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神社全般に言えることなのかもしれませんが、
今回は厳島神社に限っての質問です。

今でこそ、神社の中に参拝できるのは一般人でも出来ますが、
その昔、厳島神社内部に入ることが出来たのは、
神官他どのような身分の人たちだったのでしょうか?

A 回答 (2件)

厳島神社は元々推古朝の時に佐伯鞍職が神勅を受けて建てたのが始まりといわれていますから、当時は天皇以下皇族のみが中に入ることが出来たと思われます。


後に平清盛が厚い信仰をもっており、現在の規模の社殿を造営したといわれますから、平安後期は平家一族が中に入ることができたと思われるでしょう。
後に平家が滅んだ後は源氏や毛利氏、江戸時代には広島藩主浅野氏が崇敬していましたので、このような巨大な崇敬者(時の権力者)が拝殿の中に入ることが許されたと思われます。

様々な神社の縁起などいただくと、誰が何の為に神社を造営したのかが書かれていたりしますので、こうした造営に深い人物の一族が拝殿に上がることができたと思われます。

それと式内社等当時の神社の格式にて入っていた神社はそれなりに決まりなどがあったとおもいますが、式内社等から外れた民社レベルの神社なんかはかなりアバウトだったと思います。
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この回答へのお礼

平安後期以降のこともわかり、大変勉強になりました。

神社の縁起を調べてみるのは、最近の楽しみでもありますので、
今後の調べものの仕方の参考にもなりました。

ありがとうございました。

お礼日時:2009/11/23 21:12

 一番奥まで入れるのは天皇陛下でしょう。

伊勢神宮でも一番奥が天皇陛下が入れるそうです。天皇が神事を行うこともありますので。
厳島神社も同様と思われます。

 もう少し外側が首相ですね。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

なるほど。たしかに天皇陛下も神事を行いますね!

首相も、となると、大まかに言ってしまえば、
その時代の、国にとって重要な役職にある人物が
入ることが出来ると考えてよろしいのでしょうか。

お礼日時:2009/11/13 22:23

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