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なかなか産卵木に卵を産み付けないのでペアリング方法が悪いのでしょうか?教えてください。
♂08年4月♀08年6月と♂09年4月♀08年7月と♂09年7月♀08年5月羽化の3ペアの産卵についてですが、ミニケースを用意し3ペアとも1週間同居(強制的に♂を♀の上に載せても交尾しなかった)自然交尾(したところは見ていません)させて、その後♀のみを中サイズケースに産卵木を1本は丸々マットのに埋めて、もう1本は上3/1ほど見える状態で1ヶ月と1週間が経過。(ペアのサイズは♂65ミリ前後、♀45ミリ前後)
産卵木を割っても3ペアとも卵、幼虫一切見当たりませんでした。
ペアリングが3ペアとも失敗?♀をもっと長い間置いておけばこれから産卵する?
読みにくい文章になったかと思いますが、どなたか産卵方法を教えて下さいm(__)m

A 回答 (3件)

まず、1週間同居させたということであれば100%交尾しています。


卵を産まない原因は、産卵セットの組み方、特に産卵木の硬さの選択や本数に問題があったと思います。
オオクワガタは、とても多くの卵を産みますが、大切なことはメスが、
「この木に卵を産み付ければ、幼虫たちが立派に育つことができる」と確信したときしか産卵しない、ということです。将来、幼虫のエサとなる、埋まっている産卵木に不安を感じたときにはその木には産卵しません。したがって、メスの気持ちになり、至れり尽せりの工夫をしてやらなければなりません。
産卵木の本数は、多いほどメスの好みと合致する確立が高くなります。

まず、産卵木の準備ですが、
1.硬い目の産卵木を選ぶ。
クワガタムシは、種類によって、好みの産卵木の質が変わります。ノコギリは非常にやわらかいもの、ニジイロ、ヒラタはやややわらかいもの、オオクワガタはクワガタの中で一番硬いのを好む種類です。切り口の年輪と年輪の間の肉部分に爪を立てて押さえ、跡が少しつくくらいの木質です。木が柔らか過ぎるときは、メスはザクザクとスポンジ状にかじるばかりで、どこに卵を産んだらよいのかわからなくなり、結局卵は0または1粒しか生みません。
そのような柔らかい木の場合でも、太い目の「芯」がある材ならば、芯まで行ってそこに卵を産み付けます。
そこで、「十分に朽ちているが硬い木」を選ぶ、直径は太いほどよい、最低8cm、できれば12cm以上の太い木がよい。柔らかい場合は芯が直径の三分の一くらいあるもの。これを3本(最低2本)準備します。これらの産卵木をバケツに入れた水道水に一晩水没させ、十分に水をしみ込ませます。浮き上がってくるので、重しを乗せる必要があります。
これは、木の中に先住している雑虫を殺す目的もあります。
これを引き上げて、皮をむきます。表面の硬い皮はもちろん、オレンジ色の層もすべてむいて、完全につるつるの木肌が出るようにします。それを12時間直立させて陰干しします。
これで余計な水分が抜けます。
2.マットに埋める
飼育ケースにマットを底から5cmの深さに入れ、水を少し加えて練ります。マットをつかんで力いっぱい握り水がしたたらなければOKです。
これをケースの底に平らにしいて押し固めます。カチカチにする必要はありません。
その上に、さきほどの産卵木を並べます。本数は多いほどよい。マットを少し凹ますような感じに押さえ込んで落ち着かせる。
これらの木をマットで埋めます。細いものなら完全に埋める。太いものなら見えていてもよい。新たなマットを深さ8cm~10cmくらいまでいれます。まっとはやや湿ったもの。
オオクワガタの場合は、マットには一切産卵しないので、マットは安物でもよい。害虫の進入を防ぐため針葉樹系統のものでもよい。ただし幼虫のエサには使えないので注意。
これで産卵セットが完成です。マットの表面には転倒防止のために産卵木の皮などを入れます。
3.メスの投入(1産卵セットにつきメスは1匹です。)
メスは、気に入った産卵木があれば、その下側を噛んで穴を掘り、そこに卵を1ヶ産み付けてオガクズで埋めるという作業を繰り返し、15~30ヶ位の卵を順に産んでいきます。
産卵木が硬ければ、10~15mmの穴に1ヶの卵を産みますが、柔らかいと芯まで穴を掘り進みますので、1ヶあたりに産卵時間がかかりトータルでは少ない卵しか得られません。
また、木があまりにも硬い、あるいは、十分に朽ちていないときは、表面を数ミリかじってあきらめて産卵を中止します。
産卵の準備ができているメスは、スグにマットにもぐって行き、「これだ!」と言う産卵木を見つけたら早速産卵活動をはじめます。
順調に産んでいる場合、1ロット15ヶくらいを、まったくマットにもぐったまま1ヶ月くらい産み続けます。マットにメスのかじった白っぽいオガクズが混じって見えればまず成功です。1ロット産み終えると、餌を食べに上がってきます。そのタイミングでメスを出してしまいます。もし、メスを取り出さないと、1週間ほどして再びもぐって、2本目の産卵木にチャレンジします。気に入らなければ産みませんが気に入れば、また1ロットの卵を産みます。オオクワガタは、この行動の繰り返しで、産卵木のある限り、ほとんど1年中卵を産み続けます。
今は、10月も中ごろですが、室温を23度くらいにすれば、まだ産むと思います。
メスを取り出してから1ヶ月して産卵木を取り出して「割り出し」を行いますが、そのときにメスがかじったあとがたくさんあるものと、かじってないものがあるので、かじったあとがあるものを割ります。かじったあとがないものは割っても何も出てきません。それはまた埋め戻して、メスを再投入すれば、気に入った硬さであれば、第二ロットとしてそれに産みます。
木を割ると、かなり大きな幼虫と極小さな幼虫が出てきます。メスを出して1ヶ月おくと卵はまず出てきません。最後に産み付けた1ヶも幼虫になっているはずです。
卵で取り出すと死亡率が高いので、すべての卵が孵化してから取り出すのです。
出てきた幼虫は、最初の一粒と最後の一粒では1ヶ月のギャップがあるので、同期なのに大きさはずいぶん違います。
取り出した幼虫は、プリンカップにマットを詰めて2週間ほど飼育してから菌糸ビンに移しますが、このときのマットは、産卵木の埋め込みマットは使わずに、クヌギ系統のオガクズやフレークの発酵済みマットを使います。カブト用やクワガタ成虫飼育用はダメです。針葉樹もだめです。「クワガタ幼虫飼育用」という文言のついたのを使用してください。
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この回答へのお礼

