高速回線が山間部などに来る、というお話、詳しくご存じの方教えてください

Question

人口密度のかなり低い地区に住んでいます。インターネットはかなり以前から利用していたのですがISDNしか回線がありません。
買い物などに不便な地区だからこそ、ネットが欠かせないのですが、回線が遅いために利用できないサービスがどんどん増えていっています。衛星で光インターネット回線が利用できるとか何年か前に見たのですが、個人レベルで利用できるような規模ではなく、会社、工場などで利用するような規模でした。最近（数か月前）、またニュースで何年か先をめどに山間部などでも光が使えるように補助金を出して、2年先くらいまでには整備するとのニュースが流れ、注目していましたが、結局それきり新しい情報がありません。
今はパソコン以外のものもネットに接続できたり、いろんな利用がされています。家電などを購入する時なども、うちはISDNしかないから…という選択をするべきなのか、将来（数年先）は光インターネットが来る、と考えて行動すべきなのか、迷います。
詳しく事情をご存じの方教えてください。
参考HPなどもありましたら教えてください。

noname#140925 · Accepted Answer

通話用電話回線では、国からNTTに対して全国津々浦々で通話出来るようにしろとの強制命令が出ています。（ユニバーサルサービス制度）

[参考]ユニバーサルサービス制度
http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/joho_tsusin/universalservice/index.html

しかし、インターネットに関しては、ユニバーサルサービス対象外のため、採算が取れる地域以外（NTTが損をする地域）にはサービスを提供する義務を持ちません。
NTTですら、そのような状況ですから、他社が儲けが出ない地域にサービス提供する訳が無く。

なので、採算が取れる目処が立つか、ユニバーサルサービスとして国から強制的にやらされるようになるかしない限り、貴方の地域に光インターネットは来ません。

一応、総務省が貴方の地域のように、世の中から取り残される地域を少なくするための戦略を掲げて推進していますが・・・
「概ね順調に普及してきていて、一部の地域が取り残されるのは仕方なし」的な雰囲気になってきている気がします。

[参考]デジタル・ディバイド解消戦略　官民連携によるブロードバンドの全国整備
http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/joho_tsusin/broadband/index.html

CATV等もサービスが行われていないのでしょうかね？

先ずは、市政・県政および総務省に対して、現状の説明と環境改善の嘆願を意見として出す辺りから始めるべきでしょうね。
その地域の住人が不満の声を上げない＝現状のままで問題ない、と取られても仕方なし、ですから。
特に年寄りばかりがおおいような地域だと、そもそもネットを必要としていないので、市政・県政も問題を認識していない場合があります。
なので、先ずは不満であるという意見を伝える所から始めましょう。

市政・県政または総務省が、その意見を受けて、真剣に取り組んでくれれば環境が改善されるかもしれません。（と言っても、早くても数年先になるでしょうけど。）

家電製品については、ネットに絡むのはTVやレコーダーくらいでは？
それ以外のもので、家電製品をネットに繋ぐ必要のあるものは無いと思いますが。
TVやレコーダーに関しては、ネットに繋がれば便利は便利ですが、無けりゃ無いで困らないでしょうし、それを重視して製品購入する人は殆どいませんから、そこは無視して製品選びすれば良いと思いますよ。

SpiralGalaxy · Answer

衛星を使ったインターネットサービス…確かに以前存在し消滅していきました。

しかしこの４月から「新たに」日本の個人向けにサービス開始されてますよ。サービスを提供する会社は日本ではありません。
以前の衛星ネットと違い、上下回線とも衛星を使います。

○ IPSTAR 1Mbps～4Mbps
月額3,500円。初期費用 300,000円
http://planet-net.jp/ipstartoppage.html

○ BBSAT 予約受付中
以前の掲示では月額6～7,000円 初期費用30,000円って書いてあったんですけど、現在はどこにも書いてなくて不明。
http://www.bbsat.jp/index.html

kawakawakawa13 · Answer

希望者を１００人集めても、とてもペイしません。
なぜなら、そこの対象回線を収容している電話局にその能力が無ければ対応できないですし、地方の場合、シェルタータイプの無人局も多いですから、まずそこまで大容量の光ケーブルを引き、更にその先のユーザーのお宅まで、と言ったら、いくらかかるかわかりません。
その希望者が、密集して住んでいるならまだしも、分散しているのなら、まず無理です。

Fuu1962 · Answer

たぶん希望者を１００人集めたらBフレッツを引いてくれると思います。

人口密度最低の村はそうしたって聞いています。

aki43 · Answer

こう言う相談もおおいですよね
NTTは法律で営業が出来ないので　住民からの申告が有ると初めて検討に入れます
ですので　市役所　商工会の青年部とか　近隣でいらっしゃると思います
そう言う方に相談するとか　　生活.商売などに困窮してるなどの理由ですよね

結構　市役所は冷たいと思いますよ　本人達が困ってない事もあり
予算がなかなかつかないのでしょう
まぁ　商工会の方で　宴会部長の様に世話する方がいらっしゃるといいかも

市が分かりませんので　何ともいえませんけど

piyorina · Answer

残念ながら個人では、無理です。
自治体主体でケーブルテレビを導入してケーブルインターネットを実現する方が早く進むかもしれません。

個人で出来る範囲なら携帯電話回線経由のインターネットを導入しましょう。
ＩＳＤＮより速いです。

noname#114962 · Answer

色々話は出ていましたが、1万円以下で、簡単な装置を設置するだけで数Mbpsの衛星インターネットができるというサービスの会社はインターネットバブル崩壊の時に無くなったようです。

