると聞きました。体に良いはずの有機野菜ですが、発がん性がある硝酸塩含有量が有機野菜の方が多いということを聞きました。そこで研究報告、論文などあれば教えてください。

A 回答 (5件)

美味しい野菜を食べたくて、少し栽培している者です。

全ての野菜が美味しければ、調味料の使用も減り、肉への依存も下がり、低カロリーで生活習慣病になりにくいと考えています。そして、私なりに、美味し野菜の栽培に心掛けています。出来上がったものは美味しいです。店頭のものにはない美味しさです。農薬は手にした経験がありません。

今世紀になってから、栽培が激変しています。「有機液肥」でグーグル検索すると判ります。今世紀から、徐々にヒット件数が増え、今年は約2万件。ヒットした主なサイトを閲覧すると、「有機液肥=作物に有機物を直接吸収させる」という意図が読み取れます。有機液肥⇒水に溶けている有機物⇒作物に直接有機物を吸収させる⇒光合成のリサイクルともいうべきものでしょう。
この反対が、「固体有機」⇒水に溶けない有機物⇒作物に吸収されない有機物⇒堆肥となるかもしれません。今、農業の肥料メーカーは、堆肥を見限って、有機液肥にまい進しているようです。
有機液肥は、光合成のリサイクルと言えなくもありません。光合成によらず有機炭素を獲得できれば、良く生長するでしょう。農産物は、豊作の年が美味しいと言われていました。元気に旺盛に生長するものは、実は光合成が活発で、ブドウ糖が大量に生成され、高濃度のブドウ糖が作物を大きくしているため、自然と収量が多くなる、そのようなメカニズムがあるようです。
生産者とすれば、最初に多額の肥料を投じ、旺盛に生長させ、美味しいものが大量に収穫され、結果的には生産単価はさほど高くはならない、ということかもしれません。
だからと言って、手間も資材も掛けず、安価に生産した美味しくない野菜と同じでは間尺に合いません。結果的に同じ生産単価であっても経緯が違います。初期投資を適正に評価してくれる流通にしか美味しいものは流れないと思います。

私は、栄養面を評価する手立ては持ち合わせていません。ただ、野菜が美味しければ、それだけで健康的な食生活ができるような気がします。
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No,2の者ですが、有機質の肥料のみを使う栽培方法に否定的なのに、


擁護するような形にも見えるのは不本意なので、追記させていただきます。

有機栽培の方が栽培管理が難しくなるうえ、未熟な栽培者が多いため、
硝酸過多を起こしやすい事実はあります。

それと硝酸塩は検査項目に含まれており、データは集められています。
http://www.maff.go.jp/j/syouan/seisaku/risk_anal …
農水省の硝酸塩に関するページです。
下の方に問い合わせ先が記載されていますので、問い合わせてみてください。
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 栄養面の話ですが、最近(2009年8月)このような研究の発表があったようです。


 元の記事が時事物のため消えたため、知っている限りの大ざっぱな内容は。
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英国のロドン大学衛生熱帯医学大学院が、英食品基準庁(略称FSA)からの委託で調査を行った結果。
 過去50年間に発表された有機農産物や畜産物に関する過去50年間の約5万本の文献(論文?)から質の高いものを162本を選び内容を検討した結果、「13の栄養素のうち、ビタミンCやカルシウムなど主要10栄養素では栽培方法によって大きな違いは出ないとの結果が得られた」とのことです。
 このことで様々な異論が出たそうですが、どれもその結果を覆すことはできなかったようです。
 ただ、この結果についてFASでは、「私たちは、有機農業に賛成でも反対でもない。人々が有機食品を選ぶ理由は動物福祉や観葉保全などたくさんある。これからも、科学的根拠に基づく正確な情報を提供していく」とのことです。
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 あくまでも、栄養面に関して科学的に検証した場合ということで、環境に優しいとか、安心(安全ということではない)は別の問題というスタンスのようです。個人的には、当然の結果かなとは思ってますが。
 栄養面で優れた、野菜を作るなら、別に有機栽培じゃなくても十分できるはずですからね・・・
 ずるい言い方ですが、有機栽培といわれる方法を取り入れつつ必要な時に不足する化学肥料、農薬などを適切に使った方が栄養的には優れた野菜ができるでしょう。ということになります。

 文献に関しては、この研究結果は発表されたものですから、その中に文献の一覧が載っているかと思います。(ほとんどが日本語の物ではないでしょうが)

 私見ですが、研究をするにしても、環境の要因(天候、地域差)が大きすぎますし、同じ有機と称しても栽培方法にばらつきが大きすぎる、しかも劇的な差が発生しにくい(同じ栽培方法でもばらつきが出る)ことが、研究が少ない原因じゃないかと思います。
 同じような研究をして、結果として差はありませんでしたなんて研究報告は一度は許されますが、二度三度やったら研究費を切られると思います。

 硝酸塩の含有量に関しては、どちらかというと食品栄養学などで多く研究されているような気はします。
 ただ、栽培管理自体の問題のような気がしますので、「このたび硝酸塩の含有量を調べたところ、有機野菜の中に含有量が高い物があった」という程度のような気がしますが・・・。
 この点は、NO2の方のおっしゃるとおりだと思います。
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論文はご紹介できませんが、あなたが読んだものは重要な説明が抜けていると思います。



有機質の肥料は微生物の分解が欠かせない訳ですが、
その年の天候によって微生物の働き具合が大きく変わります。
成長状態が悪いのを改善させようと肥料を増やしてしまうと、
硝酸イオンを吸収しすぎてしまう結果を招きます。
そういった状態に陥りやすいのが有機野菜です。

無機質の肥料を用いた場合は栽培環境に応じて残留量が異なります。
土壌診断をしっかり行って栽培すれば危険は少ないと言えますが
ちょっとした判断ミスが硝酸過多を招きます。
特に水の移動が少ない施設栽培で起こりやすくなります。

有機質、無機質どちらでも同じ結果を招きます。
ただそれだけの事なので、どちらがどうとはなりませんよ。
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http://www.jstage.jst.go.jp/article/hrj/5/1/5_1/ …

ほとんど差がないので、論文がないとのことです
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