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合金の2元系平衡状態図について質問なのですが、

一般的に、横軸にはwt%がとられていると思いますが、たまに%が用いられてることがあります。
これは、意味合いてきに同じなのでしょうか?
(Cu-35wt%Ni)と(Cu-35%Ni)は同じ意味なのでしょうか?

また、別の話になるのですが 全率固溶の二元系状態図を考える場合
例えば、温度が液相線に達すると固体が生じますが
それぞれの固体が(Cu-46wt%Ni),また(Cu-46%Ni)だった場合、
その1つの固体についてみると、Cu:Ni=54:46の割合で組成されてると
考えてよろしいのでしょうか?

初歩的な質問ですがよろしくお願いします。

A 回答 (2件)

>> (Cu-35wt%Ni)と(Cu-35%Ni)は同じ意味なのでしょうか?



No1さんがおっしゃる通り、wt%(質量%)とat%(原子数%)の二種類が
使われていますので単に%だけではわかりません。
たとえばA成分とB成分が1:1に化合した相が50%の目盛りのところにあれば
at%かなと見当がつきますが、全率固溶傾向にある場合やA成分とB成分の
原子量(または式量)の差が小さいと分からないこともあります。
あと、軸の目盛りはwt%でもスケールはat%にとられている図もありますので
注意が必要です。

>> それぞれの固体が(Cu-46wt%Ni),また(Cu-46%Ni)だった場合、

すみませんが「それぞれの固体」という意味がよくわかりませんでした。
全率固溶ですから固相が二種類以上同時に現れることは無いと思うのですが。
温度を下げていくと、L→(L'+S')→S、のようになるはずです。
(Lが液相、Sが固相です)

Cu-Ni系の場合Niのほうが融点が高いですから液相線、固相線とも
右上がりの線になります。
液相領域から線を下ろしていって液相線とぶつかったところから
右に行き固相線とぶつかったところの組成が初析固溶体の組成です。

英語のサイトですがページ中ほどにわかりやすい図が出ています。
参考にしてください。
http://www.sv.vt.edu/classes/MSE2094_NoteBook/96 …
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一般的にどちらを用いるかは存じませんが、


at%(原子個数の割合)を示している場合が有ります。
単に”%”だけの表示の場合、どちらを示しているか不明であれば金属間化合物が示してあれば区別することが出来ます。

>それぞれの固体が(Cu-46wt%Ni),また(Cu-46%Ni)だった場合、
>その1つの固体についてみると、Cu:Ni=54:46の割合で組成されてると
>考えてよろしいのでしょうか?
wt%の場合は重量比、at%の場合は原子の個数の比になることは理解できていると思いますが、二元系の場合はそのように考えられます。
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