結局の所、人口密度の低いところに光ファイバーなりを引く場合、そこに住んでおりネットを使う人に、使用料金として全ての費用を払ってもらうしかありません。
都会ならその金額はご存じのように6千円とかこのくらいなのですが、利用者が数人、といったレベルになると、回線やその他の設備費用を全て個人で負担することになりますから、高すぎて結局誰も利用しないという状況のようです。
現状でも、ISDN1500を導入するならNTTが線を引っ張ってきてくれる場合もあるようですが、そこまでお金を払う人はなかなか居ません。

衛星を使ったネットサービスですが、以前から問題は変わっておらず、下り回線には衛星を経由できますが、日本のサービスなら、日本国中の人が1台の衛星を利用するため速度が出ないという問題、また衛星を経由するため遅延がひどいという問題、
上り回線が衛星経由では利用できないので結局地上の回線を使う必要があること。
など利用者の不満が多きく結局サービスは無くなってしまいましたし。

上りも衛星を利用するサービスでは、衛星をかなり低空飛行させて実現する予定でしたが、この方法だと人工衛星が薄い大気の影響で早く壊れるため、次々に打ち上げる必要がありとても利益が出ないようです。

同じ事を電話でしているのがイリジウムですが、すでに危機的な状況(一度破綻しかけましたし)で、これの通信速度は確か9.6Kbpsのはずですし、料金もすさまじいですから、これを1Mbpsくらいにしようと思ったらいくらかかるのか…。

引いても赤字であるのが確定的な地域に光などが来るかは、結局国など、利益を追求しない方向の事が行われるかと言うことになります。
しかし、最近言われている限界集落など、存続自体が問題な地域がある以上、医療、郵便、上水道などが優先されインターネット回線はかなり優先度の低い物になるでしょう。
ただ、ある程度人がいて利益は少なそうだけど赤字にならないくらいのエリアならもう少し待っていればブロードバンドは利用できるようになると思いますよ。

ちょっとソースがどこにあったのか忘れましたが、そういった地域の人を、ある程度都会の地域に政府の補助で全員引っ越してもらった方が生活インフラの維持費が大幅に下がり、もちろんインターネットも利用できるので、それくらいする方がむしろ現実的ではないかというような試算を見たこともあります。

今後、田舎の方に住むと言うことは、田舎のメリット(例えば土地が広いとか、空気がいいとか)を享受する代わりに他の例えばインターネット回線は捨てるという、特異な選択肢になってくるのではないかと思います。
実際、都会に人は集まり、田舎の人は減っていますよね。

今後田舎に高速ブロードバンドが普及するかは、何とも言えませんが今のところ可能性は低いのではないかと思います。
遠い未来なら回線が普及するだろうという考えもあるようですが、その頃にはほとんどの村は維持不能で無くなっているのではないかと私は予想しています。

予想困難な状況であり、国も大赤字ですし、今の状況を考えると、引っ越すのが一番安く、確実な方法だと私は思います。
別に東京の中心に引っ越す必要はないですから、ある程度都会に近い、すでに光が来ているくらいのエリアでいいと思いますが。
生活の面でも物が安く入手できるとか、医療水準が維持されている、など他のメリットも大きいため、ある程度住むのなら引っ越しコストの回収もできると思います。
仮に国が田舎中にブロードバンドを引いたとしても、赤字になるのは分かっているので、そのお金は税金から出るわけですから、ブロードバンドがきたと喜んでいても結局負担はしているわけですし。

あくまで私の考えなので、参考程度に。

唯一希望があるとすれば、電話線を使ったADSLのサービスのReachDSLのような遠距離対応のサービスがさらに改善され、20キロ程度の距離で使えるようになれば、利用者がある程度確保できそうなのでひょっとしたら…。

45yama · Answer

ＩＲＵ方式という方法で、地方自治体が光ファイバーケーブルを設置して
その運用・保守を、既存の通信事業者に委託する事で、インターネットの利用が
住民でも可能になるとの事です。
http://www.ntt-east.co.jp/business/case/2008/013/index.html
　国が、２００９年度補正予算で、補助金を支出する事にしたので、山間部を
かかえている自治体が、今夏・数多く申請をだしました。
　hijkさんの住んでいる自治体の状況を、確認してください。

　私のすんでいる町では、住民アンケート（導入希望者数把握）により、ＮＴＴ東に
光ファイバーサービス開始の、要望書を出してます。
（数百から千単位の、申し込み希望がまとまれば、実行されるようです。）

kawakawakawa13 · Answer

その辺の話は、あくまでも費用対効果、という話となります。
山間部でも、一部の自治体では、独自の補助政策を採って、インターネットに接続できるようにしているという話を聞いたことがあります。
あなたの住んでいる地域の市町村役場等に問い合わせてみるのも手です。

高速回線が山間部などに来る、というお話、詳しくご存じの方教えてください

通話用電話回線では、国からNTTに対して全国津々浦々で通話出来るようにしろとの強制命令が出ています。

衛星を使ったインターネットサービス…確かに以前存在し消滅していきました。

希望者を１００人集めても、とてもペイしません。

たぶん希望者を１００人集めたらBフレッツを引いてくれると思います。

こう言う相談もおおいですよね

残念ながら個人では、無理です。

色々話は出ていましたが、1万円以下で、簡単な装置を設置するだけで数Mbpsの衛星インターネットができるというサービスの会社はインターネットバブル崩壊の時に無くなったようです。

ＩＲＵ方式という方法で、地方自治体が光ファイバーケーブルを設置して

その辺の話は、あくまでも費用対効果、という話となります。

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