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中古のマンションを購入しリフォーム中です。
ソフト巾木のRの部分が絨毯の上に乗っているように付けてあり、見た目におかしいと思うのですが、業者さんから「タイル式に張替のできるものなので、通常こうするものです」と言われました。
確かに事務所等に良く見られる硬く短い毛の絨毯ならばおかしくないのでしょうが、厚みのある絨毯(パイル長H5.2mL4.3m全厚12m)を使用しているので、巾木が浮いているように見えて、とても気になるのです。
Rのない巾木は付けられないのでしょうか?
付け替えをお願いした場合、代金が発生するでしょうか?
わかる方がいらっしゃいましたら、教えてください。お願いします。

他にも、クロスが切り張りしてあったり、予定のない留め具等が付いていたり、直してほしい箇所があるのですが「それは仕方がない」とか「一般的にそうするもの」と言われると知識が無い為、どうしても直してほしいというのは常識的にどうなのか?と悩んでいます。

A 回答 (3件)

R付きのソフト巾木は、後付け巾木ともいわれるもので、タイルカーペット(毛足の短い50cm角のカーペット)やPタイル等を床面に貼った後に貼り、壁との隙間や微妙な段差を隠すために巾木の下部がR状にせり出しています。


後付け巾木の方が壁際のタイルカーペットを施工するのが楽なので、多用されています。

絨毯張りであれば、長い毛足によって壁との隙間が気にならなくなりますから、Rの付いていない先付け巾木をつけると良いです。
タイルカーペットの場合は高さが50mmの巾木を付けるのが一般的ですが、厚さが1cm以上あるような絨毯の場合は70mmの先付け巾木を付けると仕上がりのバランスが良くなります。

マンションを購入されたということなので、賃貸ではないですから現状回復工事を安く済ませることにそれほど気を使う必要がありませんから、業者の言う「タイル式に張替のできるものなので、通常こうするものです」というのは却下して構いません。通常のことばかりしかしないのであれば、注文工事の意味がありません。

巾木を張り替える場合は、付いている巾木と壁の間にスクレーパーあるいはケレン棒を押し込んで剥がしていきます。
年数が経過していると、ソフト巾木が経年変化で硬くなってしまったり、接着剤が強固に残ってしまって労力を要することがありますが、貼ってからそんなに日が経っていなければ比較的簡単に剥がせます。
ただ、剥がす時に壁面の露出している部分にケレン棒の刃先などを当ててしまうと、巾木で隠れる場所ではないので、クロス張替えあるいは再塗装という手直しをしなくてはならなくなります。

知識の乏しい素人は業者の言い分に疑問を抱きながらも従ってしまいがちですが、オフィスビル等では資産価値に影響するため、引渡し検査の段階で施主が指摘した不具合は業者の責任で手直ししなければなりません。
施主側の手落ちが無い限り、施主が良しとしなければ業者はお金を全部もらう事ができないのです。

話を質問者の場合に戻すと、業者の言葉通りに「では、(R付きで)仕方ないですね。」と言ってしまえば、その後になって変更する場合には、追加発生する工事費等は質問者が全額負担しなければなりません。
質問者が業者に、「普通はそういう場合が多いでしょうが、このような絨毯の場合はおかしいので変更してください。」と遠慮なく要求すればいいのです。
お金を支払って工事を依頼している立場なのですから、仕上がりに影響することについては、何も遠慮する必要など無いのです。

巾木を張り替えるとすると、一般家庭の部屋程度の長さであれば、慣れた業者は一人で1日あれば終わります。
工事費をメーター単価で請求する場合もありますが、工賃は1人工で普通は済みます。
業者は使用済みの巾木を他で使用できないし、メーカーから仕入れてしまったものなので、その材料費ぐらいは負担してあげないと業者がかわいそうだと思います。

飴と鞭じゃないですが、10時あるいは15時の職人の休憩時間になる少し前にお茶でも用意してあげるなど、ちょっとした気遣いをすれば、職人さんも喜んで、要求を聞き入れてくれるようになり、丁寧な施工をしてくれると思います。

職人さんに「金を出す施主だからって、好き勝手なことを言いやがって。」なんて影で言われるよりは、「お構いなく。ありがとうございます。」と気持ち良く働いてもらった方が良いでしょうし、施主の利益につながるものです。

職人だって、質問者と同じように巾木が浮いているように見えて気になっているのに決まっています。
立場上、職人の口からそれを言うことができないだけなんですよ。
もしも言えば、「そんなことが分かっているなら最初から良い方法ですればいいじゃないか。」と施主に突っ込まれたりされかねませんし、やり直しするのは面倒で材料費が倍になってしまいますからね。
それで、「タイル式に張替のできるものなので、通常こうするものです」と施主に言ってしまうわけです。
駄目元で言っていることなので、それで施主が納得してくれれば儲けもので、業者にとっては一件落着となるわけです。

それに甘んじるか、心を鬼にしてにこやかに要求するかは、質問者の自由です。
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この回答へのお礼

素人にも解りやすい丁寧なご説明有難うございます。
巾木の張り替え、業者さん職人さんへの考え方・気遣い等、納得させられるお話でした。

実は、なかなか職人さんの作業している時間に現場に行けない事情があり、確認事項は電話でのやり取りが多く、時々、建築士さんが確認に行ってくれてはいるようですが、職人さんの判断で進んでしまい「先に確認してくれたら良かったのに・・・。」という事も多々でした。
休憩時にと、お茶やお菓子をメモ書きを添えて置いてきたりはしていましたが、直接の対話はほとんど取れていませんので、気になっていました。それが原因と思うわけでは有りませんが、大切なことですね。

以上を踏まえた上で、業者さんに張り替えの話をしようと思います。

お礼日時:2009/11/13 12:21

ソフト巾木がその状態では確かに気持ち悪いですね。


カーペットが厚くて巾木が薄いからバランスも悪いですね。

僕ならこの場合は木製の巾木を作ってもらいます。厚み10mm以下で。
色は壁の色と床の色から総合的に判断します。
当然ですが代金は発生します。

なお、職人さんの「常識的」とか「通常こうする」とかいうのは
慣れるしかありません。

僕は建築士で、住宅を設計して注文を受けていた頃、大工さんと何度もやりあいました。
同じ工賃なら、簡単な仕事をしたがります。
で、僕は「あんたそれでも大工か? 大6くらいやな」と皮肉も言いました(^_^;

いろいろ言えば代金がかさみますが、家は一生物ですから
後で後悔するよりは今のうちに納得するまで考えてみましょう。
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この回答へのお礼

ご回答有難うございます。
業者さん(専門家)に「通常は・・」と言われると反論しにくく、悩んでいましたが、専門の方もバランスが悪いと思われるんですね。
やはり、直してもらえるように業者さんに話します。

『家は一生物』
そうですね。今後毎日過ごす場所です。
後悔しないようにきちんと相談してみます。

お礼日時:2009/11/13 11:22

床がパンチカーペットの場合は、巾木が上になることもありますが、一般にカーペットは巾木取付後に施工します。



付け替えたい巾木は、ソフト巾木(塩ビ製)を付けられるのですか?
Rの無い平もありますが、木製もあります。
巾木が伸びて行った先に出入口の枠などに当る部分の納まりが見苦しくないようにモノを選んでください。
好みですが張替には相応の費用がかかります。
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この回答へのお礼

早速のご回答有難うございます。
巾木なんて、業者さんにお任せしておけば大丈夫と、どんな種類があるとか、どういう場所に適しているとか、調べもしていませんでした。
参考にさせて頂ます。

お礼日時:2009/11/13 10:55

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