早速のそして丁寧な回答ありがとうございます。指示の通り再度実行してみます。今後こそ!!

お礼日時:2009/10/20 22:31

私もNo.2さんの意見に賛成。



・9月以降のセット (如何でしょうか?)
 25℃以上は必要では・・
・材(産卵木)についてもあまり硬すぎるのも、(如何かと・・)
 完全に菌がまわっていない様な、産卵木もあります。
 (完全にシイタケの菌がまわっていなかった?)

・♂09年4月♀08年7月 のペアーについても (♂が今年羽化成虫ですよね・・)
 一冬、冬眠させましょう。(待ちましょう・・)


私も良い産卵木の見分けは完全に出来ませんが・・
だから、
皆さん保険の意味で複数の産卵木を入れている訳ですよね。

また、
菌床産卵と言う方法があるのはご存知ですよね・・

私はこの方法で1回平均20頭程度の幼虫をとっています。
私の場合この方法が確立が高いです。

産卵セットから取り出す時、
丁度、パンを裂く感じです。
・超お手軽。
・疲れない。
・早い。
菌糸ビンを使う時、
・直ぐ菌糸が使える。


産卵木に産まなかった雌が
「菌床産卵」に替えたら産卵したのです。

一度試す価値あります。


但し、今の時期ですと完全に温度管理して
 25℃以上保てないのでしたら産卵は無理です。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
3ペア居ますので1つ菌床でやってみます。
温度も調整します、色々教えて頂きありがとうございました。
今年度ラストトライしてみます、今回で駄目なら来年のGW頃に
ペアリングします。

お礼日時:2009/10/22 08:54

まず時期が悪い。

9月以降のセットでは加温状態でなければ秋を感じて産卵はしません。
それとオスの2009羽化ものは成熟不足で少し早いかもね。
産卵木の割出しも早すぎ。セット後2ヶ月の方が万全。
産卵木はなかなか良質の材が入手できないのでどうしても硬い材になってしまう。業者も固めが良いと言うが嘘。爪で簡単に跡が付く位が最適。
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この回答へのお礼

ありがとうございます、色々難しいですね。

お礼日時:2009/10/28 12:30

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