【お題】引っかけ問題(締め切り10月27日(日)23時)

イランの第五代大統領であった、ハタミ政権の政策についてしつもんです。かれは、イラン革命後初めての改革者として、言論の自由など、西洋の要素を取り入れた人物ととらえているのですが、彼は本当に西洋思想を心から取り入れていたのでしょうか?
西洋思想とイスラム思想を比較し、西洋の正と負の部分をきちんと理解し、良いところはイスラムに取り入れて、悪いところを見定める
というような政策ととらえているのですが、どうでしょうか?
また、前大統領のハメネイ氏やラフサンジャーニーは西洋思想を、現在のアフマディネジャド大統領のように、徹底的に受け入れない方針なのでしょうか?

A 回答 (2件)

>西洋思想とイスラム思想を比較し、西洋の正と負の部分をきちんと理解し、良いところはイスラムに取り入れて、悪いところを見定める


というような政策ととらえているのですが、どうでしょうか?

基本的には、そうでしょう。
ただしどれが良いか、どれが悪いかをどうやって判断するのか、誰が判断するのかは問題がありますが。

>ハメネイ氏やラフサンジャーニーは西洋思想を、現在のアフマディネジャド大統領のように、徹底的に受け入れない方針なのでしょうか?

この問題の根本には、アメリカの態度があります。
ハメネイ師やアフマジネジャド大統領が強硬民族派になったのは、アメリカが一方的にイランを敵視する政策をとり、イラン側からの関係改善、譲歩を否定したことにあります。
ブッシュ政権下でのイラン敵対政策により、アフマジネジャド大統領を生み出したのです。
ブッシュは、イランと戦争をしたくてしかたがなく、そのためにイランを挑発し続けた結果です。
このやり方は、第二次大戦での日本への挑発と全く同じ構図です。
オバマ政権になり、状況は少しずつ変わってきていますが、アメリカとしても急転回できませんし、イランにしてもアメリカを信じられないのが現状です。
またイスラエルが強硬政策を展開しており、国際社会がそれを押さえられない現状では、イランとしても政策の転換ができないでしょう。
特に先の大統領選挙で、イラン国民の意思を無視し、ムサビー氏を一方的に当選とし政治介入しようとした西欧諸国が、正式に謝罪しない以上、敵対関係は、なかなか解消しないでしょう。
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イスラム圏については、欧米に都合がよければ改革派、そうじゃなければ保守派と報道されています。


そもそも報道してる機関が欧米思想だから仕方ない面もあるが。
ちなみに「西洋の正と負の部分をきちんと理解し」て取り入れてる国なんてありません。あくまでも政治的な駆け引きです。
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