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堆肥と腐葉土は何が違うのでしょうか?
あるWebでは「わらや落葉、その他動植物由来の有機物が堆積し
発酵した土が堆肥」「落ち葉(主に広葉樹の葉)が堆積して発酵し
た土が腐葉土」とありました。つまり植物性の原材料の違いなので
しょうか?

市販では牛糞堆肥とか見るので、植物性のみだと腐葉土で動物性が
含まれれば堆肥かとか、あるいは、発酵と腐敗、嫌気と好気などの
違いかとか色々考えたのですが・・・。

A 回答 (5件)

>落ち葉(主に広葉樹の葉)が堆積して発酵した土が腐葉土


その通りです。
ただこの場合発酵ではなく腐敗が正しいかと思います。

自然界で何年もかかり、ヨシ、スゲ、ヌマガヤ、ヤナギ、ミズゴケなどが同じように堆積して腐敗したピートモスも腐葉土です。

要は落ち葉などが堆積して微生物などによって腐敗したものを腐葉土と呼び この場合熱の発散は無いものと思われます。

一方、堆肥は人工的に有機物を微生物を利用して、短期間に熱を発生させて発酵させて分解します。
本来牛馬などの糞尿の処理に稲藁などと交互に積み上げ発酵させたもので原形をとどめない程度まで変化したもので、何らかの肥料分(特に窒素)は含まれています。

肥育牛農家などでは堆肥の肥料分だけでほとんど化学肥料を使用しないで稲作をしています。

最近はコンバインで刈り取った稲藁は短く切ってそのまま土に鋤き込んでこれも地中の微生物で腐敗させます。(緑肥と呼ばれているようです)
落ち葉などもそのままスコップで30cmほど掘り下げたところに埋めておけば半年位でほとんど腐敗して簡単に有機質土壌が出来ます。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
引っかかっていた点が見えてきた気がします。
常温で微生物や虫で分解された腐葉土、高温を伴って微生物や菌で分
解(発酵?)されると堆肥と。

生ゴミ、落ち葉、ワラなどの原材料の施し方も。
未熟な堆肥や腐葉土はNGと聞きますが、別にそのまま埋めても時間
が経てば有機質土壌改良となる。ただし、野菜の生長を妨げる有害ガ
ス(アンモニア?)が発生するため、野菜を育てるのと同時並行は有
害と。(春から夏に野菜を作り、秋から冬に土作りをすれば、生のま
ま埋めても良いのかも?)

うちは輪作で何かしら作り続けており、家庭菜園を休ませる暇がほと
んどないので、堆肥(orただの腐葉土?)作りは畑の隅のコンポスト
で行い、ある程度熟したら畑に混ぜてやろうかと思っています。

皆様、さまざまな角度からアドバイスをありがとうございました。
お陰さまですっきりいたしました。まとめてしまい申し訳ありません
が、本当にありがとうございました。なお、全員にポイントを差し上
げることが出来ず申し訳ありませんでした。

お礼日時:2009/11/19 17:00

肥料取締法(肥料公定規格)でしっかりと定義されています。


堆肥には肥料取締法に基づく表示があります。

法令で定める植物の栄養分としては、窒素(N)、リン酸(P)、カリウム(K)、石灰、マグネシウム(Mg)、ケイ酸、マンガン(Mn)、ホウ酸などを肥料としています。

農作物を栽培する場合、N、P、Kが欠乏しやすく、これら3成分を肥料の3要素といい、いずれか1つ以上を含有するものを肥料と考えるのが普通です。石灰を含め4要素ともいいます。

堆肥は施用後に土壌中で微生物により分解されて腐植となり、土壌の保肥カが増加し、土壌の保水性や土壌微生物が増加します。また土壌の固化を防ぎ団粒構造を改善するのに役立ちます。

最近は生ごみからつくる堆肥がありますが、これは可溶性の成分が高濃度に含まれているのでやりすぎると生育が悪くなるし、長年使い続けるとチッソが蓄積されてチッソ過多になってしまいます。エコかもしれませんが使わない方がいいです。

私は堆肥は使っていません。市販の腐葉土(ほとんど濡れ落ち葉)を3年くらい寝かせて完全にボロボロになってから使っています。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
ご教授頂いた栄養分の含有量の規定もあるのでしょうか。
どれかを少しでも含めば肥料と呼んでよい、であれば腐葉土でも肥料
を名乗れそうで・・・。

生ゴミ堆肥を含め、種類が多く使用方法も難解に感じております。
その意味で、腐葉土のみの使用とし、堆肥未使用と言うのは一つの手
法として参考になりました。ありがとうございました。

お礼日時:2009/11/19 13:22

堆肥はその名の通り『肥』料。



腐葉土はその名の通り『土』

です。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

チ/リ/カの含有率を見ても、肥料(化成肥料、油粕、骨粉、草木灰、など)と比較
すれば堆肥はかなり肥料分が少ないのですが、肥料の分類へ含める定義ですね。
腐葉土の肥料分含有率は少なすぎるから肥料とは呼ばない、と。その観点ではNo.2
の方と同じでしょうか。
家庭菜園の本を何冊か読んでいますが、腐葉土は肥料効果がほとんどないが、堆肥
は多少の肥料効果がある。堆肥を施した場合は肥料を控えめに、などとあります。

堆肥と腐葉土の目的(土作り、土壌改良、?)は似てるが、肥料かどうか、の違い
と考えて用いれば良い、と解釈をし始めております。

お礼日時:2009/11/18 20:18

わら、落葉などを堆積するとき、硫安、石灰窒素を添加してつくるのが普通堆肥。

わら、落葉など、堆肥材料に微生物を加えて堆積するのが特殊堆肥。堆肥は発酵途中で70℃前後の温度となり有害微生物や病害虫を死滅させることができます。
家畜糞尿や家畜の敷きわらなどを微生物で分解、熟成させた肥料はきゅう肥です。堆肥とあわせて、たいきゅう肥とも呼びます。堆肥、きゅう肥は肥料です。

腐葉土は落葉などが微生物やミミズ、ダンゴムシなどによって分解されたものです。腐葉土は肥料ではありません。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

「植物系資材に肥料分を含む資材を混ぜると堆肥」「植物系のみなら腐葉土」と
言う解釈であれば、No.1の方に近いですね。ただ、堆肥は肥料、腐葉土は肥料
ではない、と。一般的に売られている肥料と比較すると、堆肥であっても肥料分は
少ないと思うので、肥料の定義の解釈の違いでしょうか。肥料、堆肥、腐葉土、と
肥料分がゼロではないと思いますが、どのくらい含まれれば肥料と呼んで良いのか。
窒素分が何%以上は肥料と呼ぶ、などと定義があると分かりやすい気がします。
(一概に言いたくなるのが我々素人なのですが、一概に言えないところが難しい
のでしょうね・・・)

70度前後の高温で発酵させると堆肥と言うのも一つの定義になるのでしょうか。
堆肥作りで高温にできなければ、堆肥にはならず腐敗による失敗か、良くて腐葉土
にしかならないとか・・・?(水分過多、頻繁に混ぜすぎ、冬の低温、など)

お礼日時:2009/11/18 20:17

糞尿系由来の肥料は堆肥。


植物系由来の肥料は腐葉土。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

養分濃度の差はあれど、堆肥も腐葉土も肥料との解釈ですね。
糞尿系資材のみの物はないような気がするので、植物系資材に糞尿系を混ぜれば
堆肥となり、植物系資材で作れば腐葉土との定義でしょうか。

ありがとうございました。

お礼日時:2009/11/18 20:16

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